【諏訪旅行記】くらすわ本店ランチと5つの酒蔵で利き酒(寒がり冬の長野へ行くⅡ Vol.3)

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「寒がり冬の長野へ行くⅡ」の記事です。(3/5)

約 6 分で読めます。( 3171 文字)

はじめに

@fukuhomu です。冬に松本と上諏訪に行った旅行を書いたブログ記事です。上諏訪のくらすわ本店でランチを食べ、5つの酒蔵で利き酒をした話です。

目次

旅行後半は松本から上諏訪温泉へ

あずさでササっと移動

冬の信州旅行2日目は上諏訪温泉の観光です。松本から特急あずさに乗って1駅、上諏訪駅へ向かいます。

松本からたった20分なのに、松本には一切雪がなかったのとは違いこちらは雪が残っています。

上諏訪駅に到着

上諏訪駅は駅から徒歩圏内に上諏訪温泉の旅館街、諏訪湖、そして日本酒の酒蔵が5つもあるコンパクトな観光地です。そして車があれば白樺湖や蓼科にも行ける場所です。

まずは徒歩で宿泊先のホテルへ向かいます。

諏訪湖畔を少し観光

ホテルで荷物を預けて「くらすわ」でランチ

本日の宿泊先はこちらのホテル「上諏訪温泉 浜の湯」です。板状の大きな大型旅館ホテルです。

フロントで荷物を預けて、ランチを予約しているお店へ徒歩で再び移動。ランチはあの養命酒酒造が展開する、信州の良いものを集めた「くらすわ」の本店です。

養命酒のルーツは諏訪から見て南の方角に位置する伊那です。なので信州は養命酒発祥の地と言って良いですね。

都内の高級ブランドのような面構えの入り口。目の前、諏訪湖ですけど。

1階はオリジナル商品から信州土産、焼きたてベーカリーまである販売店、レストランは2階にあります。人気店につき待っている人もいましたが予約しておいたのですんなり着席!

窓からは諏訪湖の景色が一望できる素敵な席。

ランチメニューはメインの料理を選んで、サラダバーとスープバーとドリンクバーがついてくる形式です。パンもサラダバーにあります。

もちろん信州の美味しい野菜がたくさん。

心を入れ替えたので野菜をたくさん食べます。

メインの料理は3種類。「信州十四豚のグリル リンゴのソース コンポートを添えて」を選びました。

子どもの頃は温かいフルーツなんて許せなかったけど、今は違うので(笑)

お昼ご飯のあとは屋上で諏訪湖を眺めました。本当にこの日はいい天気!

まさか翌日にあんな天気になろうとは……。

諏訪湖間欠泉センター

くらすわでランチをした後は周辺を少し散歩。間欠泉が噴き出さなくなってしまったという諏訪湖間欠泉センターへ。

元々は温泉を使った温水プールだったようで、館内はプールの跡が残ってました。間欠泉は今は噴いていないですが温泉自体は噴いてるようです。

調べてみると既に1992年から自発的に噴くことはなくなっていたようで、空気を人工的に送って噴かせていたようです。間欠泉の寿命は案外短いのか…?

「諏訪湖観光の目玉です」と、諏訪湖間欠泉センターの牛山稔所長。ところが92年以降は自噴が弱まり、自噴自体が止まった時期も。市は地下にコンプレッサーを設置し、圧搾空気で自然噴出を助ける策に踏み切った。朝10時から1日に6回、定刻に高さ約15メートルまで噴出させる現在の姿を維持している。

asahi.com:絶景の間欠泉は、人工呼吸状態? – コミミ口コミ

どうやら「人工呼吸状態」を保つための機械が壊れてしまっているようです。

諏訪湖間欠泉センターの機器故障のため当分の間噴出を中止いたします。

諏訪湖間欠泉センター噴出中止のお知らせ

間欠泉の正体知ってしまうと、なんだか複雑な心境です(笑)

