【ヴェネツィア】夜のリアルト橋とカナル・グランデで感じた“光と闇”の街

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「10日間で巡るイタリア〜ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマ」の記事です。(18/19)

約 3 分で読めます。( 1262 文字)

はじめに

fukuhomu
夕食を食べた後、まだ明るいヴェネツィアが暗くなるまで待ちます。暗くなった後は夜のサン・マルコ広場を楽しみ、水上バスに乗って帰りました。
目次

夕食食べてもまだ明るい

もう1回リアルト橋へ

食事を終えて外に出ましたが、20:40でこの明るさです。リアルト橋にもう1度来てみました。

リアルト橋

遠くから見てもかなりインパクトのある、素敵な橋です。

リアルト橋と運河の景色

だんだんと日が暮れていくヴェネツィア

夜のヴェネツィアをまだ十分に堪能していなかったので、今日こそは体験するぞと暗くなるまで粘りました。

日が暮れかけたヴェネツィアの景色

翌日にはフィレンツェへの移動が控えているので、この日の夜が最後のチャンスでした。

暗くなると運河の反射もいい感じになってきます。(21:17でやっとこれ)

日が暮れかけたヴェネツィアの狭い運河

建物に灯りが灯ると、さらに雰囲気が出てきますね。

建物に灯りが灯ったヴェネツィアの広場

暗くなったヴェネツィアを楽しもう

夜のサン・マルコ広場

そして、やっと暗くなった夜のサン・マルコ広場です。ズームでは撮らなかったのですが、ここから見える2本の柱に、それぞれ別の像が載っているのはわかりますか?

夜のサン・マルコ広場

左の柱にいるのは、ヴェネツィアのシンボルである聖マルコを表す有翼のライオンです。右の柱には聖テオドーロが立っており、ワニのような巨大な生物の上に乗っています。ディズニーシーのヴェネツィアン・ゴンドラにも、この聖テオドーロをモチーフにしたと思われるレリーフを見ることができます。

暗くなってからのサン・マルコ聖堂は眩しくないため、陽の明るい時間より彫刻の細かさが際立っているように感じます。

夜のサン・マルコ聖堂

手前の建物は「国立考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale)」です。

国立考古学博物館と鐘楼

コッレール博物館と中でつながっているため、知らないうちにそちらも見学していたようです。帰ってきてから気付きました。どうりで博物館が広すぎると思いました。

ドゥカーレ宮殿の、ほのかにピンク色がかったファサードもゆっくり堪能しました。

ドゥカーレ宮殿

昼間より人が少ないので快適です。

ゴンドラも1日の仕事を終えたようでした。

夜のゴンドラ置き場

ヴァポレットで帰ろう

夜のサン・マルコ広場を楽しめたので、ヴァポレット(水上バス)に乗って、ゆったりと船でホテルへ戻りました。

ヴァポレットから見た夜の景色

こちらの建物は「パラッツォ・カヴァッリ=フランケッティ(Palazzo Cavalli-Franchetti)」です。

パラッツォ・カヴァッリ=フランケッティ

こちらも元々は邸宅だったらしいのですが、カナル・グランデ沿いに建つ邸宅は、一般的な「家」のイメージからかけ離れているので、なかなか想像がつきません。

ヴァポレットは運河を進んでいきます。ここで薄々気付いてくるのが、実は建物に電気がついていなさすぎでは…?ということです。

運河沿いの建物はライトアップこそされていますが、ほとんどの建物の内部に灯りがありません。実はヴェネツィアは居住人口が急減しているそうです。そう考えると、ヴェネツィアという都市の「闇」を感じてしまいました。

ヴァポレットから見た夜の景色

そんなことを考えながらリアルト橋を通過します。

夜のリアルト橋

その先でも灯りのつかない建物を見ながら、ヴァポレットは進んでいきました。

ヴァポレットから見た夜の景色

明るい時には分からなかった、実は住民がほとんどいない街であるという現実。

ヴァポレットから見た夜の景色

観光地として栄える一方で、住む街としての側面はどうなのか。そんなことを考えた、ヴェネツィア最後の夜でした。

fukuhomu
明日は、離島に行きます!

つづく…

10日間で巡るイタリア〜ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマ

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