【香川旅行記】遂に憧れの名建築 香川県庁舎へゆく。そして時々うどん。(海と建築に出会うひとり旅 Vol.8)

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「海と建築に出会うひとり旅」の記事です。(8/14)

約 4 分で読めます。( 1770 文字)

はじめに

一泊目は直島、二泊目は高松です。直島からフェリーで高松へ戻り、長年の憧れだった香川県庁舎へと向かいます。

目次

高松へカムバック!

建築とうどんの街

直島の一泊を終えて、高松へと戻ってきました。駅前には高層ビルが…こりゃ見るからに税金っぽいわあ…(笑)

高松といえばうどんだよね!!

というわけで、友達にオススメしてもらったうどんのお店へ行きました。その名も「めりけんや」です。

食べログ
めりけんや 高松駅前店 (高松/うどん) ★★★☆☆3.47 ■予算(昼):~¥999

かぼすの入った肉うどんと天ぷらをオーダー。

数時間前にお昼ごはん食べたばっかりでして、もはや何ご飯か分からないけれど、旅といえば食べ物です。うどんはきっと別腹。もちろん、美味しかったです!

毎日の食事がうどんでも良いんですよ…。ごちそうさまでした!

香川県庁舎 建築探検

憧れの香川県庁へ

建築とアートは直島ばかり注目されている感じがするけど、そんなことないんです。今回の旅行で高松に一泊した大きな理由の1つに、「香川県庁舎」がありました。

何を隠そう、「香川県庁舎」は日本で恐らくもっとも偉大な建築家である丹下健三氏の建築です。その傑作ともいえるものが香川県庁舎なのです。

というわけで、歩いて香川県庁舎まで向かいました。

意外と距離があった上に3泊分の荷物を持っていたのでなかなか大変でした。が、見えてきたときのその感動ときたら…!

これが、香川県庁舎だ!!!

日本の伝統建築らしさと、西洋の建築の融合。モダニズム建築の大傑作でございます。古い建築なのに手入れをされているようでとってもキレイ。きっと愛されてるんだなあ。

入り口は広いピロティになっていて、県庁なのに誰でもウェルカムと言わんばかりのとてもオープンな雰囲気。

中に入ると、当時の内装や家具がそのまま残っている。すごい…雑誌で見たものそのままじゃないですか……

1階部分は2階まで吹き抜けになっているロビーです。何と言ってもこれ、信じられないかもしれませんが1958年の建築ですからね。

1階は建築の展示がたくさん

1階をぐるっと一周してみると、丹下健三の建築を紹介するパネルなど、たくさんの建築に関する展示がありました。

県庁舎の1階とは思えない、大充実の展示です!!(笑)

香川県が建築が好きなことがよく、わかりました。

ふと気になるものが目に入りました。

香川県庁のガイドブックだと!?!?!?

しかも書店では買うことが出来ない。ロビーの受付ですら売ってくれない。本館8階の文化振興課でしか買うことが出来ないガイドブック!

これは一体…いや欲しいけどさ…文化振興課のオフィスに行くの?

しかも、この短パンで…?

 

はい、買いました。

8階までエレベーターで行くと、まじで、ただのオフィス

セキュリティカードないと入れないのかと思ったら普通に入れました。とりあえずその辺にいたおじさんに「香川県庁舎のガイドブック欲しいんですけど…」とお願いしたら、その人は文化振興課の人じゃなくて全く話が伝わらず…。

「瀬戸芸のガイドブックですか?」

「いいえ、丹下健三の香川県庁舎のガイドブックです」

「丹下健三ねえ…」

これはもしや買えないのか?と思ったら、文化振興課の人を呼んできてもらい、無事買うことが出来ました。

住所や名前も必要だったので、きっと複雑な役所の事情があるんでしょう…。

しかし、内容はとっても素晴らしいものでした。

建設中の写真、竣工式の写真、建築家の相関図(コルビジェの名前まで載ってるw)、近隣の建築紹介など大充実の一冊。これは勇気を出して買いに行ってよかった

カーサブルータスのマガジンハウスさんとか、ちょっとこれ買い取って売り出してほしいですよほんとに。

庭園もまた素敵

県庁舎の庭園もまたこだわりの建築です。きちんと手入れされていて素晴らしい空間が広がっていました。

新館から見た庭園

地元の石が使われているんだって。

ここから見ると「梁」がたくさん見える。ガラス張りの向こうには先程のロビーがあります。庭園と一体化していますね。池をかかる橋も素敵です。

最後に引きで1枚。

名建築と呼ばれている理由は、やはり行けばそれなりに分かる気がした。

うまく言葉で言えないけれど、やっぱり行かなきゃ分からないものなんだなということを強く感じて、香川県庁舎をあとにしました。

つづく…

この記事は連載です!

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