【軽井沢旅行記】星のや 軽井沢宿泊記 近隣のアートと建築を楽しむ編(もしもの集落で過ごす Vol.3)

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「もしもの集落で過ごす」の記事です。(3/5)

約 6 分で読めます。( 2788 文字)

はじめに

@fukuhomu です。秋の軽井沢に行き「星のや 軽井沢」に宿泊した話を書いたブログ記事です。3記事目はホテルの外に出て、軽井沢千住博美術館や軽井沢タリアセンに行った話です。

目次

軽井沢千住博美術館へ

西澤立衛氏の独特な空間で楽しむ

2日目の軽井沢観光スタートです。まず向かったのは「軽井沢千住博美術館」。

有名建築ユニット「SANAA」のお一人である西沢立衛氏が建築を手がけた、日本画画家である千住博氏の美術館です。香川県・直島のバスでたまたまお二人が出会ったことから、西沢立衛氏が設計を行うことになったのだそう…。

念願叶ってやっとの来訪、木々の向こうにちらっと見えるのが美術館の建物です。

ちらちらっと。

曲がりくねった道を進んで美術館の入り口へ。

館内は撮影禁止です。千住博氏といえば、滝! 緩やかな傾斜と不思議な庭のある館内で、滝の作品はもちろん、初期の画も色々と楽しむことができます。

上から見たところ。丸く穴が空いた庭が所々にある不思議な空間です。

明るくゆったりとした空間を行ったり来たり、存分に画も建築も楽しめて大満足の鑑賞ができました。

カフェとミュージアムショップも

美術館とは別棟でカフェとミュージアムショップがあります。カフェは浅野屋です。

浅野屋は東京にもあるし〜と思いながらも覗いてみると、こちらの心を見透かすように「軽井沢限定」のポップがついたパンがいくつかありました(笑)

軽井沢を満喫する

お昼は夜に備えて軽めで…ベーカリーでパンのランチ

美術館の後はランチ。夜はご馳走が待っているので軽めにということで、こちらのパン屋さん「一歩ベーカリー」さんへ。

複数のパンとスープがセットになったプレートをいただきました。それぞれ噛むごとに味が出てきて美味しい!

店内ではスパイスシュトーレンが気になったのでそちらをお持ち帰りでお買い上げ!

ごちそうさまでした。

軽井沢タリアセンで秋を感じて

夕方までにはまだ時間があるのでその次に向かったのは「軽井沢タリアセン」と言う公園。美術館やちょっとしたアトラクションがある施設となっています。

入り口の気になる噴水。逆噴射でものすごい水圧で水が出ています。

園内には入場券とは別に追加料金が必要な施設がいくつかあり、入場券購入時に「どこの施設に入るのか」を問われるのであらかじめ決めておいた方が良さそうです。後からでも決められますが、焦るので…。

塩沢湖と呼ばれる人工湖の景色はとっても美しい。向こう岸に見える建物は「睡鳩荘(すいきゅうそう)」というもので、「思い出のマーニー」のモデルになったとかなんとか??

近寄って見る睡鳩荘。

1階は無料で見学できました。なんだかソファが多すぎる気がする。

解説は公式サイトのものを引用させていただきますね。

「睡鳩荘」は、軽井沢別荘建築史の中でも最上質なものとされています。

昭和6年にW.M.ヴォーリズの設計により建てられ、帝国生命や三越の社長をつとめた朝吹常吉の別荘であったのち、常吉の長女でありフランス文学者でも有名な朝吹登水子が夏場を過ごすための山荘としてこの建物を引き継いで使用しました。

見る / 軽井沢観光は軽井沢タリアセンへ

アトラクションが立ち並ぶエリアでは、サイクルモノレールに挑戦。何年ぶりだろ!!笑 過去どこでやったかも覚えてはいなかった。

本気で漕いだらカーブの時のGが面白かったのでそれを楽しんでいたらあっという間に終わってしまいました……。

「夏の家」建築探検

園内の更に奥へと進んで「夏の家」へ。不思議な形をした赤い木造住宅。よく見る木造の日本の建物ではないな?というのが一目で分かりますね。

中に入ると、吹き抜けになった広い居間! どう見てもコンクリートの近代建築なのに、木造であるという不思議な違和感です。

そして極め付けは居間の1/3以上の空間を占めるスロープ。とても豪華な空間の使い方です。

スロープを渡って2階に行くことができます。むしろ階段は無い(笑)

この「夏の家」と呼ばれる建物は1933年に建築家であるアントニン・レーモンド氏が自身の別荘兼アトリエとして建てたもの。フランク・ロイド・ライト氏の助手として帝国ホテル(明治村にあるやつ)の設計するために来日しました。

そしてこの建築は、ル・コルビジエ氏のチリのエラズリズ邸を原案として設計されているそう。(当時揉めたとかいうことも解説されてました。でも最後には和解したみたい。)

なので「コルビジエの建物か〜」と思いながら見ると、吹き抜けなのもスロープがあるのもなんとなく理解したような気になってしまいますね(笑)

設計の作業をしていたっぽい場所

普段は「ペイネ美術館」として使われているこの場所が、作品を取り払って建築のための展示に切り替わっていた期間でした。とっても楽しかったです。

星野エリアに戻ってきた

昼のハルニレテラスは大賑わい

軽井沢タリアセンを後にして再び星野エリアへ。

星のや 軽井沢の駐車場入り口

この車止めがある建物が星のや 軽井沢とレセプション棟です。

車を停めてハルニレテラスへ。初日の夜はガラガラだったけど、さすが土曜日の夜、ものすごく賑わっている。

店舗もそんなにある訳ではないのに、どうしてこんなに人気なのか?は謎です。

トンボの湯でひと休み

そのまま歩いてトンボの湯に立ち寄ります。夕食に長めのイベントが控えているので、今のうちに行かねばという。

トンボの湯も当然大混雑でした。浴槽が広いのでぎゅうぎゅうになることはないのですが、サウナは待ちが出るほどです。

歩いて集落へと戻ります。本当に気持ち良い天気、気持ち良い場所。

「谷のひととき」とシードル

棚田テラスでは「谷のひととき」というイベント開催中でした。同じ時間帯に集いの館でシードルがセルフサービスで振る舞われていました。

同じ銘柄と瓶から注いだはずなのに何故か色が全然違うというw

谷のひとときで振る舞われていたのはこちらの甘味。シードルと一緒にいただくことに。

棚田の景色は夏と秋の中間地点。まだ外で過ごすのが気持ち良い気候です。

集落の所々が色づき始めてました。

「夕暮れのひととき」はフリービール

メディテイションバスの前では「夕暮れのひととき」というイベントで軽井沢高原ビールがもらえました。冷蔵庫から自由に取っていいスタイルです。

クラブラウンジで1箇所でサービスするのではなく、このように時間と場所を分けて色々なサービスをするというのが星野さんですね。

お部屋に戻り、この後は夕ご飯てす。

つづく…

この記事は連載です!

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