fukuhomuムラーノ島といえば、ガラス
ガラス美術館へ
ムラーノ島で大満足のランチを食べた後は、ガラス美術館(ムゼオ・デル・ヴェトロ/Museo del Vetro)へと向かいます。


元々はヴェネツィア本島でガラスが生産されていましたが、火災を防止するためにムラーノ島へガラス工房が集約され、ここが世界的なガラス生産の拠点となりました。
箱根の「箱根ガラスの森美術館」はヴェネツィアングラス専門の美術館ですし、日本での知名度も高いですね。ガラス美術館の内部はムラーノ島の名物施設だけあり、とても賑わっていました。
入り口に入ってすぐ、大きなタコのシャンデリア(?)がお出迎えしてくれます。


ヴェネツィアングラスといえば、派手な色合いや模様という勝手なイメージがあったのですが、このようなシンプルな作品を眺めて「素敵だなあ」と感じました。


庭園を再現した巨大な作品もあり、当たり前ですがどこまで行ってもガラスが続きます。


気に入った作品をとりあえず写真に収めながら、ゆっくりと歩いていきました。







中庭にはチステルナがたくさん!
展示の途中で中庭に出て、少し休憩します。中庭には、各所から持ち寄られたチステルナ(広場にあるヴェネツィア特有の貯水槽)の遺構がたくさん置かれていました。


どこから運ばれてきたのかといった情報は見当たりませんでしたが、有翼のライオンがデザインされたものや、


コリント式の柱のような装飾が施されたものもありました。


シンプルなのが好き
色々と作品を見てまわりましたが、私はやっぱりシンプルな作品が好きで、こちらが特に好みでした。


こうした模様が昔から好きなんです。
あと、金太郎飴のようなデザインになっているこちらの作品も、とても可愛らしかったです。


ヴェネツィア本島に戻るぞ!
離島巡り終了
これにて、ブラーノ島とムラーノ島を巡る離島めぐりは終了です。ガラス美術館のすぐ近くにある船着場からヴェネツィア本島へと戻ります。


帰りは3番に乗ったのですが、ヴェネツィア本島内の運河も通る便利なルートです。


ムラーノ島で1番大きな運河であるカナル・グランデ・ディ・ムラーノ(Canal Grande di Murano)から出発し、
その後はヴェネツィア本島で2番目に大きな運河であるカナーレ・ディ・カナレッジョ(Canale di Cannaregio)へと入ります。




このルートなら、カナーレ・ディ・カナレッジョを通ってサンタ・ルチーア駅の前まで行けるので、とても便利です。


ホテルで休憩させてもらう
まだ列車の時刻まで時間があったので、コーヒーを買って公園などを散歩しようと思いましたが、あまりにも暑かったため断念し、ホテルのカフェで休むことにしました。





冷房のよく効いた室内でジンジャービアーを飲みながらしばし休憩。


夏のイタリアは思った以上にハードで、室内でもエアコンが効いていない場所が多く、なかなか体力が回復できません。
ここからさらに南へ向かうことを思うと、大丈夫だろうかと少し心配になりました。



つづく…

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