fukuhomuローマのピザは四角いピザ!?
バチカン美術館から歩いてBonciへ
朝からバチカンのサン・ピエトロ大聖堂とバチカン美術館を巡り、いよいよお昼ご飯の時間です。美術館から歩いて15分弱の場所にあるピザ屋さん、ボンチ(Bonci)へ行きました。


ローマのピザは四角いのが特徴です。そして耳がありません。四角いピザはピッツァ・アル・ターリョ(Pizza al taglio)という名前で、ボンチはその名店として知られています。注文するとその場でカットしてくれ、量り売りで購入できます。


四角いので並べても隙間ができず、とても合理的だなと感じました。
道端で立ち食いピザ
こちらのピザ屋さんは、店内と店の外にほんの少し立ち食いできるテーブルがある程度で、基本的にはテイクアウトのお店です。しかし観光客はいちいちホテルに戻るわけにもいかないので、みんなその辺でワイルドにピザを立ち食いしています!
それもまた旅の醍醐味ですね。



ピザは具がたくさんで美味しかったです。特に写真右側のピザは、ししとうのような野菜がてんこ盛りで、ピザというより具そのものを食べているような感覚でした。


一緒に揚げ物も頼みました。中はラザニアのパスタとトマトソースだったので、たぶん「ラザーニャ・フリッタ(Lasagna Fritta)」という創作料理です。


こちらも美味しかったです。衣がびっくりするくらいカリカリでした。ローマといえばお米が入った「スップリ(Supplì)」が名物なので、そちらを選ぶのもアリだと思います。
サンタンジェロ城
バチカンからすぐ近くにある城
お腹いっぱいになったので、次の目的地へ向かいます。ピザ屋を後にして向かったのは「サンタンジェロ城(Castel Sant’Angelo)」です。
サン・ピエトロ大聖堂は、離れて見るとまた印象が違います。遠くからだとドームがより強調されて見えますね。


近くで見たときは、建物前面の迫力に目がいくせいか、意外とドームの印象は薄まるように感じました。
そしてこちらがサンタンジェロ城です。


サンタンジェロ城は、2世紀にローマ皇帝ハドリアヌスの霊廟として建設され、139年に完成しました。もともとは城ではありません。
その後403年に城壁に組み込まれ、防御用の要塞となります。8世紀に教皇領が成立すると、教皇の軍事拠点や避難場所として用いられるようになりました。バチカン宮殿とは専用の秘密の通路でつながっています。


それでは入場券を買って中に入ります。今回は予約は特に必要ありませんでした。
登って上へ上へ
城の中に入ると、薄暗いスロープを上っていきます。


いわゆる「城」という言葉から想像する空間とはまったく異なり、少し驚きました。霊廟だった頃の名残が強く残っているのだと思います。


上まで行くと、バチカンを見下ろすことができます。


天気が良かったこともあり、非常に良い眺めでした!
城の内装にも見どころいろいろ
景色も素晴らしいですが、城の内部も見応えがあります。現在は全体が博物館として公開されています。
その中で目を引いたのが、天井に施されたメダリオン装飾です。イルカとトカゲ(?)が彫られたものがあり、それぞれの動物のイメージから何らかの意味が込められているのだろうと想像しました。


さらに、この2体の動物のしっぽが絡み合っている点にも、きっと象徴的な意味があるのでしょうね。
こちらの作品は色鮮やかな色彩が目を引きますが、気になったのは聖母マリアの足元にいる天使たちです。


1515-1517年頃 ルカ・シニョレッリ
天使たちはなぜ体が描かれず、このように赤子の顔だけで表現されることが多かったのでしょうか。不思議に感じました。
お城の最上部に行くと、1番上に設置されているブロンズ像を間近で見ることができます。


この像は大天使ミカエルです。剣を鞘に収めるポーズをしており、疫病が収束したことを意味しているそうです。
最近ではコロナ禍を私たちも経験しましたが、人類の歴史を振り返ると、このように疫病との戦いが何度も繰り返されてきたのだということを実感します。
城を後にする前に立ち寄ったこの部屋も、圧倒的な装飾で強く印象に残りました。


「パオリーナの間」と呼ばれるこの空間は、壁面全体がトロンプ・ルイユ(騙し絵)で構成されています。
サンタンジェロ橋から城を眺める
これにてサンタンジェロ城の見学は終了です。帰りは城の前にかかる立派な橋、サンタンジェロ橋を通りました。この橋から見るお城はまた格別で、堂々とした姿がとても印象的でした。


橋の両脇には天使の彫刻が並び、そのスケールの大きさにも圧倒されます。



つづく…

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