バルセロナ・Xerta(チェルタ) 旅行最後の夕食はエブロ川に思いを馳せて

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「夏のカタルーニャ・バルセロナ旅行記」の記事です。(21/24)

約 5 分で読めます。( 2353 文字)

はじめに

fukuhomu
バルセロナ観光3日目。最後の夕食はミシュラン1つ星のレストラン、チェルタ(Xerta)でいただきます……!この記事では、チェルタでいただいたデルタコースについてお伝えします。
目次

レストラン選びは難しい

プロローグ

fukuhomu
バルセロナ旅行はとても楽しいけれど…
TIKIKITI AI
うん
fukuhomu
有名な人気のバルは大行列だし……
TIKIKITI AI
うん
fukuhomu
食べたい料理がメニューにあるお店を探すのは大変だし……
TIKIKITI AI
うん
fukuhomu
メニュー表に写真が無いところが多くて、選ぶのも大変でさ……
TIKIKITI AI
うん
fukuhomu
美味しいものを食べたい気持ちは変わらないけど、疲れちゃった……
TIKIKITI AI
そっかあ(ワガママすぎん?)

そうだミシュランに頼ろう

最後の夕食です。

この3日間、美食の街バルセロナでお腹がはち切れんばかりに、狂ったように食事をしてきたのですが、店に行ってからあれこれ悩んだり、ホテルに戻ってから「やっぱりあれを食べておけば…」と後悔したり、我ながら食への執着がひどすぎますね。

でも、やっぱり次いつ来れるか分からない異国の地で後悔はしたくないんです。なんというわがまま!

というわけで、最後はミシュラン星付きのお店に行けば全て解決するのでは?という安易な考えで、こちらのお店に行きました。チェルタ(Xerta)です。

チェルタの読み方に自信がないのですが、カタカナにするとチェルタで合っているはずです。

予約はウェブから

さすがに飛び込みで入れるレストランではないので、予約をして行きます。予約はThe Forkというアプリで可能です。

確かこの時は前日の予約でも問題なく行けました。

スマートカジュアルのドレスコードあり

ドレスコードはスマートカジュアルです。ディズニーシーの新しい某ホテルの某レストランにおいて、ヲタクたちの間で大きな議論を巻き起こしたスマートカジュアルです。(2回言う)

チェルタのスマートカジュアルは「ハーフパンツ、スポーツウェア、ビーチサンダルはやめてね」ということが公式ウェブサイトに明記されています。

TIKIKITI AI
世の中のスマートカジュアルを掲げるお店は、このようにNGの服装も一緒に提示してほしいピヨね。

実際にシャツを羽織り、スニーカーと長ズボンで行きましたが、皆そのような感じでしたので全く問題ありませんでした。(かえってスーツ・タイ・レザーシューズで行く方が目立ちます。なので日本から持ってこなくて大丈夫です。)

「チェルタ」でエブロ川に思いを馳せる

デルタコースをいただく

コースはいくつかありますが、安い方のコース「Delta」を選択しました。

こちらのレストランは、バルセロナより南に位置するエブロ川のデルタ地帯「デルタ・デル・エブロ」の食材や文化をベースにしています。

そのため、コース名のデルタは川の河口にできた三角州を意味する「デルタ」です。

デルタコースのテーブルに置いてある目印?

一皿目はアペリティフ。最初の一皿はアペリティフです。「ムール貝の養殖場をイメージしたエブロ地方の伝統的なお祝いのアペリティフ」とのこと。

ムール貝の養殖場をイメージしたエブロ地方の伝統的なお祝いのアペリティフ(Mejillonera mussel platform with traditional celebration aperitifs from the lands of the Ebro)

いきなりテーブルの上に櫓のようなものが運ばれてきたので、びっくりしました(笑)

この櫓のようなものは、デルタ・デル・エブロで行われているムール貝の養殖場をイメージしています。Googleマップで現地のレストランの写真を見ると、その様子がよくわかります。

次の一皿はトマトです。肥沃な土地で育ったトマトを、さまざまな調理法で楽しめます。

トマト:発酵させたガーラントトマトのマルガリータ、クリスピートマト、そして旬の新鮮なトマト(Tomato: Margarita of fermented garland tomato, crispy tomato and fresh seasonal tomatoes)

味はもちろんのこと、和風の青い皿と赤いトマトのコントラストがとても素敵です。

次にやってきたのは、なんと家!! デルタ・デル・エブロの地域に見られるタイプの建物です。

いろいろ解説があったと思うのですが、あまり聞き取れず、忘れてしまいました(笑)

中からスモークと共に出てきたのは、お米料理でした。この地域は稲作が盛んなので、お米を食べる文化があります。そもそもスペインはパエリアが有名なので驚きはないかもしれませんが…w

海老のライス:柔らかく炊いたご飯、海老味噌(コライユ)、揚げた海老の頭、ローストしたリンゴのアイオリソースを添えて(Prawn rice: Brothy rice, prawn head juice, and crispy prawn heads with roast apple aioli)

一口含むと、エビの香りと旨みが口いっぱいに広がります。ワインがあっという間になくなる美味しさです!

メインのお肉料理は、豚肉の3つの部位、豚バラ肉・豚足・豚耳を楽しみました。

三種の豚肉(豚バラ肉、豚足、豚耳):オニオンデミグラス、ロバタ焼きのベビーキャロットと新鮮なラディッシュ添え(Pork in three parts (pork belly, feet and ear): Onion demi-glace, roast robata-cooked baby carrots and fresh radish)

量はあまり多くありませんが、ここまででお腹がいっぱいになっていたので、ちょうど良かったです。豚足は、言われないと豚足とはわからないような(?)ぷるぷるした不思議なお肉でした。

デザートはバニラのミルフィーユ:バニラムース、松の実のプラリネ、フラワームース添えです。

バニラのミルフィーユ:バニラムース、松の実のプラリネ、フラワームース添え(Vanilla mille-feville: Vanilla mousse with pine nut praline and flower mousse)

上品な甘さのデザートで最後は〆ました。そして食後にコーヒーを飲んでおしまいです。

どのお皿もプレゼンテーションから楽しませてくれ、素材を活かした味わいもとても良く、満足でした。

ただ、特別な日に東京で食べるお店のレベルの高さがよく分かった感じでもありました……(笑)

fukuhomu
ごちそうさまでした! これにてバルセロナ観光終了です。翌朝ドーハ経由で日本に帰ります。

つづく…

この記事は連載です!

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