バルセロナから高速鉄道に乗ってフィゲラスへ行く お目当てはダリ劇場美術館!

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「夏のカタルーニャ・バルセロナ旅行記」の記事です。(11/24)

約 5 分で読めます。( 2249 文字)

はじめに

fukuhomu
バルセロナ観光2日目。高速鉄道に乗ってフィゲラスへと向かいます。目当てはダリ劇場美術館です。この記事では、高速鉄道に乗るまでと、フィゲラスの駅からダリ劇場美術館までの道のりについて書いています。
目次

日の出の遅いバルセロナの朝

近くのカフェ「365」で朝ごはん

バルセロナ観光2日目が始まりました。この時期のバルセロナは日の出が遅いため、朝6時でも外がまだ真っ暗です。ホテルのレストランもまだ開いていなかったため、Googleマップで見つけた近所のカフェへ向かうことにしました。

向かったのはこちらのカフェです。365というカフェで、バルセロナで何店舗か見かけました。

こんなに朝早いのに、たくさんの種類のパンがあり、お手頃な値段でとても良いお店です。

甘いパンだけでなく、サンドウィッチなど食事として楽しめるパンがたくさんあります。ちなみに、バルセロナの方々は、甘いパンとコーヒーで軽く朝ごはんを済ませるのが日常だということです。

サンドウィッチとコーヒーを店内でさっと食べて、朝ごはんを済ませました。朝早くても、しっかり食べられて、健康的な一方、この旅行によって太ることは間違いなさそうです。

他に開いているお店が少ないせいか、店内にはそこそこのお客さんがいました。

ホテルに戻ってきて、急いで身支度をします。

ホテル間荷物配送サービスを使って出発

本日でこのホテルもチェックアウトになりますので、次のホテルに荷物を移動させる必要があります。ただ、次のホテルに荷物を運ぶとなるとその時間が惜しいので、今回はホテル間荷物配送サービスを利用しました。

本来は配達員に直接荷物を渡すようですが、フロントに荷物を預け、配達員に荷物を渡してもらうように頼みました。

しかし、この方法には少し問題がありました。配達サービス側にはWeChatでその旨を伝えていたものの、配達員に連絡が行き渡っておらず、数時間後に配達員から直接電話があり、今どこにいるのかと連絡がありました(笑)

フィゲラス(フィゲレス)に高速列車AVEで行く

予約はウェブから事前に!

フィゲラスへ行く高速列車(AVE)はウェブサイトから事前に予約が必要です。(窓口でも買えるかもしれないけど念には念を入れて事前に!)

行き帰りともにフィゲラスに停まる列車は限られているため、事前に確認し、どちらも必ず予約しておくことをお勧めします。

この日は、行きは8時19分にバルセロナ・サンツを出発し、帰りは2時55分にフィゲラス・ヴィラファンを出発する列車を予約していました。

出発はバルセロナ・サンツ駅から

フィゲラスへ行く高速列車は、バルセロナ・サンツ駅から出発します。非常に大きな駅で、売店もいくつかあるので、ここで朝ごはんを買って、列車の中で食べるのも良いと思います。

駅の中は空港のように広大なので、まず自分が乗る列車の出発プラットフォームを確認しましょう。プラットフォームに行く前には荷物検査があるため、時間に余裕を持って行くことをお勧めします。

トイレは有料のこちら、ONE HUNDRED RESTROOMSです。

有料とはいえ、今まで行ったどの駅のトイレよりも美しかった(日本を含む)ので、これならお金を払う価値があると感じました。支払いは現金だけでなく、カードも使えます。

本当に綺麗なトイレで安心!

手荷物検査を受けた後、乗車

乗車にあたっては、まず手荷物検査の列に並びます。手荷物検査を受けた後、再度、列車に乗るための列に並びます。その列では乗車券の確認が行われます。乗車券はApple Walletの画面を見せるだけで問題ありませんでした。

隣のホームにあった列車 iryo

フランス行きの列車ということもあって、他の乗客は皆、大きな荷物を持っているようでした。バケーション羨ましい!

約1時間の列車旅

バルセロナからフィゲラスまでは約1時間です。バルセロナを出発すると、携帯の電波がほとんど通じず、Wi-Fiも不安定だったため、インターネットの利用は難しかったです。本や動画など、暇つぶしのアイテムを持っていくことをお勧めします。

隣の車両は食堂車で、軽食などを購入できるようでした。食堂車はなんだか旅行気分が味わえて、とても良いですよね。

フィゲラス(フィゲレス)に到着!

爽やかすぎる気候

そんなこんなでフィゲラス・ヴィラファン駅に到着です。この駅で降りる人はあまりいないようでした。

列車を降りると、爽やかで心地よい気候に思わず声が出ました。バルセロナより少し北に位置する町なので、気候も違うようです。

駅の構内にはダリ劇場美術館の装飾がたくさん施されており、これを目当てに訪れる人が多いのだろうと思います。私もですが!

期待が高まります!

歩いて街の中へ

日本の新幹線の駅と同じように、フィゲラス・ヴィラファン駅も少し町から離れた郊外にあります。

列車の到着時刻に合わせて路線バスが運行されているほか、タクシーも待機していますが、あまりに気持ちの良い気候だったので、町まで歩いていくことにしました。ほかに歩いている人たちはいませんでした。

綺麗な住宅街の道を通って町へ向かいます。在来線のフィゲラス駅は町の中にあるようです。こちらは少し駅から離れているので、郊外の住宅街といった雰囲気です。

歩いて約20分ほどで、フィゲラスの市街地に到着しました。

市街地には、ダリの芸術を思わせるような、少し変わったホテルがあったりします。

見えてきた「ダリ劇場美術館」

そして見えてきたのが、ダリの特徴的な卵がたくさん乗った建物。これがダリ劇場美術館です。

日本国内のダリの展示を見て、この美術館の存在を知り、はるばるここまで来ました。何だか随分遠いところに来たんだなということを感じて、感慨深いです(笑)

fukuhomu
この後はいよいよダリ劇場美術館に入場します!

つづく…

この記事は連載です!

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