【ローマ】バチカン市国とサン・ピエトロ大聖堂|罰金から始まるカトリックの中心地探訪

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「10日間で巡るイタリア〜ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマ」の記事です。(38/38)

約 4 分で読めます。( 1887 文字)

はじめに

fukuhomu
ローマ滞在中、朝から少し苦い出来事がありました。路線バスでクレジットカードのタッチを後回しにした結果、まさかの罰金54.9ユーロ。そんな気持ちを引きずりながら向かったのが、カトリック教会の中心地・バチカン市国です。果たして世界最大級の教会建築、サン・ピエトロ大聖堂はどんな空間だったのか。実体験をもとに振り返ります。
目次

バチカンにバスで行くぞ

路線バスに挑戦

ホテルで朝食を食べてから、バチカンへ出発します。アクセスは路線バスが一番良さそうだったので、利用することにしました。

ローマ市内を走る路線バス

平日の朝のせいか、通勤で利用している人も多く、車内は大混雑でした。

混雑する路線バスの車内を再現したイラスト
このイラストはAIにより生成されたものです。
This illustration was generated using AI.

クレジットカードをタッチする機械までたどり着けなかったので、諦めてそのまま乗車することに。まあ、降りる時にタッチすれば良いかと軽く考えていたことが、この後仇になります……。

まさか、捕まる、どうなる?

バチカンまで近づくと、車内は空いてきます。思えばこの段階でクレジットカードをタッチしておけば……。

もう少しでバチカンというところで、何やら運転手に挨拶をして男女の係員が乗ってきました。その2人はイタリア人以外の観光客に対して、乗車に使ったクレジットカードを提示するよう求めてきます。そうです、無賃乗車の取締りです。

当然タッチしていなかったので、その場で降ろされ、罰金を払うことに……。まあ、タッチを後回しにした自業自得なのですが。他の観光客も同じように降ろされていて、たぶん乗っていた観光客全員だったのではないでしょうか😰

罰金の価格は54.9ユーロ(約10,000円)でした。後でタッチしようなんて考えてはいけないのです……。痛い勉強代でした……。

なお、支払いはキャッシュレスでその場で完結します。

気を取り直してバチカン市国

サン・ピエトロ大聖堂へ

無賃乗車の優しさとして、バチカンのすぐ手前で検挙してくれるので、そこでバスを降ろされても歩いてすぐにバチカンへ行けます。

というわけで気を取り直して(取り直せなかったけど)バチカンに入ります。ここがローマ・カトリック教会の象徴的中心であるサン・ピエトロ大聖堂です。

サン・ピエトロ大聖堂の外観

サン・ピエトロ大聖堂に入る前には手荷物検査があります。まだ人は多くなく、すぐに入ることができました。

楕円形の広場の中心にはオベリスク、その両側に噴水があります。

サン・ピエトロ大聖堂の目の前にある噴水

噴水は割と地味ですよね。

サン・ピエトロ大聖堂の目の前にある噴水

正直、サン・ピエトロ大聖堂の広場と建物の感じは、思っていたより小さくて、これがカトリック教会の中心地なの……?という感覚は否めませんでした。まあ、さっき罰金を取られて機嫌が悪かったというのもあるけれどw

広場を取り囲むコロナードが大きいので、ドームも相対的に小さく見えると言いますか……。

正面のファサードの上部には、中央にキリスト、その両側に洗礼者ヨハネと使徒たちの彫刻が飾られています。ファサードはギリシアの古代神殿のような意匠です。

サン・ピエトロ大聖堂のファサード

遠目から見るとドームが象徴的で目立つのですが、近くに来ると神殿部分のインパクトが強く、別の建物のように感じられます。表面に貼り付けたような見た目なので、腰巻きビルのようにも見えます。

ここが、カトリックの中心…!

思っていたより案外地味な外観ですが、中に入ると雰囲気は一変します。金に彩られた華やかな空間です。そして、あらゆる箇所に微細に彫られた彫刻があります。

サン・ピエトロ大聖堂の中

こういうものを見て地震が来たら大変なことになりそう……と思ってしまうのは日本人の性です。

中を進むと、さらに煌びやかな場所があります。

サン・ピエトロ大聖堂の天蓋と聖霊

この黒いオブジェのようなものは天蓋といい、写真には写せていませんが、その下が祭壇になっています。その向こうに見えている、爆発のように金色に輝く装飾は聖霊を象徴するものです。精霊ではなく、聖霊です。

この写真だとよく分かりませんが、中心はステンドグラスになっていて、その中央には鳩がデザインされています。

聖霊は、私を含めキリスト教徒ではない人々にとって、特に理解が難しい概念かもしれません。キリスト教は一般に一神教とされていますが、その唯一の神は3つの「位格(ペルソナ)」として同時に存在するとされ、これを「三位一体」と呼びます。3つとは、父なる神、子なる神(キリスト)、そして聖霊です。三者は別々の神という意味ではなく、同じ神性を共有しながら区別される存在と理解されます。

聖霊は新約聖書において鳩の姿で現れたと記されているため、サン・ピエトロ大聖堂でも鳩で象徴的に表現されています。

この上にあるドームはミケランジェロによる設計ですが、写真に収め忘れました。代わりに他の人による別の楕円ドームの写真を……。

サン・ピエトロ大聖堂の楕円形のドーム

サン・ピエトロ大聖堂を出る時、ちょうど窓から光が差し込んでいて、神秘的な雰囲気を作り出していました。

サン・ピエトロ大聖堂の中に日光が差すところ

大聖堂の近くで見かけたポストは黄色でした。

バチカンの黄色いポスト

ここがイタリアではなく、バチカンという別の国なのだと実感します。

fukuhomu
この後も引き続きバチカンで過ごします。次に向かうのはバチカン美術館です!

つづく…

10日間で巡るイタリア〜ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマ

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最後まで読んでくれてありがとう✨
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