諏訪五蔵 酒蔵めぐりで利き酒

まずは「ごくらくセット」を購入

ここからが本日のメインイベント。上諏訪駅から徒歩圏内に5つも日本酒の酒蔵があるという利点を活かした「諏訪五蔵 酒蔵めぐり」の始まりです。

酒蔵に直接行っても楽しめますが、5つの蔵を周れる券とノベルティがセットになった「ごくらくセット」なるものが用意されていて、上諏訪駅の観光案内所で購入できます。

こちらがこのノベルティの巾着です。日本酒用のグラスももらえます。和柄なので旅館の中で使うのも良さそうです。

1つの蔵で20ccほどのお酒を4〜5杯いただけます。5つの蔵で全部飲むと2合を余裕で超えてしまい酔うので気を付けてください。

また、和らぎ水としてペットボトルの水を予め準備しておくことをお勧めします。(おつまみは持ち込めません)

舞姫からスタート

5つの蔵はどこから行ってもOKです。特に希望はないので手前から行きます。最初は「舞姫」です。

レジで説明を聞き、メダルとプラコップとトレーをもらって試飲機へ。メダルを試飲機に入れることでお酒が出てきます。

ちょっとずつとはいえ5つに安定して素早く入れるのは大変です(笑) このオリジナルなトレーがあるおかげでだいぶ助かるとはいえ。

それぞれ味わいが異なるのでとっても楽しい。どれが好みとかなんとか言い合いながら楽しめます。

なお、試飲用のトレーは5つの蔵で使い回すので捨てないように大事に使ってください。

アルコールが入って少し体温が上がります。さてさて次へ。

麗人・本金・横笛

2つめは麗人。まだコロナ禍モードになっており試飲ブースが細かく仕切られていて会話禁止になってたりしました。日本酒だけでなくビールなども手広くやられている酒蔵です。

そして3つめは本金。こちらは開いている日が他の蔵より少なそうだったので事前に要確認です。他の酒蔵と比べて、本当に酒蔵で飲んでる!という感じが強めです。

4つめは横笛。お酒は何種類かあるのですが「濁りだけは絶対飲んで!」とそれだけは選択必須になってました(笑) この辺りになってくると酔いが結構回ってきます。無理せず!水飲んで!!

最後は真澄

そして5つ目のフィナーレは真澄。5つの中では断トツの知名度とブランドを誇る酒造です。入る前から分かる資本力の差。「蔵元ショップ セラ真澄」という名前が付いてます。

高級感あふれる店内に驚くのはまだ早い、試飲コーナーが「テイスティングルーム」として更に別の専用の建物に設けられています。

冬らしく雪吊りがされた木々がそびえる庭園を眺めながら、研ぎ澄まされた真澄ブランドのお酒をいただきます。

お酒の質の高さもさることながら、ラベルの美しさや高級な店舗など、圧倒的なマーケティング力の高さを見せつけられたのでした…。お借りしたトイレもすごかった。。

↑公式ウェブサイトも素敵です。

これにて5つの酒蔵めぐりが完了し、スタンプが5つ揃いました。この紙は葉書になっていて日本酒が当たる抽選の応募券に使えます。

ただ! 応募すると突然酒蔵からダイレクトメールが届くようになるのでそれが嫌な人はやめておいた方が良さそうです。

カンバン建築を眺めながらの帰り道

5つの蔵で利き酒を終えて、「カンバン建築」を眺めながら宿泊先のホテルへと向かいます。もはやほろ酔いという感じではなく、酔ってます(笑)

こちらが登録有形文化財に指定されている「三村貴金属店」。屋号と英字のMIMURAのデザインがとてもモダン。

2棟あるように見えるのですが別々の建物なのでしょうか。右側の棟の1階にはカフェが開業するようです。

交差点に立つ「カドヤ遠藤商店」もなかなか古そうな建物です。タバコにパン屋さん。

奥に見える黄色い建物も立派でよねえ。これもカンバン建築の範疇に入れていいのか悩ましいですが、3階がバルコニーのように奥まっているのは珍しく思います。

この辺りの建物もカンバン建築ですね。ただ老朽化してしまったせいかファサードが埋められてるように見えます。

こちらも同様です。以下の写真左側は窓も埋まっちゃってますね…空き家でしょうか。

家庭教師のトライは威厳のある建物。旧富士銀行の建物を使っているとのこと。この道路がかつてとても栄えていたことがわかります。

3階が覆われているようですがこちらもカンバン建築な「田中屋商店」。ケーキのお店です。

ここまで来ればもう上諏訪駅です。上諏訪駅のツルヤに寄って、ホテルに戻ります。

つづく…

この記事は連載です!

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