【札幌旅行記】衝撃のビジュアル!? 安藤忠雄の「頭大仏」を拝みに真駒内滝野霊園まで。(北の大地の夏空は青かった Vol.6)

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「北の大地の夏空は青かった」の記事です。(6/7)

約 3 分で読めます。( 1172 文字)

はじめに

@fukuhomu です。

いよいよ旅行も最終日。頭大仏を拝むために出発です。

目次

頭大仏って、なんですか

紛れもなく大仏。ただし…

「頭大仏」という名前を聞いてそれだけでピンと来る人は建築ウォッチャーですね!

頭大仏は真駒内滝野霊園の30周年記念事業で、もともとあった大仏を安藤忠雄氏が「頭以外すっぽり隠してしまった」=「外から頭以外が見えない」大仏です。

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2017年に国立新美術館で開催された安藤忠雄展では、この頭大仏の影響で中国からお寺の仕事が沢山来るようになったというストーリーが紹介されていました…(笑)

とにかく一度その姿を拝見したいと願い続けて、やっと訪問が実現しました。

お寺ではなく、霊園にあります

頭大仏が鎮座するのはお寺ではなく霊園です。札幌市郊外の真駒内滝野霊園というところにあります。

札幌駅近辺から車で40分くらいです。

さあ真駒内滝野霊園へ

広すぎる土地と、頭大仏様との対面

カーナビは霊園に着くなりさっさと案内を終了させてしまったわけですが、見渡す限りお墓で頭大仏が全然見つからない。霊園、広すぎる。

車で少し彷徨ったのですが、やっと頭大仏の駐車場を発見。頭大仏の隣に専用の大きな駐車場が完備されています。

駐車場からは早速横顔が見えます。

ラベンダーに包まれて

正面から見た感じ。見事に顔が隠れてますね。ラベンダーの季節なので紫色の花畑になっていてとっても綺麗です。

1つ目の門?を入ると最初にあるのが水盤。ピンと水が張るのも、

風で波打つのもどちらも素敵です。

水盤を配することで2つの世界の「結界」とし、また「水で清める」という意味も持たせているのだとか。

コンクリート製のミニマリズムな建築で一見宗教色が感じられないのに、こういった意味を持たすのは本当にすごいですね。

この水盤をぐるっと回って次の門?を入ると巨大なトンネル、そして向こう側に大仏が。

そして奥まで進んで見上げると、

やっと全体を見ることができます。

ぐるっと一周、背中からも。

元々あった大仏様をコンクリートの巨大な屋根にすっぽり入れてしまったこの建築。とってもアバンギャルドに聞こえますが、実際に行ってみると大仏様が収まってる様子がどこか安心感を感じる不思議な場所でした。

帰り道

水盤の両脇は、一方はカフェとお土産やさん、もう一方には建設風景の写真が展示されています。

頭大仏のすぐ隣には大量のモアイが大仏の方を向いて鎮座しています。謎です。

一面のラベンダーとその先に少し見える「頭」のコントラストを目に焼き付けて、次の場所に向かいます。

来てよかった!

つづく

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