@fukuhomu です。5月に鹿児島の鹿児島市・指宿市に行った話を書いたブログ旅行記です。3記事目は「指宿白水館」宿泊記。お部屋と隣接する「薩摩伝承館」、そして自慢の大浴場と砂蒸し風呂へ。
指宿白水館に泊まる!
老舗大型ホテルの貫禄
鹿児島旅行2泊目は指宿の「指宿白水館」に宿泊です。1960年に開業したという老舗中の老舗! 当時の世はハネムーンブーム。東洋のハワイと呼ばれた指宿の歴史と共にあるホテルですね。
豪華なフロントから館内へ。
ウェルカムドリンクは焼酎の前割り…! やはりここは鹿児島、焼酎王国だ…。
この後お風呂も控えてるし飲み過ぎは注意(笑)
花の棟 和室の室内
宿泊したのは花の棟の和室というスタンダードなお部屋です。巨大旅館あるあるで、建物と部屋の種類が沢山あるので結構戸惑う&迷います。
ラインナップは次のような感じです。
- 離宮(一番高い、オーシャンビュー)
- 磯客殿(部屋に温泉、オーシャンビュー)
- 花の棟(洋室もある、山ビューもある?)
- 薩摩客殿(山ビュー)
年季が入っているものの、絶景の部屋で広々していて良い感じです。
窓からは、海! 天気が微妙だったので、晴天の時はさぞかし綺麗なんだろう…。
部屋の奥には化粧台スペースがあります。ちょっと面白い。
洗面エリアは、田舎の家感が強め(笑)
大浴場に行くので使わないけど浴槽が完備。
トイレは結構古め。綺麗ではある。この形あんまり見ないよね。色付き便器も最近はあんまり見ないけど昔は流行ったのかな。
指宿白水館で過ごす
併設されている薩摩伝承館
部屋で少し休憩してから、敷地内にある「薩摩伝承館」へと行きます。白水館の創業者と二代目社長が集めた作品を展示する美術館。
平等院鳳凰堂から着想したという気合いがすごい建物。晴天の時に見たかったかも…すごい雨(笑)
3棟に分かれており、正面の一番右側でチケットを買い中央の建物へ。
細長い庇のある縁側に、水盤を眺めるベンチ。
そして室内も豪華絢爛。こちらの1階のみ撮影が可能です。ステージもあるし何かイベントにも使えるのかな。
こちらは1987年のパリ万国博覧会に出展され人気を博した「薩摩金欄手」の展示。室内装飾として利用されたらしい、が、いくらなんでもこんな金きらの部屋があったのだろうか。
2階も興味深い展示が色々あり、来れて良かったです。3棟の一番奥はショップと休憩スペースになっています。
セルフサービスでコーヒー1杯無料でいただけましたので、ここでもらって水盤を眺めるベンチでいただきました!
元、水盤?
部屋に戻って浴衣に着替えたら、お風呂タイム。お風呂は2つあり、「元禄風呂」と「松雲風呂」の2つ。元禄風呂のほうが、砂むし風呂が併設されていたりと一番売りのお風呂です。
お風呂までは部屋からかなりの距離があり大移動。途中途中に、ここは昔は水が張ってあったんだろうなあというとこを見つける。(趣味)
橋がかかってたり、無造作に置かれたパキラからこちらも水が張ってあったのでは?という場所。こういうのは何と呼ぶのが適切なのか。水盤遺産? 枯れた水盤??
水盤があると維持費もかかるし湿度でカビたりもするだろうから仕方ないのだろうけど、まだ残っている施設の方は是非守っていただけると…何卒……!
自慢の大浴場と砂蒸し風呂
砂蒸し風呂は入口で受付をして専用の館内着をもらってから脱衣所へ行きます。お風呂入る前に砂蒸し風呂から行きました。初めての砂蒸し風呂、想像よりずっと重くて熱くて初めての体感でした。
その後は砂を流してお風呂へ。こちらのお風呂はとにかく広くて最高!!
1つ1つのお風呂に歴史的な解説が書いてあるのが、文化を大事にする白水館っていう感じが強め。
露天風呂にはサウナもありまして。しかし「竈風呂(かまどぶろ)」という記載で決してサウナと呼ばないのが白水館流のようです。露天に冷たい温泉があり、景色抜群の東屋でそのまま休憩できるという、それはそれは最高の体験でございました…。(自分の中では過去イチ)
焼酎道場で味見
湯上がりは元禄風呂の入口のすぐ下にある「焼酎道場」へ。たくさんの焼酎が飾られています。
「焼酎道場」の名前からしてバーなのかと思いきや、こちらは焼酎の無料試飲の場所。レア焼酎も味見できちゃいます。しました。
この後は夕食です。つづく…
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