【ローマ】フォロ・ロマーノとパラティーノの丘|遺跡巡りと展望テラスの絶景を体験

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「10日間で巡るイタリア〜ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマ」の記事です。(57/57)

約 6 分で読めます。( 2970 文字)

はじめに

fukuhomu
ローマ観光のハイライトの一つであるフォロ・ロマーノとパラティーノの丘。古代ローマの中心地として栄えたこのエリアには、神殿や宮殿の遺跡が広大な敷地に点在しています。
 
本記事では、実際に現地を歩いた体験をもとに、チケットの仕組みや入口の選び方、見どころを分かりやすく紹介します。展望テラスからの絶景や遺跡の見どころに加え、夏の厳しい暑さへの対策についても触れていきます。
目次

ローマ時代の歴史が残る、フォロ・ロマーノへ

コロッセオのチケットで行けます

フォロ・ロマーノは、コロッセオのすぐ隣に広がる古代ローマの巨大な遺跡群です。コロッセオと共通チケットとなっており、コロッセオの指定時刻の前後24時間以内であれば、「フォロ・ロマーノ」と「パラティーノの丘」に入ることができます。(公式サイトがおすすめ

コロッセオの通常チケットのウェブサイトの画面キャプチャ

24H - COLOSSEUM, ROMAN FORUM, PALATINE
と書いてある
コロッセオの通常チケットのウェブサイト上の表記

ただし、コロッセオの通常チケットではアリーナに入ることができなかったり、フォロ・ロマーノ内でも立ち入れないエリアがあったりと、やや複雑な仕組みになっています。

コロッセオのチケットに書いてある説明
通常チケットのPDFの表示

チケットのPDFには対象施設・対象外施設が一覧で明記されているため、事前に確認しておくのがおすすめです。

土に埋もれていたローマの遺跡

フォロ・ロマーノは、紀元前6世紀頃から3世紀頃にかけて栄えた古代ローマの遺跡ですが、発掘が本格化したのは意外と遅く、19世紀からです。この一帯は低地で、長い年月の中で土砂が堆積していたことが要因とされています。

一見すると信じがたい話ですが、日本でも奈良の平城京が発掘されたのは20世紀になってからですし、似たような事情と言えるかもしれません。

夏は灼熱の遺跡です 水分補給ゼッタイ!

フォロ・ロマーノとパラティーノの丘は、広大な敷地に遺跡が点在しており、入り口の博物館など一部を除いて、ほとんど屋内施設はありません。遺跡の中は日陰も少ないため、夏は灼熱です!

当初はコロッセオとセットで回ろうとしていたのですが、暑さが厳しすぎてコロッセオだけで途中リタイアしてしまい、翌日にチケットが使える制度のありがたみを実感しました。夏に行かれる方は、絶対に暑さ対策を忘れないようにしてください!

ティトゥスの凱旋門から中へ

広いので注意! 何を見るかは取捨選択

フォロ・ロマーノには、全部で5つの入口があります。今回は特に事前に考えず、コロッセオ最寄りの地下鉄駅から最も近い、コロッセオ側にある2番の入口から入りました。

コロッセオのチケットPDFに載っている地図
コロッセオのチケットPDFに載っている地図

なお、1番はコロッセオの入口にあたり、5番はトラヤヌスの記念柱(Colonna Traiana)付近にあります。

ティトゥスの凱旋門

建設は82年。現存するローマの凱旋門の中で最も古いのが、「ティトゥスの凱旋門」です。

ティトゥスの凱旋門
ティトゥスの凱旋門(アルコ・ディ・ティート/Arco di Tito)
ティトゥスの凱旋門の位置

フランス・パリの凱旋門も、この門のスタイルに影響を受けています。もちろん、82年の建設当時の姿のまま残っているわけではなく、現在の姿は大規模な修復が施されたものです。

ティトゥスの凱旋門

それでもなお、約2000年の歴史を感じさせる存在感があります。門の下をくぐることもできます。

まずは高台に行ってみる(トイレを求めて)

フォロ・ロマーノに入って早々にトイレに行きたくなってしまい、とりあえずトイレを目指して高台へ向かうことにしました。園内はかなり高低差があります。

高い場所の一帯が「パラティーノの丘」と呼ばれるエリアで、庭園のような場所の端に仮設のような簡易トイレがありました。なかなか見つからず、スタッフらしき人に聞いたりしてようやく到着w

高台にあるトイレ

まさか倉庫みたいな建物がトイレだとは思わないじゃないですか(笑)

