fukuhomu建物にも見どころいろいろ
トリブーナ・デリ・ウフィツィ(Tribuna of the Uffizi)
この記事では、ウフィツィ美術館の建物に注目します。こちらは「トリブーナ・デリ・ウフィツィ(Tribuna of the Uffizi)」と呼ばれる部屋で、中に入ることはできなかったものの、間口から覗く形で見学できました。


ウフィツィ美術館の原点ともいえる空間で、もともと展示室として造られた部屋だそうです。床から天井まで、豪華絢爛な空間が広がっていました。
美術館からの景色はミラコスタに似てる
ウフィツィ美術館の窓から外を見ると、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の大きなドームが目に入ります。


色がバラバラのテラコッタの煉瓦がいい味を出していて、まさにフィレンツェ! といった眺めです。
ディズニーシーのホテルミラコスタに象徴的なドームを付けたのは、おそらくこのフィレンツェの景色がインスピレーションの元になっているのではないか、と考えました。
美しい景色に目を奪われますが、ここにも作品が展示されています。窓の外には、金色の人間が歩いています。


ロベルト・バルニ 2013年
こちらは、ロベルト・バルーニによる「黄金の歩み(I Passi d’Oro)」という作品です。1993年に発生し、5人の死者を出したヴィア・デイ・ジョルジョフィリ爆破事件というテロの追悼のため、2013年に設置されたそうです。


ヴェッキオ橋の上、ヴァザーリの回廊ツアーへ
事前予約の有料の別ツアーです
「ヴァザーリの回廊」ツアーは、別料金の予約制になっています。ウフィツィ美術館の展示はまだ全然見切れていなかったのですが、ツアーの時間になってしまったため、仕方なく移動することにしました。集合場所に到着すると、すでに多くの人が集まっていました。
ツアーに参加すると、回廊を通ってピッティ宮殿へと出る流れになっており、美術館に逆戻りはできないという決まりがあります。
ヴェッキオ橋に何故通路が…
ヴェッキオ橋の商店街の上部は通路になっていますが、ここはかつてメディチ家の人々専用の通路でした。


官庁として使われていたウフィツィ美術館の建物と、住居だったピッティ宮殿を安全に移動するために造られた通路です。もともと商店街があった場所の上に増築されたというのが驚きです。
中はピカピカで綺麗
それでは、「ヴァザーリの回廊」の中へ。


内部はピカピカに整備されていて、当時の面影を感じることはほとんどありません。窓もあまりないため、ヴェッキオ橋の上を歩いているという感覚は、正直なところあまりありませんでした。





サンタ・フェリチタ教会をチラ見
ヴァザーリの回廊の後半には、サンタ・フェリチタ教会の内部を覗ける場所があります。


ここは、メディチ家の人々が一般の参列者の前に出ることなく、教会の儀式に参加できるように用意された空間です。
ブォンタレンティ洞窟
ヴァザーリの回廊を出た先は、ピッティ宮殿です。外に出てすぐ、「ブォンタレンティ洞窟」を外から見ました。


ここは人工的に造られた洞窟空間で、ブォンタレンティという名前は製作者に由来しています。


洞窟内の岩から飛び出しているように見える像は、もともとミケランジェロが制作したものが置かれていましたが、現在はアカデミア美術館に移設されています。そのため、ここにある像はレプリカです。
捨てきれない美術館への未練
胸元の音声ガイド、それが鍵だ
これにて、「ヴァザーリの回廊」ツアーは終了です。さて……ウフィツィ美術館の展示を全然見きれていないまま、フィレンツェの街に放たれてしまいました……。
しかし、胸元にはウフィツィ美術館の音声ガイドが! これを返却するという理由で、ウフィツィ美術館への再入場を試みます。
帰りはヴァザーリの回廊を歩くことができないため、回廊の下を歩いてウフィツィ美術館に逆戻りしました。


到着後は特に問題もなく、音声ガイドを見せると中にすんなり入ることができました。音声ガイドがなかったら、おそらく再入場できなかったと思うので、かなり救われました……。限りなくグレーゾーンの手法だったとは思いますが、結果オーライということでよかったです。



つづく…

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