【ヴェネツィア】ムラーノ島で味わう郷土料理。思わず『サイゼリヤの世界がここに!?』と感じたランチ体験

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「10日間で巡るイタリア〜ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマ」の記事です。(20/22)

約 4 分で読めます。( 1673 文字)

はじめに

fukuhomu
ブラーノ島からムラーノ島にやってきました。地元民から愛される食堂のラ・ペルラ・アイ・ビザテイで大満足のランチを食べます!
目次

ムラーノ島へ

ヴェネツィア本島から近いガラスアートの島

ブラーノ島から船に乗って、本日2つ目の島であるムラーノ島へとやって来ました。

ムラーノ島の街並み

ヴェネツィア本島からかなり近い島ということもあって、島内は先ほどのブラーノ島より人が多く賑わっている印象です。

ムラーノ島の運河と街並み

運河のある美しい街並み

島の中にはヴェネツィアらしい風景が広がりますが、ヴェネツィア本島の運河よりは広々としている印象で、似て非なる雰囲気があります。

ムラーノ島の運河と街並み

運河沿いに建つこちらの一際美しい建物は「パラッツォ・ダ・ムーラ(Palazzo da Mula)」です。

パラッツォ・ダ・ムーラ(Palazzo da Mula)

元々は貴族の邸宅で、ムラーノ島に残る数少ないゴシック建築の1つです。モネがヴェネツィアを訪れた際、この建物をモチーフに絵を描き、作品として残しています。

TIKIKITI AI
作品はワシントンD.C.のNational Gallery of Artにあるピヨ

お昼ご飯を食べる

地元民からも観光客からも愛されるラ・ペルラ・アイ・ビザテイ(La Perla Ai Bisatei)

船着場から足早に向かったお店はこちら、「ラ・ペルラ・アイ・ビザテイ(La Perla Ai Bisatei)」です。

ラ・ペルラ・アイ・ビザテイの外観

ペルラとは真珠(パール)、アイは英語のatにあたる言葉です。つまり「ビザテイの真珠」=名店という意味になります。

ビザテイは、ヴェネツィア語でウナギを意味するbisàto(ビサート)の複数形らしいのですが、それ以上を裏付ける確かな情報は見つけられませんでした。

これが素晴らしきイタリア食堂

足早に向かったおかげで開店すぐに入店でき、この日最初のお客さんになりました。出る頃には行列ができていたので良かったです。

あれこれ悩みながらも、早速注文をしてワインと食前酒からスタート。

白ワインのデカンタとアペロール

ワインのデキャンタのフォルム……これは……サイゼリヤだ……。

白ワインのデカンタ

もう1つは、イタリアの定番食前酒であるアペロールです。アペロールはまだサイゼリヤにはありませんね。

英語メニューを見せてもらったのですが、他のお店でも注文できるよう、推定したイタリア語メニュー名を併記します。

前菜(アンティパスト/Antipasto)からはこちらの「イワシの玉ねぎ&酢漬け(サルデ・イン・サオール/Sarde in saor)」を。

イワシの玉ねぎ&酢漬け(サルデ・イン・サオール/Sarde in saor)

ヴェネツィアの郷土料理で、おそらく南蛮漬けの祖先のような料理です。油が乗っていて柔らかいイワシが美味しかったです。

プリモピアット(Primo piatto)からは「アサリとムール貝のソースのマッケローニ(マッケローニ・アッレ・コッツェ・エ・ヴォンゴレ/Maccheroni alle cozze e vongole)」を。

アサリとムール貝のソースのマッケローニ(マッケローニ・アッレ・コッツェ・エ・ヴォンゴレ/Maccheroni alle cozze e vongole)

ヴェネツィアらしく海の幸を中心に攻めます。パスタはおそらくリガトーニです。隣のテーブルには自由に取れる粉チーズが置かれていて、これがまさにサイゼリヤで100円で頼めるやつ!!

粉チーズ

ちなみに海鮮系の料理にはかけないのが常識らしいです。かけちゃったけど(笑)

そしてセコンドピアット(Secondo piatto)から「魚介ミックスフライ(フリット・ミスト・ディ・ペーシェ/Fritto misto di pesce)」を。

魚介ミックスフライ(フリット・ミスト・ディ・ペーシェ/Fritto misto di pesce)

前日夜に食べたフリット・ミストが残念な仕上がりだったので、こちらで再挑戦です。揚げたてサクサクでとても良かったです。

最後は「自家製ティラミス(ティラミス・ファット・イン・カーザ/Tiramisù fatto in casa)」で締めます!

自家製ティラミス(ティラミス・ファット・イン・カーザ/Tiramisù fatto in casa

来れて良かった! サイゼリヤがイメージしている“楽しいイタリアの食卓”に触れられた気がしました。美味しかった!!

青豆やブロッコリーもあった!

ちなみに周りのお客さんは、近辺で働く50代以上くらいの男性が中心でした。肉料理を頼む人が多く、昼から赤ワインを飲んでいました。

赤ワインの飲み方としては、ジャバジャバと水を入れて薄めて飲んでいる人がかなり多かったです。今度サイゼリヤでもやってみようっと。

大満足!

この近くにはガラス職人が多いようで、観光客向けのお土産屋さんも点在していました。この通りは人の姿がほとんど無かったのですが、ガラス工房のエリアだったのでしょうか。

工房みたいな街並み

ヴェネツィア本島とはまた違う街並みが広がっていました。

fukuhomu
この後はガラス美術館に行きます!

つづく…

10日間で巡るイタリア〜ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマ

【ヴェネツィア】朝のブラーノ島を歩く。カラフルな街並みと名物スイーツのフォト散歩 【ヴェネツィア】ムラーノ島で巡るガラス美術館。職人技が光る作品と中庭のチステルナを訪ねて
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