【会津旅行記】大川荘 宿泊記 前編 感動の吹き抜けと渓谷の絶景宿(ビューーン!福島 Vol.3)

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「ビューーン!福島」の記事です。(3/4)

約 5 分で読めます。( 2632 文字)

はじめに

@fukuhomu です。7月に福島県の会津地方に行った話を書いたブログ旅行記です。3記事目は芦ノ牧温泉の大川荘宿泊記前編です。

目次

2泊目は大川荘に宿泊、ロビーに感動…

由緒ある温泉街

2泊目の宿泊先は、芦ノ牧温泉の大川荘です。こんなところに温泉街が!?という場所に出現します。ここ以外にも何軒か大きな旅館が営業している温泉街です。歴史は古く、1200年前に発見されたという話。(Wikipediaより)

今は道路と車があるので街から30分程度で来られますが、昔は来るのが相当大変だったのではないでしょうか。

豪華絢爛のバブルなロビー!

こちらの大川荘は、ロビーが鬼滅の刃の無限城のシーンに似ている!と話題になっています。ですが、豪華なバブル建築好きの自分にとってはそこは本当にどうでも良いところです(笑)

ロビーがある宵待亭(メインの棟)は1989年に完成したもの。まさにバブル! ※ちなみに月見亭は1981年とのこと。

しかしバブルは儚い、2004年には産業再生機構の支援が入っています。事業再建には福島の有名旅館である八幡屋(現社長の実家らしい)が協力しています。あちらにも巨大な吹き抜けと浮き舞台があるので次はぜひ行きたい…。

さあ、ロビーへ…

体験は室内に入る前からスタート。建物の入口には滝が流れ、その滝を越えて室内に入るとその滝の流れが川となり、川の上には三味線を演奏する舞台があり…といったまさに夢のような豪華な世界を具現化した場所です。

ただ、今は入口の滝は工事中で岩だけがありました。滝がまた流れるようになったら絶対にまた来たいです。(人工の滝が本当に好き)

室内に入った時は、例の吹き抜けはまだ見えないのです。ここから見えるのは、建物の向こうにある渓谷の美しい緑です。綺麗に切り取られています。

向こうに向かって天井が低くなっています

その渓谷の緑と、水の流れる音に引き寄せられるように前へ進むと、そこに現れるのが川。そして空中に浮く舞台。とても神々しい…。

反対側から見た景色。和風建築を思わせる天井の組木も素敵です。

舞台の下を流れる川は、その先に滝のように流れていきます。その向こうは川が流れる渓谷です。

入口の滝から吹き抜けの川を通って、(実際には流れていないだろうけど)渓谷の川へと繋がっていく…という豪華すぎるロビー、部屋に行く前にもうお腹いっぱいです(笑)

川の上には食事会場が…すごすぎる…

大変に、良いものを味わせていただきました…。世界に誇れるロビーと言っていいと思います!!!

(注意)1989年の創建当時のものがそのままになっているわけないです。(少なくとも2013年にリニューアルされている)

お部屋は宵待亭

素晴らしい景色の部屋

宿泊するのはメインの棟にある宵待亭の和室です。夕食無しのプランなので最初から布団が敷かれています(おそらく)。

部屋の奥には掘り炬燵が。足元がほんのり暖かくなっていました。

そして窓から見えるのは渓谷の絶景…!! 素晴らしすぎる、特等席。

カウンター席もあり、こちらからも渓谷を見渡すことができます。

部屋はここ数年でリニューアルされているようで比較的新しい設備だと思います。水回りはこんな感じ。

浴室もかなり新しそうです。使わないけど。

トイレは独立式で、広々。

お風呂と食事の話

渓谷を見下ろすお風呂

部屋でひと休みしてからお風呂へ行きます。大川荘のお風呂は「四季舞台たな田」と「空中露天風呂」の2つ。空中露天風呂のほうは昼から夜にかけて貸切風呂として営業しているので、まずは四季舞台たな田から。

こちらは大川荘のメインと言えるお風呂で、内風呂とピンクソルトサウナも一緒にあります。(女湯は寝ころび式麦飯石サウナ)

棚田のように3段になった、渓谷を見下ろすお風呂は素晴らしかったです。写真はInstagramからどうぞ、多分女湯です。↓

ピンクソルトサウナは、サウナと呼ぶより岩盤浴と呼ぶ方がイメージが近いです。サウナと岩盤浴の言葉の定義の差ってよく分からないですけど。

石の上にタオルを敷いて横たわって利用します。石がゴッツゴツなので歩くのが大変w

温度は高くないので、じんわり汗をかいて寛ぎました。

夕食は外でいただきます

本日のプランは「夕食無しプラン」ですので宿の外に食べに行きます。本当は夕食も大川荘で頂きたかったんですけど、既に予約が空いていなかったのです。

芦ノ牧温泉の温泉街には飲食が出来る場所はほぼ無いと言ってよく、チェックイン時に夕食は準備済みか確認されるほど。

あるのは2つ、セブンイレブン、そしてこの居酒屋「ひさご」さん! 事前に予約してから訪問しました。予約のみで満席だったようで予約無しのお客さんはお断りされていましたので、予約しておいて良かった…。

お通しは冷奴にだしをたっぷりかけたもの。夏はこれが最高!! お供は日本酒です。

やはり会津に来たからには会津っぽいものを、ということで馬刺しとニシンの山椒漬けを。馬刺しは唐辛子味噌を醤油に溶いて頂きます。ニシンの山椒漬けは初めて食べる味。身欠きニシンの山椒の葉と醤油・酢・酒などで2〜3週間漬けたもの。食べたことない味に最初は驚いたものの、無意識に箸を運んでしまう魅惑の味…。

野菜のメニューがたくさんあり、朝採れのきゅうりを味噌といただいたり、

会津アスパラとズッキーニの天ぷらに、

山いもをワイルドにざく切りにしたものをいただいたりと、

シンプルに素材の味を楽しむ料理と会津の地酒を楽しみました。あとは見かけるとついつい頼んじゃうイカゲソ天。はなまるうどんから消えた気がする…。

そして締めは会津ラーメン。これがまたとても美味しくて、ラーメン屋さんと同じクオリティなのです。嬉しい。

なお、この日飲んだ日本酒の中では「国権てふ生酒」がいちばんの好みでした。覚えとこ。すごい勢いで食べて飲んで、ひさごのお母さんに「いっぱい飲み比べしたねぇ!!」って言われて少し恥ずかしかったけどw楽しい夜を過ごしました。

ごちそうさまでした!!! 明日は会津旅行3日目、最終日です。

囲われているところは滝ですが工事中

つづく…

この記事は連載です!

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