大阪・関西万博現地レポ⑳|ヨルダン・ネパール・空飛ぶクルマ体験!奇跡の当日予約成功と砂漠の部屋

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「大阪・関西万博現地レポ」の記事です。(20/24)

約 8 分で読めます。( 4145 文字)

はじめに

fukuhomu
大阪・関西万博、14回目の訪問の記録です。朝に羽田から伊丹へ飛行機で移動し、宿泊先のホテルに荷物を預けます。その後、東ゲートから入り、まだ行けてなかったネパールパビリオンやヨルダンパビリオン等を巡りました!
TIKIKITI AI
パビリオンの感想は最後に書いてあるピヨ
目次

最後の万博旅行!はじまる!

会期中にロゴが変わったNTT

8月末の万博訪問は、私にとって大阪・関西万博最後の訪問となります。4日間の万博訪問のスタートです。

今回は羽田から伊丹まで飛行機で移動し、難波のホテルに荷物を預けてから万博会場に向かいました。入場は東ゲートです。

東ゲートに入ってすぐのところにあるNTTパビリオンのロゴが、新しいものに入れ替わっていることを確認しました。

前回万博に行ったのは6月だったので、ロゴ変更が行われてから初めての万博訪問ということになります。

TIKIKITI AI
2ヶ月ぶりってことピヨ!

7月に開館したネパール

最初に向かったのはネパールパビリオンです。

こちらはタイプAのパビリオンですが、開館が間に合わず、7月になってやっと開館したパビリオンとなります。列はできていましたが、思ったよりすぐに入ることができました。

パビリオンの中央は大きな広場のようになっており、ネパール料理(インド料理も?)の店がたくさんあり、もはやフードコートのようでした。

食事が最も充実している海外パビリオンといっても過言ではないと感じました。

fukuhomu
大久保あたりにあってもいいのでは…(笑)

万博会場に来る前に昼ご飯を食べており、お腹がいっぱいだったので、ヒマラヤの地下水で作ったネパール産ウイスキー『オールドダルバール』を使ったハイボールを飲みました。

fukuhomu
ヒマラヤの地下水というキーワードが使えるのはものすごい強みですね!

WASSEそれは避難場所

この日のパビリオンの目当ては、先程のネパールと、もし入ることが叶えばヨルダンと大阪ヘルスケアパビリオンのリボーン体験です。他に並んで入りたいパビリオンは特にもうなかったので、とりあえず涼みにWASSEに入りました。

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困った時のWASSEピヨ

WASSEのNorthでこの日開催されていたのは、「日本の魅力まるごと体験 in EXPO」です。この催しは期間によって出展する団体が変わっており、この期間は千葉県・石川県・長野県・愛媛県・西のゴールデンルートでした。

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WASSEにはNorthとSouthがあるピヨ

愛媛県では大きなみきゃんがお出迎えしてくれました。

長野県は、やはり(?)信州であることを大きく主張していました。

会場には雪だるまが展示されており、信州の天然雪で作ったものだそうです。

隣のSouthで開催されていたのは「Live Anywhere / 星の島の夏祭り」です。会場の中央には「星の島の学び舎」という名前の没入型インスタレーション展示がありました。

すでに予約はいっぱいだったので体験はできませんでしたが、気になったのは左上についた英字ロゴでした。

見覚えのあるロゴ……。こちらは、独立行政法人情報処理推進機構(通称IPA)のロゴです。日本の情報処理資格の運営を行っている団体です。

fukuhomu
私も何回お世話になったか分かりません。(受験料を払うだけ払って受験しなかった回も多数あり……それは寄付金になったか…)

14回目だけど…まだまだ行けてないとこ沢山

東ゲート側のヨルダン、空飛ぶクルマ

今回の万博は14回目となり、万博に行ったことのない友人からはドン引きされることも多いですが、当然まだまだ行ったことのない場所がたくさんあります。

ヨルダンもまだ行けていないパビリオンの1つです。こちらのテイクアウトのお店では、パビリオンの展示に入らずに購入できるので、人気のデーツシェイクをいただきました。

甘すぎず、とてもおいしかったです。デーツが2個もらえると聞いていたのですが、もらえなかったので、なくなったようです。

ヨルダンパビリオンの見学もできたらと思い、会場の近くで予約サイトを操作していたら、なんと当日に7時15分からの回を予約できました。というわけで、また後で戻ってきます!

この日、唯一事前に予約を取っていたのが「空飛ぶクルマ ステーション」です。

予約がなくても見学できるコースがありますが、予約があると別のルートで見学できます。

西ゲート付近の美しい夕陽

空飛ぶクルマ ステーションを見学した後、再び会場を散策しました。向かったのは西ゲートの先です。フューチャーライフゾーンのいちばん海側は休憩所になっており、夕日が非常に美しく眺められました。

そんな絶好のロケーションにあるのが、私が何度挑戦しても当選できなかった「万博サウナ『太陽のつぼみ』」です。

サウナは予約のみなので、もちろん体験はできませんでした。しかし、入り口にあるスタンプは押すことができたので、記念に押してきました。

別の場所でこのサウナを体験できることを願って、ここを後にしました。

パーソナルモビリティの試乗

西ゲートの付近で見つけたのが、パーソナルモビリティーの試乗コーナーでした。万博前半ではこのパーソナルモビリティーが会場内を走っているのをよく見かけましたが、そういえば最近は走っていないような気がします。

そのパーソナルモビリティに、ほんの数分だけですが試乗できるのがこちらです。大混雑の会場でもほとんど誰も並んでいなかったので、待ち時間なしで体験できました。

真夏の夜の万博

日が暮れてからが本番

暑いので、日が暮れてからがちょうどいい時間となりました。

この日は夕焼けが非常に美しく、気持ちの良い天気でした。光る大屋根リングも素敵です。

まだ行っていなかったバルト館やアルジェリアパビリオンにも入りました。

何度も訪れてしまうお気に入りのトイレでは、出口付近に水が張ってあり、水の循環を意識しているとのことです。

ちなみにこの水底の水は、建物の屋上の砂利に降った水が使われており、さらにその再生水がトイレの排水に活用されているそうです。まさに水の循環!

