@fukuhomu です。12月にこの年3度目の京都旅行に行った話を書いたブログ記事です。3記事目は宿泊先のエースホテル京都の宿泊記です。
烏丸御池の駅の上にある「新風館」
2つの茶色い建物
京都旅行2日目はエースホテル京都!ということで烏丸御池のほぼ駅の上にあるこちらへ。レンガ造りの建物は1931年に建設された元京都中央電話局、その後ろに見える建物は新築です。
京都は建築物の高さ規制もありますし、俗に言う「腰巻きビル」にならずにこうして残されているのはとても良いですね。すぐ近くの中京郵便局旧庁舎もとても良い感じ。
施設の大部分は新築部分(下の写真の手前左側)な訳ですが、茶色いルーバーが付いたファサードが特徴的…そうこれは……隈研吾氏監修によるもの……。エントランス部分の大きな庇と突き出した梁も結構面白い。SF世界の日本感ある。
エースホテルはアジア初上陸のブランドのホテル。想像していたよりずっとカジュアルな雰囲気。
入り方色々:中庭から入るルート
エースホテル京都は複合施設「新風館」の一部なので色々なルートで入ることが出来ます。極限までホテルと外の世界の境が無い!
中庭には店が立ち並び、写真撮影している人も沢山いました。緑が沢山でいい感じ。
入り方色々:地下鉄から入るルート
地下鉄烏丸御池駅からそのまま入ることだってできちゃう利便性が素晴らしい。改札降りたらすぐそこが新風館の入り口。
おしゃれな看板。フェンスを使った看板は何のインスピレーションなんでしょうね?
新風館の中のお店が並ぶ通路からすぐにホテルに入れます。←HOTELの看板も、フェンス。
不思議な世界のホテル
きらきらしているフロントロビー
ロビーに入るとBGMが爆音で流れていて普通のホテルと目指しているところが違うというのはすぐに理解できます。(でもさすがにW Hotelsよりは小さいかも)
天井には隈研吾!って感じの木組。照明もそうかと思いきや、照明は違うんだってさ。
照明は、館内全体のインテリアを手がけたコミューン・デザインというスタジオによるもの。銅管で作られた照明は隈研吾の木組みと一体となっているので隈研吾デザインと言ったら100%騙されると思うw
こちらのロビー、ホテル宿泊者じゃなくても自由に使えるエリアになってるようで満席でした。カフェが目の前なのでそこからコーヒー買ってる人も多い模様です。
細部が色々可愛いきゅんきゅんポイント
エースホテル全体のテーマとして「East meets West」を掲げています。テンプレートのような日本らしさ(葛飾北斎の浮世絵とか)ではなく、より深いとこでEastを表現してるのが、エースホテルからしたら当たり前なんでしょうけど、心地よい。
ロビーやエレベーターホールの壁に貼られたタイルは信楽焼(しがらきやき)のものだそうで。新しいのに何だか昭和のビル感があってやすらぐ。
そして布で作られた温かみのあるフロアガイド。このデザイン、そしてフォントは柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)氏によるもの。
2023年時点、なんと101歳になられた現役アーティストです…! 今年は展覧会も開催。
トイレサインもなんと、布!笑 かわいい!!
本日の宿泊は2階でございます。エレベータを降りて、お部屋へ。
ヒストリックツインに宿泊
保存棟のお部屋
元京都中央電話局を活用した保存棟に宿泊します。広い天井の廊下。部屋の扉の位置は電話局時代から変わっていないのかな?
お部屋はヒストリックツイン。保存棟なのでヒストリック。烏丸通に面する窓を有した横長のお部屋です。フロアランプはイサムノグチのAKARIシリーズのやつ。
↓2021年のイサムノグチ展でも展示されていました。(写真一番左)
窓に向いてベッド、そして自由に使えるアコースティックギター。
ベッドサイドのスイッチはぽちぽちするやつです。壊れやすそうなので余計な心配をしてしまう。
デスクに置かれているのはレコードプレイヤー、そしてレコード。海外のレコードが主ですが、1枚だけ松田聖子がありました。
使い方はQRコードでアクセスした先で解説。レコードプレイヤーは実家にあったけど使ったことがなかったけどせっかくなのでドキドキしながら使ってみました。(壊したら修理費弁償か買取って書いてあって怖い!!)
ミニバー。かわいい。
館内図やルームキーも可愛い。これらも柚木沙弥郎氏デザインなのかな。
レターセットの中に置かれていたのは何と五線譜♪ せっかくだったのですが活用は出来ませんでしたw
洗面は広々ダブルボウル、色調がなんか無印良品感ある気がしないでもないです。
ドライヤーの袋が超可愛いので買いたいですね…(非売品)
アメニティは脱プラスタイル。フォントは全部これで統一されてますねえ。
お風呂は黒い部屋。バスタブと洗い場ありで日本式です。
もちろんトイレは独立式。ありがたい! トイレットペーパーの置き方が斬新w
朝食をいただく
朝食付きのプランだったので、翌朝は3階の「Mr.Maurice’s Italian」で朝食をいただきます。キャパシティあんまり無いのか、並んでた…
メニューはアメリカンブレックファストを選択。具を選べるオムレツです。
混んでたしテーブルが割と小さくてあんまり落ち着いて食べられなかったかな…。
この後、チェックアウトし荷物をフロントに預けて最終日の観光に出発します。
つづく…
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