搭乗まであと4時間ほどを過ごす
ザ・オーチャードへ移動
カタールの市内観光を終えて、再び空港へ戻ってきました。巨大な黄色いテディベアとも再会です。
ハマド国際空港はターミナルビルが1つしかありませんが、建物自体は巨大です。ターミナルビル内を移動するのに、無人のモノレールのような乗り物に乗って移動できます。
空港の中とは思えない空間
ハマド国際空港は、世界最高の空港に数えられるシンガポールのチャンギ国際空港とサービスの良さを競っています。
そんな中で最近できたのが、こちらの「ザ・オーチャード」という名前の巨大な屋内庭園です。
とても空港とは思えない空間です。
成田空港も今後数十年以内には、今のターミナルを廃止して1つの大きなターミナルに作り替えるという計画が発表されていますが、今の日本の仕組みでは、こんな豪華な空港はとてもじゃないですが作れないですね(笑)。
植物の間のちょっとした空間では、寝ている人がたくさんいました。
木々だけでなく、このように池もあります。まるで砂漠の中に現れたオアシスのようです。
庭園の中には高架の通路もあり、木々の間を縫って空中を散歩することができます。
カタール航空の最新ビジネスラウンジ「アル・ムルジャン ビジネスラウンジ – ザ・ガーデン」
とにかく広い
こちらの「ザ・オーチャード」を見下ろす位置にはカタール航空のラウンジがあります。めったにカタールに来ることもないだろうと思い、飛行機まで4時間あるので、せっかくの機会だと思い、ビジター料金を払って利用してみることにしました。
係のお姉さんにはすごく嫌そうな顔をされましたが、ビジター料金を支払いました(笑)。
ラウンジは、先程の屋内庭園を挟んで両側に広がっています。片側はシャワーブースと飲み物が準備された静かなエリアで、もう片側はビュッフェ形式の食事が楽しめるスペースになっています。
完璧なシャワールーム
先程のカタール市内観光でとても暑い思いをしたので、まずシャワーのルームに直行して汗を流すことにしました。
シャワールームはたくさんあるので、待ち時間なしですぐに使えました。
シャワールームの中にはトイレがないので、事前にトイレを済ませておくことをお勧めします。
あまり空港でシャワーを使ったことはないですが、これまで利用した空港の中で、最も良いシャワーブースでした!
ラウンジというよりレストラン
シャワーを終えてスッキリした後は、反対側の食事エリアへ移動します。食事はとても充実していて、ラウンジというより普通にレストランと呼んでも差し支えないものでした。
ビュッフェ台には係りの方が待機していて、料理の目の前に行くと蓋を開けて料理の解説をしてくださり、次の料理に行くとまたついてきてくださるのが大変申し訳なくて、あまりウロウロしづらかったです。
ペイストリーがあるところももちろんチェック!
サラダはビュッフェではなく、要望を伝えると盛り付けてテーブルまで持ってきてくれるスタイルでした。
他には、暖かい料理や寿司なども、注文するとテーブルに運んでくれます。こちらはバルセロナからドーハまでの飛行機の中で食べたご飯に似た料理(おそらくマクブース)です。
しばらくラウンジで過ごした後、飛行機へと向かいます。ラウンジでは飛行機の搭乗アナウンスはないため、自分で時間を確認して行動する必要があります。
しかし、ラウンジの係の方が乗客に時間を確認し、搭乗時刻に遅れないよう声をかけて回っていました。
いよいよ成田行きに搭乗
さっきよりもっとすごい席
成田行きに搭乗です。こちらの便もタラップから乗ります。
成田への便は先程の便とは違うタイプで、座席はさらに豪華なものでした。その名もQSuite!
ディスプレイも大きく、足元のスペースも十分すぎるほどあり、個室ブースのようになっています。
航空会社によっては、このレベルはほぼファーストクラスと言われても遜色ないと思います。(まあ、ファーストクラスには乗ったことがないですがw)
座席の間にあるパーテーションを引き下げると、もはや2人部屋のようになります。
客室乗務員の方にお願いするとベッドメイクをしてくださり、ツインベッドのように整えてくれます。
おかげで飛行機とは思えないほどぐっすり眠ることができて、ありがたかったです。
寝てそして食べて…
機内食は着陸前の1回のみにしました。せっかくなので、もっとたくさん食べたい気持ちはあったのですが、搭乗前にラウンジで食事をした上に、出発が深夜0時を過ぎていたため、さすがに食べられませんでした。
機内食で選んだのは、やはり中東の料理である「カタール風エッグシャクシューカ」です。
スパイスとトマトソースで卵を煮込んだ料理です。これをピタパンと一緒に食べました。
日本に到着
そうこうしているうちに成田空港へ到着です。楽しかったソウル・バルセロナ・ドーハの3都市を巡る旅行も、これでおしまいです。
10年以上ぶりのヨーロッパ旅行だったのですが、やはりとても楽しかったので、また数年以内にはヨーロッパ(できればイタリア)に行きたいと願います。
最寄り駅に着いてからは、無性にうどんが食べたくなって、セルフ形式のうどんを夕食に選びました。久しぶりの味が染みました(笑)
おしまい
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