fukuhomu夕食食べてもまだ明るい
もう1回リアルト橋へ
食事を終えて外に出ましたが、20:40でこの明るさです。リアルト橋にもう1度来てみました。


遠くから見てもかなりインパクトのある、素敵な橋です。


だんだんと日が暮れていくヴェネツィア
夜のヴェネツィアをまだ十分に堪能していなかったので、今日こそは体験するぞと暗くなるまで粘りました。


翌日にはフィレンツェへの移動が控えているので、この日の夜が最後のチャンスでした。
暗くなると運河の反射もいい感じになってきます。(21:17でやっとこれ)


建物に灯りが灯ると、さらに雰囲気が出てきますね。


暗くなったヴェネツィアを楽しもう
夜のサン・マルコ広場
そして、やっと暗くなった夜のサン・マルコ広場です。ズームでは撮らなかったのですが、ここから見える2本の柱に、それぞれ別の像が載っているのはわかりますか?


左の柱にいるのは、ヴェネツィアのシンボルである聖マルコを表す有翼のライオンです。右の柱には聖テオドーロが立っており、ワニのような巨大な生物の上に乗っています。ディズニーシーのヴェネツィアン・ゴンドラにも、この聖テオドーロをモチーフにしたと思われるレリーフを見ることができます。
暗くなってからのサン・マルコ聖堂は眩しくないため、陽の明るい時間より彫刻の細かさが際立っているように感じます。


手前の建物は「国立考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale)」です。


コッレール博物館と中でつながっているため、知らないうちにそちらも見学していたようです。帰ってきてから気付きました。どうりで博物館が広すぎると思いました。
ドゥカーレ宮殿の、ほのかにピンク色がかったファサードもゆっくり堪能しました。


昼間より人が少ないので快適です。
ゴンドラも1日の仕事を終えたようでした。


ヴァポレットで帰ろう
夜のサン・マルコ広場を楽しめたので、ヴァポレット(水上バス)に乗って、ゆったりと船でホテルへ戻りました。


こちらの建物は「パラッツォ・カヴァッリ=フランケッティ(Palazzo Cavalli-Franchetti)」です。


こちらも元々は邸宅だったらしいのですが、カナル・グランデ沿いに建つ邸宅は、一般的な「家」のイメージからかけ離れているので、なかなか想像がつきません。
ヴァポレットは運河を進んでいきます。ここで薄々気付いてくるのが、実は建物に電気がついていなさすぎでは…?ということです。
運河沿いの建物はライトアップこそされていますが、ほとんどの建物の内部に灯りがありません。実はヴェネツィアは居住人口が急減しているそうです。そう考えると、ヴェネツィアという都市の「闇」を感じてしまいました。


そんなことを考えながらリアルト橋を通過します。


その先でも灯りのつかない建物を見ながら、ヴァポレットは進んでいきました。


明るい時には分からなかった、実は住民がほとんどいない街であるという現実。


観光地として栄える一方で、住む街としての側面はどうなのか。そんなことを考えた、ヴェネツィア最後の夜でした。



つづく…

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