日の出の遅いバルセロナの朝
近くのカフェ「365」で朝ごはん
バルセロナ観光2日目が始まりました。この時期のバルセロナは日の出が遅いため、朝6時でも外がまだ真っ暗です。ホテルのレストランもまだ開いていなかったため、Googleマップで見つけた近所のカフェへ向かうことにしました。
向かったのはこちらのカフェです。365というカフェで、バルセロナで何店舗か見かけました。
こんなに朝早いのに、たくさんの種類のパンがあり、お手頃な値段でとても良いお店です。
甘いパンだけでなく、サンドウィッチなど食事として楽しめるパンがたくさんあります。ちなみに、バルセロナの方々は、甘いパンとコーヒーで軽く朝ごはんを済ませるのが日常だということです。
サンドウィッチとコーヒーを店内でさっと食べて、朝ごはんを済ませました。朝早くても、しっかり食べられて、健康的な一方、この旅行によって太ることは間違いなさそうです。
他に開いているお店が少ないせいか、店内にはそこそこのお客さんがいました。
ホテルに戻ってきて、急いで身支度をします。
ホテル間荷物配送サービスを使って出発
本日でこのホテルもチェックアウトになりますので、次のホテルに荷物を移動させる必要があります。ただ、次のホテルに荷物を運ぶとなるとその時間が惜しいので、今回はホテル間荷物配送サービスを利用しました。
本来は配達員に直接荷物を渡すようですが、フロントに荷物を預け、配達員に荷物を渡してもらうように頼みました。
しかし、この方法には少し問題がありました。配達サービス側にはWeChatでその旨を伝えていたものの、配達員に連絡が行き渡っておらず、数時間後に配達員から直接電話があり、今どこにいるのかと連絡がありました(笑)
フィゲラス(フィゲレス)に高速列車AVEで行く
予約はウェブから事前に!
フィゲラスへ行く高速列車(AVE)はウェブサイトから事前に予約が必要です。(窓口でも買えるかもしれないけど念には念を入れて事前に!)
行き帰りともにフィゲラスに停まる列車は限られているため、事前に確認し、どちらも必ず予約しておくことをお勧めします。
この日は、行きは8時19分にバルセロナ・サンツを出発し、帰りは2時55分にフィゲラス・ヴィラファンを出発する列車を予約していました。
出発はバルセロナ・サンツ駅から
フィゲラスへ行く高速列車は、バルセロナ・サンツ駅から出発します。非常に大きな駅で、売店もいくつかあるので、ここで朝ごはんを買って、列車の中で食べるのも良いと思います。
駅の中は空港のように広大なので、まず自分が乗る列車の出発プラットフォームを確認しましょう。プラットフォームに行く前には荷物検査があるため、時間に余裕を持って行くことをお勧めします。
トイレは有料のこちら、ONE HUNDRED RESTROOMSです。
有料とはいえ、今まで行ったどの駅のトイレよりも美しかった(日本を含む)ので、これならお金を払う価値があると感じました。支払いは現金だけでなく、カードも使えます。
手荷物検査を受けた後、乗車
乗車にあたっては、まず手荷物検査の列に並びます。手荷物検査を受けた後、再度、列車に乗るための列に並びます。その列では乗車券の確認が行われます。乗車券はApple Walletの画面を見せるだけで問題ありませんでした。
フランス行きの列車ということもあって、他の乗客は皆、大きな荷物を持っているようでした。バケーション羨ましい!
約1時間の列車旅
バルセロナからフィゲラスまでは約1時間です。バルセロナを出発すると、携帯の電波がほとんど通じず、Wi-Fiも不安定だったため、インターネットの利用は難しかったです。本や動画など、暇つぶしのアイテムを持っていくことをお勧めします。
隣の車両は食堂車で、軽食などを購入できるようでした。食堂車はなんだか旅行気分が味わえて、とても良いですよね。
フィゲラス(フィゲレス)に到着!
爽やかすぎる気候
そんなこんなでフィゲラス・ヴィラファン駅に到着です。この駅で降りる人はあまりいないようでした。
列車を降りると、爽やかで心地よい気候に思わず声が出ました。バルセロナより少し北に位置する町なので、気候も違うようです。
駅の構内にはダリ劇場美術館の装飾がたくさん施されており、これを目当てに訪れる人が多いのだろうと思います。私もですが!
期待が高まります!
歩いて街の中へ
日本の新幹線の駅と同じように、フィゲラス・ヴィラファン駅も少し町から離れた郊外にあります。
列車の到着時刻に合わせて路線バスが運行されているほか、タクシーも待機していますが、あまりに気持ちの良い気候だったので、町まで歩いていくことにしました。ほかに歩いている人たちはいませんでした。
綺麗な住宅街の道を通って町へ向かいます。在来線のフィゲラス駅は町の中にあるようです。こちらは少し駅から離れているので、郊外の住宅街といった雰囲気です。
歩いて約20分ほどで、フィゲラスの市街地に到着しました。
市街地には、ダリの芸術を思わせるような、少し変わったホテルがあったりします。
見えてきた「ダリ劇場美術館」
そして見えてきたのが、ダリの特徴的な卵がたくさん乗った建物。これがダリ劇場美術館です。
日本国内のダリの展示を見て、この美術館の存在を知り、はるばるここまで来ました。何だか随分遠いところに来たんだなということを感じて、感慨深いです(笑)
つづく…
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