@fukuhomu です。秋の軽井沢に行き「星のや 軽井沢」に宿泊した話を書いたブログ記事です。1記事目は軽井沢到着&お部屋と夕食(蕎麦)についてです。
軽井沢旅行が始まる
ツルヤで物資調達
さあ、秋の軽井沢へ。始まりは金曜日夕方、まずは長野のスーパーマーケットの雄「ツルヤ」から。
宿泊先である「星のや 軽井沢」にはコンビニはおろか、自販機すら無いと伺っておりましたので…ひとまずこちらで買い溜めを。
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店内は広々として安定のツルヤ品質。滞在期間中用の物資以外にも、持ち帰り用のものたちも多数購入しました(笑)
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ツルヤから「星のや 軽井沢」へは10分弱で到着します。
「星のや 軽井沢」とは何なのか
チェックインする前にほんの少しお勉強モードにします。「星のや 軽井沢」とは、その名に「星野」が含まれている通り星野リゾートの施設です。
星野リゾートは1914年、軽井沢のこの地に「星野屋旅館」を開業したのが始まりとなります。なので、軽井沢は星野リゾートの中でも総本山の地というわけです。
現在では星野リゾートが所有・運営しているホテルは全国で多数あり、多くがテーマによって4つのブランドに分けられています。その4つのブランドの1つが「星のや」です。
そんな「星のや」がブランドとして掲げるメッセージは次の通り。
独創的なテーマで圧倒的非日常へいざなうブランド
「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供するブランド。
星のや|星野リゾート【公式】
その土地の風土、歴史、文化をおもてなしに織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。
キーワードは「圧倒的非日常」。これは個人的に非常に重要なポイントと思っていて、ここを掛け違うと非常に残念な思いをする施設だと思います。
何故このようなことを言うと、価格帯から想定される一般の高級ホテルとは違う体験を売りにしている場所だと感じるからです。
言うならば、高級ホテルに泊まると言うよりも「テーマパークに泊まっている」といった印象が強かったです。ホテル業界には類似の業態が実はあまり無くて、ライバルはホテルミラコスタなのでは?といった感触です。
長くなりましたね、一言で言います。パーク◎イアットみたいなホテルじゃないからそういうのは期待すんなよ!!
集落への入口は…
星のや軽井沢にチェックインするのに向かうべき場所は「レセプション棟」です。駐車場もこちらにあります。
宿泊する建物がある場所からは少し離れすていて、なんとそちらには自家用車での乗り入れができないのです…!
レセプション棟に入ると怪しい楽器たちが? ガムランを演奏されるのか??と思ったけど違うらしい(笑) 時間が遅かったせいか演奏は聴けずでした。
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その部屋ではウェルカムドリンクとして甘酒を頂きました。こういうとこのチョイスがやっぱり星野さんですね。甘酒は美味しい。
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宿泊棟へここから専用の車に乗って森の中を通って向かいます。星野エリアの説明を受けながら日暮れ後の真っ暗の道を進みます。さながら1つのアトラクションです(笑)
星のや軽井沢 水波の部屋で過ごす
違う世界線にワープ
真っ暗の森を抜ければ宿泊棟に到着です。星のや 軽井沢の宿泊は全ての部屋が離れ(ヴィラタイプ)になっているのが特徴。公式サイトでは次のように謳われています。
谷の集落に滞在する
この地の生態系、独自の文化を
星のや軽井沢【公式】 | HOSHINOYA Karuizawa
大切にしながら近代化をとげた
「もしもの集落」に滞在する。
つまり、我々が日常生活している世界線とは別の世界線(パラレルワールド)の日本の集落が広がるのが星のや 軽井沢というわけです…。なるほど圧倒的非日常圧倒的非日常!!
その是非は人それぞれ好みがあるので断定するのは置いておきつつも、ここと類似の施設ってあまり無いよね?というのが前段の話となります。
世界観に能動的に入って楽しもうとする姿勢が求められていると思います。
特徴ある形の部屋
ホテル…ではなく集落には位置に応じて3つのタイプの部屋があります。その中でも集落の真ん中を流れる川に面した「水波の部屋」に滞在します。
部屋へは道路から階段を降りて入ります。部屋の中は段になっていて、窓を向いたソファの部分は玄関から下がった場所に位置。段差があるおかげでソファの後ろからも川の景色を楽しめると言うわけです。
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そんな川の眺めはこんな感じ。水に浮かぶ住宅街…(笑) そして川の手前には茶色くなったガマの草がww 正直ハズレの景色だったりするのかな??
