2年に1度、フロリダ州はウォルト・ディズニー・ワールドにて
開催されているD23イベント「Destination D」のお話。
僕が参加した2014年のテーマは「Attraction Rewind」。
老舗から現在のアトラクションへの流れに浸る、2日間が始まります!
規模感が良い
実はこのイベントの参加者は約1000人と、
アナハイムで開かれているD23 Expoと比較するとかなり小規模。
この規模感ゆえの恩恵がたくさんありました。
恩恵①:ほとんど並ばない
初日は朝8:30に開場ということで、朝っぱらからコンテンポラリーリゾートへ。
早速キューラインへ並ぶぞ!!!!
…と思ったらあれ???
思ったより人が少ない!
簡単に会場内へ入れてしまいました。平和。
これから合宿みたいなイベントが始まるので、もうちょっと家で寝てから来れば良かったwwwww
恩恵②:取捨選択がない
D23 Expoでの一番の悩みである、取捨選択。
同時間帯に多数のプレゼンテーションやイベントが同時多発的に開催される中で、
自分はどれに参加するのかを選び取る必要が出てきます。
一方でこちらのDestination Dでは、
全員が1つの会場でひたすらプレゼンを見るスタイルで、同時間帯に他にやっているイベントもありません。
「見たいセッションが見れなかった」ということが起こりえない安心感!いいね!
恩恵③:ファンと和気あいあいと話せる
この規模感と、心のゆとりからなのか、参加者のファンの方々がすごくフレンドリーでした。
特におじちゃんおばちゃんたちが、
「ニューヨーク博のプログレスランドの列がグワーーーって伸びててすごかったんだよ!?」
「昔は小銭を入れたらこの機械で人形が作れたんだよ!?」
「うおー!懐かしい!!!!!!!!」などなど全力かつ全身で昔の思い出話をしてくれましたwww
そして会場の規模が小さいので、一度喋るともう友達に。
(翌日、万博の話をしてくれたおじさんたちが僕のなくした傘を全力で探してくれました。笑)
こうしてファン同士がリラックスして繋がれるイベント!いいね!
じっくり、充実のプレゼン!
プレゼンはイントロダクションを除いても、
2日間で14セッション。合計12時間超。
ということでざっくりとプレゼンを振り返ります!1日目:ニューヨーク世界万博
1日目はこの年50周年を迎えた、1964年ニューヨークで開かれた世界万博にフォーカス。
この万博でお披露目された4つのアトラクションをプレゼンで巡る行く1日に。
個人的に大好きなアトラクション、カルーセル・オブ・プログレス もその中の1つなので、ディズニーレジェンドのマーティ・スクラー氏によるセッションも。
かつてアナハイムで構想段階にあったメインストリートUSA拡張計画。
そのアイデアを引き継ぎ、どのようにカルーセル・オブ・プログレスへ繋がっていったのかを丁寧に話してくれました。
そしてこのセッションに限らず少し気を抜くと、
MartyとBobのセッションは内容もだけど「あれ、このスライド入れたっけ?」とかギャグみたいなことをMartyが言い、Bobがツッコむという華麗なノリツッコミが印象的だったwww #D23DestinationD
— Pitts (@piazza_1118) November 22, 2014
のようなレジェンドによるコントが始まる仕様でしたwwwwwwwwwww
面白くてかっこいいおじいちゃんたちだなあ。
2日目:過去から現在へ
この日は、前日のニューヨーク博から少し離れて。
過去に実現しなかったアトラクション・テーマランドのアイデアや、
過去のディズニー作品をどう現在のパーク内に生かしているのか等のセッションが中心でした。
この日、特に会場が沸いていたのはトニー・バクスター氏の「ディスカバリー・ベイ」のセッション。
かつてディズニーランドのフロンティアランド拡張計画として構想されていたこの地、
1つのパークとして実現しかけたあと、世界のパークに散りばめられていった過程をトニーさん自ら解説。
またDiscovery Bayは1つのパークになる予定もあったらしく。コンセプトアートでは左右に1つずつ大きなエリアがある形だった。また、パークが大き過ぎて入り口を2カ所に設ける計画もされていたそう。#D23DestinationD
— Pitts (@piazza_1118) November 23, 2014
Discovery Bayのライドアトラクションの1つになる予定だったIsland at the Top of the World。スクリプト付きで各シーンのコンセプトアートを見る時間があったんだが、何故実際にあれを作ってくれなかったんだ… #D23DestinationD
— Pitts (@piazza_1118) November 23, 2014
大好きなディズニーシーの源流のアイデアも、
「なんで作らなかったの?!」と言いたくなるほど素敵でした。
という感じで…
2日間もみっちり!
老舗アトラクションから現在への流れに身を浸したのでした。
次回はこんなかんじの、
フォトロケーションでヴィークルに乗り込んだり、
最終夜のスペシャルイベントに行ったりした話をば。
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