高台にあるトイレの位置

スタッフらしき人に聞いたのが、「ファルネーゼ家の鳥舎(ウッチェリエーレ・ファルネジアーネ/Uccelliere Farnesiane)」という建物でした。

ファルネーゼ家の鳥舎の位置

この一帯は古代ローマの遺跡ではなく、16世紀に整備されたファルネーゼ家の庭園です。なるほど、このエリアだけ遺跡ではなく、植栽がきれいに整えられているのも納得です。

その「鳥舎」は現在では博物館のように整備されており、冷房がしっかり効いた体力回復スポットでした。とてもありがたい存在です。

ファルネーゼ家の鳥舎に展示されていたもの

ファルネーゼ家の鳥舎から見下ろすと、「マクセンティウスのバシリカ」という巨大な遺跡が見えます。

マクセンティウスのバシリカ
マクセンティウスのバシリカ(バシリカ・ディ・マッセンツィオ/Basilica di Massenzio)

その名の通りバシリカ(市民ホールのようなもの)の跡ですが、現在は夏の夜に屋外コンサートなどを行う会場として活用されています。活用の仕方が非常にダイナミック! さすがイタリアです。

パラティーノの丘

宮殿があった高台

高台をさらに進むと、宮殿の遺跡が見えてきます。この辺りの遺跡は原形が分かりにくく、説明を読んでも想像しづらいものが多かったです。そしてとにかく暑いんです!!

パラティーノの丘

スタディオンは、庭園と円形競技場の跡です。

スタディオン
スタディオン(Stadion)
スタディオンの位置

よく見ると円形に遺構が残っているのが分かるので、おそらくあれがそうなのだと思います。遺跡は通路から眺めるのみで、中に入ることはできません。

パラティーノの丘

ドムス・アウグスターナは半地下構造の庭園で、中央には泉があります。

ドムス・アウグスターナ
ドムス・アウグスターナ(Domus Augustana)

水だけがきれいに復元されているような、あるいは中途半端に再現されているような印象で、ややアンバランスに感じました。

ドムス・アウグスターナの位置

フォロ・ロマーノを上から眺める

再びフォロ・ロマーノ側に戻ってきました。「パラティーノの展望テラス」は遺跡を一望できるマストスポットです。

ラティーノの展望テラスから眺めた景色

柱だけが残った遺跡などもよく見渡すことができ、すごい場所に来たのだと実感できる達成感があります。

ラティーノの展望テラスから眺めた景色
ラティーノの展望テラスの位置

下に降りて観光継続

正面の柱だけ残った神殿

展望テラスからもよく見えていたこちらの神殿は、「カストルとポルックス神殿」です。

カストルとポルックス神殿
カストルとポルックス神殿(テンピオ・デイ・ディオスクーリ/Tempio dei Dioscuri)
カストルとポルックス神殿の位置

建設は紀元前495年とされており、よくもまあこれほどのものが残っていたものだと感じます。

フォロ・ロマーノは低地であったため、多くの遺跡が土に埋もれて保存されてきましたが、さすがにこれほど大きな神殿がすべて埋まっていたわけではないはずで、どこか奇跡のような存在に思えます。

カストルとポルックス神殿

これを見に来たかったので、良い天気に恵まれて本当に良かったです。暑いけど。

アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿は、神殿の跡が教会として改修され、現在まで残っている建物です。

アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿
アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿(テンピオ・ディ・アントニーノ・エ・ファウスティーナ/Tempio di Antonino e Faustina)
アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿の位置

フォロ・ロマーノ博物館

すべてを見切ることはできませんでしたが、暑すぎたのでここで終了です。ぐるっと一周し、入口近くのフォロ・ロマーノ博物館(Museo del Foro Romano)にも少し立ち寄りましたが、疲れていたので展示は見ずにトイレだけ…。

フォロ・ロマーノ博物館

これにてローマ旅行の全行程が終了です。遊びきった!

お昼はテルミニ駅のフードコートへ再び

メルカート・チェントラーレ・ローマ(Mercato Centrale Roma)

ホテルに戻る前に、最後の食事をすることにしました。テルミニ駅にあるフードコート「メルカート・チェントラーレ・ローマ」に再びやってきました。

メルカート・チェントラーレ・ローマ

ビールで旅のフィナーレに乾杯!

メルカート・チェントラーレ・ローマのビール

メルカート・チェントラーレ・ローマについては、別の記事で詳しく紹介しています。

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fukuhomu
これにてイタリア旅行の観光は終わりです。ホテルに戻って休憩してから帰国します!

つづく…

10日間で巡るイタリア〜ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマ

【ローマ】夜のパンテオンとトレビの泉を散策|ライトアップされた街を歩く
最後まで読んでくれてありがとう✨
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