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そしてソファはシングルベッドかと思うくらい幅広です。ソファの向こうは窓、つまりは部屋にテレビはありませぬ。
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ベッドは一段高いところに位置。そこそこの高さあり。薄暗いからこの段差が結構怖かったです…。
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洗面とバスルーム
洗面は、ホテルというよりも造作洗面台い〜!!って感じのする洗面台。天面の木の傷が使用感強め(笑)
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バスタブは檜。窓の向こうは川、ただし川の向こうには別の部屋があるので開放し過ぎに要注意です。
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トイレはもちろん個室、しかし蓋と便座の自動開閉は付いていませんでした。
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もしもの集落の、夜
お団子と熱燗のふるまい「軽井沢 秋月と宴」
部屋でひと休みをしたら外へ。
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メディテイションバス(宿泊者専用大浴場)の前にあるテラスでは「軽井沢 秋月と宴」という企画でお酒と甘味が振る舞われていました。
チェックイン時にもらった案内には次のような説明が。
星のや軽井沢の前身である星野温泉旅館時代に愛されていた月見の文化を深め、現代に昇華した催しです。
お月見団子がモチーフの和菓子。
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お酒は熱燗です。熱燗が出てくる機械を初めて見ました。銘柄は「豊賀オレンジラベル 秋あがり純米吟醸」です。
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この後食事があるけれどせっかくなので頂きます! この日の軽井沢の夜はまだ寒くなくて外で気持ち良く過ごせました。
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この後は星のや軽井沢の外に出ます。
てくてく歩いて、トンボの湯
歩いて向かうのは「トンボの湯」。星野リゾートが運営する日帰り利用も可能な温泉施設です。
普通に入ると1,350円、繁忙期は1,550円というなかなかの強気なお値段…ですが、星のや 軽井沢の宿泊者は何度利用しても無料です。
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泉質は個人的にかなり好み(源泉かけ流し)、天井は高くモダンな雰囲気でとても良いお風呂です。露天風呂も広め、サウナの休憩に使えるスペースもかなりあります。
なお、星のや 軽井沢には露天風呂が無いので、普通の温泉旅館っぽい露天風呂を楽しみたければこちらのトンボの湯に来ないと行けないのです。(つくづく、色々とイレギュラーな宿であると思う)
夕食はハルニレテラスの川上庵へ
お風呂でサッパリしたら、そのまま歩いてハルニレテラスへ。ハルニレテラスは、星野エリア内にある星野リゾートが運営する商業施設ゾーンです。
昼間は大混雑ですが夜はゆったり。(しかし個人的には何故ここがそんなに人気なのかはサッパリわからん。笑)
夕食はこちらの川上庵さんでいただきます。
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旧軽井沢に本店、東京都内にも何店舗かお店を構えられているお店です。経営されている株式会社フォンスさんは、蕎麦の川上庵だけでなく、ベーカリーの沢村とTHE CITY BAKERY(シティベーカリー)も経営されています。強い。というか、沢村とシティベーカリーが同じ会社だったの!?って感じですよね?(笑)
川上庵はイメージする蕎麦屋とは全く違うおしゃれな店内。いきなり蕎麦にはいかず、まずはおつまみから始めます。どれも美味しそうで迷います。
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日本酒は嬉しい飲み比べセット! 長野の美味しい地酒!!
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- 佐久の花 純米吟醸無濾過生原酒
- 澤の花 ひまり 純米吟醸
- 大信州 超辛口吟醸
そして夜限定「鶏もも肉の粗塩焼き」。美味しい!
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お蕎麦はクルミだれせいろを食べました。こちらも美味しかった〜!!!!
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大満足でした。良き夕食。
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たまたま巡回バスを見つけたので、バスで星のやに戻ります。
森のほとりCafe&Barで甘いお酒
蕎麦の後はこちら、森のほとりCafe&Barへ。ケラ池はスケートリンクになります。この日は凍らせ途中の状態でした。
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すっかり外は寒いので、薪ストーブの前で暖かいお酒を頂きました。チルってやつですな!
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薪ストーブのせいか入り口のドアは開けておかないとならないらしく、店内の場所によっては極寒でした。そこまでして薪ストーブを焚く意味は…(笑)
夜の「集いの館」
部屋に戻る前に、レストラン「嘉助」とラウンジ「ライブラリーラウンジ」がある集いの館に立ち寄り。
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ラウンジではジュースとお酒、おつまみが自由にもらえるようになっていました。
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さすがに夜遅いのであんまり人はいませんでしたね。ラウンジは滞在中何度か行きましたが、行くたびに置いてあるお菓子のラインナップが変わっていて良かったです。
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川を見ながら、集落の道を歩いて部屋へと戻ります。
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これにて1日目終了です。明日は軽井沢の街中へと向かいます!
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