大地の芸術祭・中里エリア「清津峡トンネル」から「カクラ・クルクル・アット・ツマリ」などを巡る!

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024旅行記」の記事です。(1/3)

約 4 分で読めます。( 2019 文字)

はじめに

fukuhomu
「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ2024」に行く旅行の話です。アート巡りは清津峡トンネルからスタートし、中里エリアを巡ります。「カクラ・クルクル・アット・ツマリ」も素晴らしかったです!
目次

大地の芸術祭を巡る旅のスタート

清津峡渓谷トンネルから

大地の芸術祭を巡る旅をスタートします。こちらがパスポートです。公式のホルダーに入れました。

最初に訪れたのは清津峡渓谷トンネルです。清津峡渓谷トンネルは大人気の場所で、休日は完全予約制になっています。

この日は平日だったので少しは空いているかと思いましたが、一番近い駐車場はほぼ満車で、運良く停められたという感じでした。

駐車場から少し歩くとトンネルがあります。

こちらのトンネルは炭鉱の跡などではなく、もともと観光用に作られたものです。

清津峡自体は、日本三大峡谷の一つで、もともと有名な観光スポットでしたが、1988年に落石事故が起こり、死者が出たことで整備が行われ、このトンネルが作られた経緯があります。

Tunnel of Light

その後、減り続けていた観光客を呼び戻すため、トンネル全体がアート作品として演出されることになり、誕生したのが「Tunnel of Light」です。

作品は中国の世界的な建築家マ・ヤンソンによって手がけられました。

トンネル内部は場所によって異なる色で表現され、緑や赤などの非日常的な世界が広がります。

[色の表出](土)
TIKIKITI AI
なかなかの雰囲気ピヨね……

途中には垂直位置にトンネルがいくつかあり、それぞれに作品が置かれています。そこから峡谷の景色を眺められます。

こちらの銀色の箱のようなものも作品の一つで、中はなんとトイレになっています。

[Flow]と[見えない泡](金属)

トイレの中から外の景色が見られるのですが、外から中は見えない仕組みになっています。

[見えない泡](金属)の内部

さらに奥に進むと「しずく」という作品もあり、こちらも美しかったです。

[しずく] (火)

そして、一番奥に進むと、一番有名な作品「ライトケーブ(光の洞窟)」があります。

[ライトケーブ(光の洞窟)](水)

水盤に峡谷の風景が映り込む素晴らしい作品で、撮影スポットとしても大人気です。そのため、人がいない瞬間を狙って撮るのはなかなか難しいです。

fukuhomu
多くの人が楽しめるように順番待ちなどはないので、写真のために人がいなくなる状況を意図的に作るのはやめましょう!!

人がなかなかいなくならなかったので、最終的には加工で人を消しました(笑)

水盤の周囲は浅く靴のまま入れますが、靴を脱いで素足で水の冷たさを感じるとさらに楽しいので、ぜひ脱げる靴とタオルを準備すると良いと思います。

TIKIKITI AI
展望台に水を張るという発想がすごいピヨね。

足湯もお忘れなく!

トンネルを出て駐車場に戻る途中に黒い建物があり、1階は売店やカフェになっています。

[ペリスコープ(潜望鏡)](木)

この建物の上には「ペリスコープ(潜望鏡)」という作品があり、足湯も併設されています。

先ほどのライトケーブで冷えた足をここで温め直すことができるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

中里エリアを巡る

磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館[SoKo]

清津峡トンネルの次は「磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館[SoKo]」を訪問しました。

こちらは小学校を改装して作られた美術館で、大地の芸術祭らしい自然をテーマにした展示が多くあります。

例えば「海流資源図・ダイマキシオンマップ」は地球の海流を表しており、各地域の気候が海流と関連していることを示しています。

海流資源図・ダイオキシンマップ

体育館には大型の展示があり、江戸時代の「秋山記行」という秋山郷(新潟県津南地域)を歩いた記録を絵や図で表現した作品もあります。

驟雨がくる前に「秋山記行」の自然科学的視点からの推考の試み-2

体育館の外にはプールが残されていましたが、使用されずそのままの状態でした。

帰り際に展示スタッフの方に、近所でおすすめの作品について教えてもらいました。

カクラ・クルクル・アット・ツマリ

おすすめの展示として案内してもらったのが「カクラ・クルクル・アット・ツマリ」です。

カクラ・クルクル・アット・ツマリ

写真では伝わりにくいのが残念ですが、田んぼのあぜ道に並べられた風車が風に吹かれると、素敵な音色が響きます。

この風車はインドネシアのバリで鳥避けに使われるものがモチーフになっており、猫やネズミなどのコミカルなデザインが施されています。

カクラ・クルクル・アット・ツマリの風車

手とは美しいもの

さらに、その先にはもう一つ展示があり、それが「手とは美しいもの」です。

駐車場から見えなかったので林の中を進むと……

ペットボトルで作られた風車の作品があり、これはキャンプ場に訪れた人や子供たちが作ったものだそうです。

たくさんの失われた窓のために

このエリアで最後に見た作品は「たくさんの失われた窓のために」です。

たくさんの失われた窓のために

芸術祭の中でも有名な作品で、見たことがある人もいるかもしれません。風に吹かれる白い布が美しく、想像以上の大きさに圧倒されました。

右の階段を上がって眺めると、その景色がさらに際立ちます。

「たくさんの失われた窓のために」を離れて眺めたところ
TIKIKITI AI
何より天気に恵まれて良かったピヨ

次は十日町エリアへ!

まず蕎麦を食べに行くぞ

この後は十日町エリアへ移動し、そばのお店でお昼ご飯をいただきます。

fukuhomu
妻有そばを食べに行きます! SoKoのスタッフさんにもおすすめしてもらいました!!

つづく…

この記事は連載です!

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