「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」に行きたい! 所要日数・ルート設計・事前準備・持ち物など…

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実体験であることを保証します!

連載「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024旅行記」の記事です。(1/3)

約 5 分で読めます。( 2379 文字)

はじめに

fukuhomu
新潟県の南側、越後妻有の地域を舞台に数年に一度開催される「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」の2024年開催の回に訪問した話です。この記事を公開する頃には2024年の開催期間は既に終わりかけていると思いますが、数年後の開催で訪問を検討される方がいると考えるので、記録としてこのブログに残しておきます。
目次

大地の芸術祭に行きたい!

新潟県の越後妻有エリアを舞台に開催する現代アートの祭典

TIKIKITI AI
「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」って何なのピヨ?
fukuhomu
今回で9回目となった、新潟県の越後妻有地域(新潟県十日町市、津南市)の760㎢で開催される芸術祭だよ!
TIKIKITI AI
そうなんだ!

東京からどう行くか?

芸術祭の開催されるエリアは、大地の芸術祭の名前が表す通り非常に広大で、東京23区の広さを超えます。その広大なエリアをどう巡るかというのが、まず大きな問題です。

こんな景色が広がる場所

エリア内の主要スポットを巡る公式のツアーも用意されていますが、今回は車で行くことにしました。

fukuhomu
私はペーパードライバーなので助手席専門ですがw

何泊で行くか?

次に何泊にするかというのが問題です。先述の通り、芸術祭の開催エリアは非常に広く、作品数も311(2024年開催)と膨大です。(なお公式アプリに搭載された、作品を巡る電子スタンプラリー機能のスタンプ総数は298でした)

日常の中に突然現れる現代アートの作品(花咲ける妻有)

ぜんぶを巡る気は全くなかったですが、それでも行ってみたい場所はいくつかあります。作品と作品の距離も離れているので、移動時間の考慮も必要です。

迷った挙句の結論は「3泊3日」です。初日は東京を夕方に出発し、途中の高崎で1泊します。

ドーミーを間に挟んじゃった♡

その日は作品を巡る日数には含まれないので、「3泊3日」というわけです。

3泊3日の振り返り

実際に行ってみた感想としては、満足して回ることができました。スタンプラリーの数は100/298でした。

公式アプリ

ただし、津南エリアには1つも行くことができませんでした。人気施設は平日に訪れたので、混んでいなかったのは正解でした。

それぞれの展示が離れているため、移動の順番が重要となるので、事前に計画を立てることが必須です。

肝心のルート設計!

ルートの概要

ルートは次のように組みました。

  • 1日目:AMに中里エリア、PMに十日町エリア
  • 2日目:AMに松之山エリア、PMに松代エリア
  • 3日目:朝に松代エリアを少し見て、川西エリアへ

エリア名だけ言われても何のことじゃい!という感じですよね。代表的な作品を紹介しながらそれぞれの日を振り返ります。

1日目:中里→十日町

1日目は中里エリアからスタートし、清津峡トンネルのTunnel of Lightsへ。

Tunnel of Lights

Tunnel of Lightsは数ある作品の中でも最も人気があり、混雑します。休日は予約制なので、予め準備が必要です。

その後、近隣の作品を鑑賞しました。

(左)カクラ・クルクル・アット・ツマリ
(中)驟雨がくる前に「秋山記行」の自然科学的視点からの推考の試み-2
(右)たくさんの失われた窓のために

午後には十日町エリアに移動します。途中には、名物の妻有そばの人気店が立ち並ぶエリアがあります。

十日町エリアには拠点施設である「越後妻有里山現代美術館 MonET」があります。

越後妻有里山現代美術館 MonET

京都駅ビルや梅田スカイビルで有名な原広司氏の建築で、現代美術を堪能できます。

その後、山奥にある「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」に移動しましたが、到着が閉館40分前になってしまいました(笑)

鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館

鑑賞後は、本日の宿泊先である松之山エリアの「松之山温泉 ひなの宿 ちとせ」に移動し、1日目の旅程は終了です。

2日目:松之山→松代

2日目は松之山エリアを巡ります。まず「『森の学校』キョロロ」に行きます。

「森の学校」キョロロ

そして次に、人気の「最後の教室」へ。「最後の教室」は今回の旅行で最も楽しみにしていた作品です。

最後の教室

その後、近辺の「家の記憶」「32 Resting Stones/三二と休石」といった民家をそのまま活用した作品を鑑賞しました。

(左)家の教室
(右)32 Resting Stones/三二と休石

お昼頃から松代エリアに移動し、拠点施設である「まつだい雪国農耕文化村センター『農舞台』」へ。こちらの「越後 まつだい里山食堂」でランチを食べました。

(上)越後 まつだい里山食堂
(下)まつだい雪国農耕文化村センター『農舞台』

農舞台の近隣は、最も作品が集まっているエリアです。それらの作品を見た後、「ドクターズ・ハウス」に行ってから、次の宿泊先である「まつだい芝峠温泉 雲海」に移動し、2日目は終了です。

ドクターズ・ハウス

3日目:松代→川西

3日目は最終日です。「まつだい芝峠温泉 雲海」から歩いて行ける作品を見てから、出発しました。

(左)視点
(右)回廊・・・時の水脈

松代エリアでたまたま通りかかって見た「人 自然に再び入る」は想像の数倍の大きさで驚きました。

人 自然に再び入る

この日向かったのは川西エリアです。川西エリアの「時の回廊 十日町高倉博物館」は、3日間に巡った会場の中で最も山の奥深いところだと思います。

時の回廊 十日町高倉博物館

その後はジェームズ・タレルの「光の館」を見に行きます。

光の館

金沢21世紀美術館にも似た作品があり、有名ですね。「光の館」は「ナカゴグリーンパーク」という施設の中にありますが、施設の中の芝生広場にも作品が展開されているので、それを見た後に立ち去りました。

Nakago Wonderland–どうぶつ達の息吹と再生

最後に、お昼ご飯を食べてスーパー・酒屋でお土産を買ってから新潟を出ました。

(左)原信 十日町店
(右)魚沼の里 芳屋

これにて、大地の芸術祭を巡る旅は終了です!

事前準備と持ち物

事前準備したもの

事前準備は次のものを用意しました。

  • 公式ガイドブック
  • パスポート
  • パスポートケース(首から下げるやつ)

持っていったもの

そして、当日に持っておくと便利だったものは以下の通りです。

  • 虫除けスプレー
  • タオル(足湯があるよ!)
  • ペットボトルの飲み物
  • ペットボトルの保冷ホルダー
  • 日傘とサングラス

大地の芸術祭は自然の中で繰り広げられるアートイベントですので、自然の中に行くことを決して忘れずにw 白い靴で行かない方がいいです!(経験者は語る)

この記事は連載です!

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