【豊島旅行記】自転車で巡る豊島。自然に囲まれて現代アートを。(海と建築に出会うひとり旅 Vol.11)

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「海と建築に出会うひとり旅」の記事です。(11/14)

約 5 分で読めます。( 2394 文字)

はじめに

どうも、@fukuhomu です。

次の旅行までにこの旅行記を終わらせないとね!ってことで、豊島を巡ります。

目次

島の自然を駆け抜けて

自然と出会い

前日までいた直島は観光をベースに割と開発されていたとこもあったので、豊島もまあそんなもんだろうと思っていました。来るまでは。

自転車を借りて島を走ると、とにかく自然。森のなかに所々道祖神のようなものが。これが日本の原風景なのかなあー。

自転車に乗って、全身にあたる風がとても気持ちよいです。

自転車に乗る事自体、何年ぶりだろうね。(最初上手にバランスが取れなかったのは内緒だ!!!)

そんな山の中で、とある現代アートの展示の入り口のところにいると、自分と同じくらいの年齢の男性がやって来ました。

その展示は休みで入れなかったので、「ここやってないですよー」と声をかけたら通じず。中国から観光できていた人だったのでした。日本語が通じないで当然ね。

そこから、その彼となんとなーく伝わっているような伝わっていないような英語で会話をしながら、自転車で山を登りました。そして山の向こうに豊島美術館が見えました。

ほう、あれが豊島美術館かと。写真じゃわかんないよね?

ここから自転車で10分位あれば着くのですが、まだ開館時刻には早いので他の展示に行くことに。中国人の彼も一緒に行く事になりました(笑)

離島で知らない外人と出会って一緒に自転車を走るなんて、これ何の映画の世界でしょう!?

突然現れる現代アート

豊島も直島と同じように、現代アートが点在しています。これもそうです。

島の自然の中に突然現代アートが現れ、一体コレが何なのか、中国人の彼と首をかしげました。「空の粒子」という作品のようです。

現代アートの付近は山だったり農地だったり。時間はどこまでもゆっくり流れていました。

こちらは島キッチンという名前の。観光客はここでご飯が食べれたり、島の人達のイベントスペースになったりしている広場です。屋根が長くて面白いよね。

中国人の彼曰く、これは中国の伝統的な建築様式だとかなんとか…。そうなの!?

気持ちよすぎる道路

そろそろ豊島美術館の開館時刻になるので、豊島美術館へ行きました。美術館への道が気持ち良いのなんの。人生最高のサイクリングでした。

青い海と空へ繋がる道路…。

そして右にカーブを曲がったところに、豊島美術館があります。

このなんだかよくわからない建築が豊島美術館です。

美術館の反対側には棚田が広がります。棚田は最近復活したんだって。

豊島美術館で自然と一体となるアート

「見えない」何かを感じる 豊島美術館

美術館の敷地内に入ると、芝生に道が敷かれていて、敷地内をぐるっと回って美術館へと行きます。

こんな道を進みます。

美術館の中は撮影禁止。美術館と言っても有名な絵が収蔵してあるわけではなく、この豊島美術館のために作ったアートが1つあるだけです。

建築は西沢立衛氏の作品です。美術館の建物も大きく外に開いていて、外の風や雨が普通に入ってきます。…と説明すると全然楽しくなさそうでしょう?

違うんです、めっちゃ素晴らしいんです!!!!

言葉で説明できないので、公式サイトを見てください(笑)

来てよかった…。本当に来てよかった……。こんな気持になれる美術館って、なかなか無いですよ。

お土産屋さん&カフェ

お土産屋さん兼カフェは撮影OK。

直島・豊島の美術館の良いところは、写真が撮影できない代わりに手のひらサイズの図録(ハンドブック)があることです。是非買いましょう。

あとでホテルで撮影

豊島美術館で心が浄化され、また次の目的地に出発です。

まだまだ続く豊島周遊

ランチはうどん

豊島はあまり観光地化されていないので、飲食店も多くはありません。やっと見つけた小さなお店でうどんを食べました。

中国人の彼と一緒に食べました。うどん食べたことあると言ってたのですが、よくよく話を聞くと多分「茶そば」でした。そばとうどんの区別を英語で説明できなくて撃沈したけど、美味しいと食べてくれたから良かった!

中国人の彼はこの後次の島に行くためにお別れしました。短い時間だったけどありがとう!!

一風変わったバスケットボールのリング

突然遭遇したバスケットボールのリング。自由に遊ぶことが出来ます。

その形は豊島の形です。

心臓の音のアーカイブ

次に向かうのは「心臓の音のアーカイブ」です。クリスチャン・ボルタンスキー氏の作品です。途中に神社があり、くねくねとした道を一人で進んでいきます。

そして見えてきたこの建物が「心臓の音のアーカイブ」です。

その名の通り、ここでは来館者の心臓の音を録音し、アーカイブしています。展示室ではその心臓の音を流しています。

僕は心臓の音が苦手なので(笑)録音することはしませんでしたが、この小さな島の片隅で心臓の音がずっと保管されると思うと、不思議な気持ちになる展示でした。

針工場

心臓の音のアーカイブの後は再び来た道を戻り、針工場という展示に行きました。

中には漁船の舟型が置いてあります。

豊島横尾館

そして最後に向かったのが豊島横尾館です。その名の通り横尾忠則氏の施設です。

こちらも中は撮影禁止なのですが、極彩色の作品がとても面白かった!

中は撮影禁止なので、こちらも公式サイトをどうぞ。おすすめです。

さあ、次の目的地へ

豊島から宇野港へ

朝は高松港から来ましたが、本日の宿泊先は倉敷なので岡山県の宇野港へ戻ります。港付近のレンタサイクルで自転車を返し、フェリーの時刻までうろうろ。

※レンタサイクルの事務所が留守になっていて、開けてもらえるまで少し時間がかかったのでフェリーの時刻まで余裕を持って行動しましょう

フェリーの中で食べようと思って、ジュースやお菓子を買いました。

オリーブサイダー(※小豆島)に、

レモンケーキ!(たぶん瀬戸内名産!?)

さらば、豊島!!!

帰りは高速船じゃなくてフェリーでよかった…。

宇野へ向かいます。

つづく…

この記事は連載です!

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