fukuhomuバチカンにバスで行くぞ
路線バスに挑戦
ホテルで朝食を食べてから、バチカンへ出発します。アクセスは路線バスが一番良さそうだったので、利用することにしました。


平日の朝のせいか、通勤で利用している人も多く、車内は大混雑でした。


This illustration was generated using AI.
クレジットカードをタッチする機械までたどり着けなかったので、諦めてそのまま乗車することに。まあ、降りる時にタッチすれば良いかと軽く考えていたことが、この後仇になります……。
まさか、捕まる、どうなる?
バチカンまで近づくと、車内は空いてきます。思えばこの段階でクレジットカードをタッチしておけば……。
もう少しでバチカンというところで、何やら運転手に挨拶をして男女の係員が乗ってきました。その2人はイタリア人以外の観光客に対して、乗車に使ったクレジットカードを提示するよう求めてきます。そうです、無賃乗車の取締りです。
当然タッチしていなかったので、その場で降ろされ、罰金を払うことに……。まあ、タッチを後回しにした自業自得なのですが。他の観光客も同じように降ろされていて、たぶん乗っていた観光客全員だったのではないでしょうか😰
罰金の価格は54.9ユーロ(約10,000円)でした。後でタッチしようなんて考えてはいけないのです……。痛い勉強代でした……。
なお、支払いはキャッシュレスでその場で完結します。
気を取り直してバチカン市国
サン・ピエトロ大聖堂へ
無賃乗車の優しさとして、バチカンのすぐ手前で検挙してくれるので、そこでバスを降ろされても歩いてすぐにバチカンへ行けます。
というわけで気を取り直して(取り直せなかったけど)バチカンに入ります。ここがローマ・カトリック教会の象徴的中心であるサン・ピエトロ大聖堂です。


サン・ピエトロ大聖堂に入る前には手荷物検査があります。まだ人は多くなく、すぐに入ることができました。
楕円形の広場の中心にはオベリスク、その両側に噴水があります。


噴水は割と地味ですよね。


正直、サン・ピエトロ大聖堂の広場と建物の感じは、思っていたより小さくて、これがカトリック教会の中心地なの……?という感覚は否めませんでした。まあ、さっき罰金を取られて機嫌が悪かったというのもあるけれどw
広場を取り囲むコロナードが大きいので、ドームも相対的に小さく見えると言いますか……。
正面のファサードの上部には、中央にキリスト、その両側に洗礼者ヨハネと使徒たちの彫刻が飾られています。ファサードはギリシアの古代神殿のような意匠です。


遠目から見るとドームが象徴的で目立つのですが、近くに来ると神殿部分のインパクトが強く、別の建物のように感じられます。表面に貼り付けたような見た目なので、腰巻きビルのようにも見えます。
ここが、カトリックの中心…!
思っていたより案外地味な外観ですが、中に入ると雰囲気は一変します。金に彩られた華やかな空間です。そして、あらゆる箇所に微細に彫られた彫刻があります。


こういうものを見て地震が来たら大変なことになりそう……と思ってしまうのは日本人の性です。
中を進むと、さらに煌びやかな場所があります。


この黒いオブジェのようなものは天蓋といい、写真には写せていませんが、その下が祭壇になっています。その向こうに見えている、爆発のように金色に輝く装飾は聖霊を象徴するものです。精霊ではなく、聖霊です。
この写真だとよく分かりませんが、中心はステンドグラスになっていて、その中央には鳩がデザインされています。
聖霊は、私を含めキリスト教徒ではない人々にとって、特に理解が難しい概念かもしれません。キリスト教は一般に一神教とされていますが、その唯一の神は3つの「位格(ペルソナ)」として同時に存在するとされ、これを「三位一体」と呼びます。3つとは、父なる神、子なる神(キリスト)、そして聖霊です。三者は別々の神という意味ではなく、同じ神性を共有しながら区別される存在と理解されます。
聖霊は新約聖書において鳩の姿で現れたと記されているため、サン・ピエトロ大聖堂でも鳩で象徴的に表現されています。
この上にあるドームはミケランジェロによる設計ですが、写真に収め忘れました。代わりに他の人による別の楕円ドームの写真を……。


サン・ピエトロ大聖堂を出る時、ちょうど窓から光が差し込んでいて、神秘的な雰囲気を作り出していました。


大聖堂の近くで見かけたポストは黄色でした。


ここがイタリアではなく、バチカンという別の国なのだと実感します。



つづく…

コメント