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上で座ってる人たちは花火待ちの人なのかな?

そして待望の、ヨルダン!

本日、最後のイベントは奇跡的に当日予約が取れたヨルダンパビリオンです。

並んでいるうちに花火の時間になったのですが、あいにく場所が悪く、中国パビリオンの影から少し見える程度でした(笑)

ヨルダンパビリオンを体験した後は、西ゲートから桜島駅行きのバスに乗って帰ります。また明日も来るからね!

fukuhomu
万博は4日連続で続きます。また明日〜!

パビリオンの感想

ネパールパビリオン

開館が遅れたネパールパビリオンをやっと体験しました。会場のほとんどがフードコートに占められているのは、日本人がネパール人経営のカレー屋さんを非常に好むことをよく理解しているなと感じました(笑)

展示物はネパールの芸術家が作った作品が多数展示されています。

明確な記載はあまりありませんでしたが、各展示に連絡先が書いてあったので、おそらくほぼ全てが売り物だと思われます。

値段の記載はありませんでした。作品によっては撮影禁止のものもあるので、撮影の際はお気をつけください。

また、このパビリオンは非常に冷房が効いていて快適でした。

ネパールパビリオンから見られる景色 ヒマラヤ?
(ルクセンブルクパビリオンです)

空飛ぶクルマステーション

空飛ぶクルマ ステーションは、撤退国のスペースを活用し、万博協会が設置したパビリオンです。入ってすぐの場所に展示してある機体はスカイドライブ社のものです。

予約なしコースでもこのスカイドライブ社の機体を見ることはできますが、予約があると中に入って写真撮影をすることができます。

盛り上げ上手なスタッフさんにおだてられ、たくさん写真を撮ってもらいましたが、みんなから丸見えなので若干恥ずかしかったです(笑)

運転席も見学できました。非常に未来的です。次は丸紅による展示で、こちらは英国のVertical社製VX4のキャビンを疑似体験できる展示です。

キャビンはかなり四角い形状なので、そのような形の空飛ぶクルマをイメージしてしまいますが、実際は他の空飛ぶクルマと同じようにヘリコプターのような形をしています(笑)

そして、次がパビリオンのメインイベントとも言えるJALの「SoraCruise by Japan Airlines」です。サザエさんでも、カツオとサザエさんとマスオさんが訪れたパビリオンです。

イマーシブシアター体験の前には、空飛ぶクルマに色を塗ることができます。パーツごとに色を塗り分けてもつまらないと思い、何か柄ものの機体ができないかなと思って塗ってみたら…

ヤケクソで塗ったみたいな仕上がりになってしまい、タブレットをスタッフさんに渡すのが恥ずかしかったです……。

そんなふうに色を塗った空飛ぶクルマは、実際に映像の中で飛んでいました。もう少し線を細くしたほうがよかったかもしれません。

イマーシブシアターは想像以上に良かったです。

未来の万博会場には、大屋根リングのようなものが残っていました。

バルト館

入り口に置かれたミャクミャクが盗難されたことが話題になったバルト館。一度集まったミャクミャクはなくなったと思っていたのですが、また何体かいました。

300種類のハーブが展示されている

バルト館は、ラトビアとリトアニアという2つの国による合同パビリオンです。

奥の緑の壁は冷たくなっており、その結露に指で自由に絵を描いてよいことになっていました。

入口から最後まで非常に雰囲気がよく、香りも心地よいパビリオンだったので、入ってよかったと感じました。

アルジェリアパビリオン

アルジェリアは北アフリカに位置する国です。サハラ砂漠のある国ですが、それ以外の側面についても多く知ることができ、よかったです。

ヨルダンパビリオン

大人気で、絶対に無理だと諦めていたヨルダンパビリオンでしたが、万博公式サイトで予約して入場する形式に変更になったので、長蛇の列に並ばなくても入るチャンスができました。

その変更に伴って予約に挑戦してみたところ、運良く取れて入場できました。

展示スペースでは、ヨルダンの文化が展示されていました。

壁に映る単語の下でタイミングよく楽器を鳴らすと、その単語が変化するインタラクティブな展示もありました。

ヨルダンパビリオンが人気の理由は、この奥にある砂漠の部屋です。手前で靴を脱いでから入ります。(臭かったwww)

砂漠の砂は、世界遺産であるワディ・ラムの砂をきれいにして運んできたものです。

ワディ・ラムは『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』や『オデッセイ』の火星シーンのロケ地になっています。とてもサラサラしていて、ひんやり冷たくて気持ちが良かったです。

砂漠の部屋では、みんなが砂の上に座ってシアターを鑑賞しました。ヨルダンのスタッフのお姉さんが日本語が上手すぎてびっくりしました(笑)

人が歩いた後の砂がきれいに波打っていて、美しいなと思いながら会場を後にしました。

1度は訪れてみたかったので、体験できて非常に良かったです!

この記事は連載です!

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