



2回目の訪問旅、最終日始まり
エキスポライナーで行くぞ!
万博訪問2回目の旅行、最終日の始まりです。ゆったり朝ご飯をホテルで食べてから会場へ向かいます。
行きは大阪駅からエキスポライナーに乗ります。もちろん先頭の「JR WEST Parade Train(通称パレードトレイン)」に乗りました。


大阪駅から乗りましたが、普通に座ることができてよかったです。
車内にはディスプレイが大量に設置されていて、走行する場所によって異なるテーマの映像が流れます。大阪駅を発車直後は「EXPOタイムトンネル」というテーマで、これまでの万博を思わせる映像が流れます。


この映像はもちろん大阪・関西万博をモチーフにしたもので、たくさんの「コミャク」を見ることができます。


外の景色をリアルタイムで撮影し、その上にARで映像を合成しているため、車両全体が外に広がったように感じられて、面白い仕掛けです。
桜島駅からバス
先頭車両に乗ると、そこから臨時改札を抜けてバス乗り場へと向かいます。朝1番の時間ではなかったため、予約の有無による混雑の差はありませんでした。


バスは路線バスタイプの車体なのですが、定員ギリギリまで人数を乗せるので、タイミングがよくない限り、ほとんどの場合立って乗ることになります。
乗車時間もそれなりにあるため、西ゲートに行くのであれば、一部の場合を除き、ほぼ確実に座れる大阪駅や他の場所からのシャトルバスを予約して向かった方がよい気がしてきました。
バスの先頭付近に立っていたら、ごみ焼却場がよく見えました(笑)


最終日は関東に帰るまでの短時間勝負
エクスポーズ!
それでは、早速万博会場の中へ! タイミングよく人があまりいなかった「エクスポーズ」で記念撮影ができました。


おそらくこの後は大行列となる人気スポットになるでしょう…。
当日キャンセル待ちで、いのちの未来
シグネチャーパビリオン「いのちの未来」は、当日はキャンセル待ち登録が可能です。キャンセル待ちを登録してすぐに呼ばれたので、会場に向かいました。


しかし、呼ばれてから実際に展示を見られるようになるまでに、1時間くらいかかりましたので、なかなか辛かったです。
間違えて呼びすぎたのか?呼び出しの基準が謎でした。キャンセル待ちは時間に余裕を持って使いましょう。
真っ黒な幕で覆われた建物には水が流れていて、神秘的な雰囲気をまとっています。


仮設の建築物だからこそ実現できる、ユニークな構造の建物です。
こちらは、前を通るたびに写真を撮ってしまう「Better Co-Being」です。


閉幕までに中に入れなさそうなので、ぜひ建物だけでも別の場所で維持されることを願っています。中には塩田千春の作品などもあると聞いています。
ランチはアフリカ料理
お昼ご飯は「アフリカンダイニングホール PANF’」でいただきます。注文を受けてくれた店員さんは日本人の方でした。厨房の中ではアフリカの方が働いていました。


店内の1番奥には楽器が置いてあり、ここで定期的にパフォーマンスが開催されます。


食べたのはマフェと「マダガスカル・バニラ・エール」です。マフェとビール、とてもおいしかったです。


パフォーマンスも目の前で楽しむことができました。(5人のパフォーマーのうち4人は日本人の方でした)





いのち動的平衡館、いのちめぐる冒険を連続して体験
当日予約が取れた「いのち動的平衡館」を体験しました。その後は、その隣にある「いのちめぐる冒険」も体験しました。


フィリピンパビリオンで終わる!
のの日は関東に帰る日だったため、ホテルに預けた荷物を受け取って空港に向かわなければならないので、そろそろ切り上げることにしました。
最後にフィリピンパビリオンも見学して、万博会場を後にします。





関東へ帰る
ホテルで荷物を受け取り、伊丹空港へ
宿泊していたホテル「大阪ステーションホテル」で荷物を受け取り、


大阪駅のバスターミナルから伊丹空港へと向かいます。


551レストランで早めの夕食
伊丹空港では、551のレストランで早めの夕食をとりました。やっぱり食べたくなっちゃう、豚まんと焼売でスタートし、


海鮮焼きそばと酢がしっかり効いた酢豚を食べて大満足です。










パビリオンの感想
いのちの未来
シグネチャーパビリオンの1つである「いのちの未来」。プロデューサーは、人間にそっくりなアンドロイドを作ることで知られる石黒浩教授です。
このパビリオンは、他のパビリオンとはまた異なる仕組みで入場ルートが用意されており(なぜかは不明)、当日は入口に掲げられたQRコードからアクセスできるウェブサイトでキャンセル待ちの予約ができます。



しかし、このキャンセル待ちの予約がまた厄介で、呼ばれてから30分以内に行かなければならないというルールがあります。何度か挑戦したのですが、30分ルールが厳しく、せっかく呼ばれても間に合わず、何度も諦めることになりました。
何度か挑戦して、ようやく入ることができた「いのちの未来」。入場すると、音声ガイド用のデバイスが手渡されます。


これにより、自動的に解説音声が流れる仕組みになっています。
最初に出会うのは、猿型ロボットの「アイアイ」。ずっと何かを話し続けています。


最初の部屋では、日本には古来より人形に魂を込めるという信仰や風習があり、そうした文化が未来のアンドロイド開発にもつながっていることを感じます。


こちらの猿型ロボットには、顔の代わりに感情を表現する記号のようなものが表示される仕組みになっています。正直、かなり不気味です。


展示はロボットに案内されながら、部屋を少しずつ巡って体験していきます。電車のシーンでは、アンドロイドの子供が座っていたりします。


展示全体は物語調になっており、パビリオンのタイトル通り「命の未来」を感じさせる内容です。


一つ一つのシーンがとてもよくできていて、強い没入感がありました。


最後のほうのシーンでは、自然の死を迎えるか、アンドロイドとしての命を選ぶかという非常に重い選択が提示され、思わずかなり泣いてしまいました。


その次の部屋では、テレビでも見たことがあるマツコ・デラックスのアンドロイドが登場します。


最後の部屋では、「モモ」という1000年以上先の進化した人間「ミレニアムヒューマン」の踊りを鑑賞しますが、


目が合うと背筋がぞっとするようなリアルさで、かつ神様のような神秘的な雰囲気があり、


言葉では表現しきれないようなすごい時間が流れていました。


かなり満足度の高いパビリオンでした。


いのち動的平衡館
シグネチャーパビリオンの1つである「いのち動的平衡館」。プロデューサーは、生物学者としてテレビなどにも時々登場する福岡伸一氏です。
デジタル技術を駆使したアート作品「クラスラ」を鑑賞します。


正直なところ、この作品は難しかったです。最後にプロデューサーによる解説があり、パビリオンが伝えたかったことが少し理解できたような気もしますが、それでも難解な展示だと感じました。


いのちめぐる冒険 ANIMA!
続けて、こちらもまたシグネチャーパビリオンの1つである「いのちめぐる冒険 ANIMA!」を体験しました。
このパビリオンには複数のコースがあり、そのうちの1つが「ANIMA!」です。プロデュースは、『アクエリオン』などを手がける有名なアニメーション監督、河森正治氏です。
中に入ると、映像と振動を組み合わせた体験ができます。


映像に合わせて参加者がジャンプする演出などもありますが、対象年齢は子供向けだと思います。


映像はかなりカオスな印象で、最後までよくわからないまま終わりました(笑)




フィリピンパビリオン
東ゲート近くのフィリピンパビリオン。フィリピンの美しい景色を堪能することができます。タペストリーに映像を投影する演出が素敵でした。


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