fukuhomuヴェネツィアともお別れ
3日で楽しんだヴェネツィア
3日間のヴェネツィア旅行を終えて、次の目的地へと向かいます。ヴェネツィアは3日間で満喫しましたが、あと数日あればもっと色々行けたのになあという後悔も残ります。
しかし、それくらいで留めておくのが、また来ようと思える動機になって良いのかもしれません。とはいえ、今回巡った場所も素晴らしかったので、次回ヴェネツィアに来ても同じところを再訪してしまう気がします(笑)
さて、ここから向かう次の目的地はフィレンツェです。ヴェネツィアと同じくルネサンスで栄えた街ですが、全く異なる性格を持つ町ということで、その違いを体感できるのが楽しみです。
ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅から出発
出発はヴェネツィア本島にある「ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅(Stazione di Venezia Santa Lucia)」です。


海の上を渡って本土からここまで鉄道が伸びているため、この周辺だけは少し近代的な雰囲気になっています。


イタリア鉄道事情
イタリアの高速鉄道は2社あります。1つは日本で言うJR的なポジションの「トレニタリア(Trenitalia)」、そしてもう1つは「イタロ(Italo/運営会社:NTV)」です。
しかし日本とは大きく異なる点があります。
それは、2社あるといっても線路も駅も同じということです。


発想としては高速バスや飛行機と同じですね。このような仕組みを「上下分離方式」といい、EU各国で取り入れが進んでいます。
この方式のイタリアでの採用を受け、2012年からイタロの運行が開始されました。東海道新幹線の線路に複数の企業が新幹線を走らせている様子は、なかなか想像がつきませんが…。
高速鉄道でフィレンツェへ!
イタロにした
今回、フィレンツェに行くのにはイタロを選びました。予約はOmioというサービスを使いました。


基本的にインターネット予約はJRの直販しかない日本とは対照的に、イタリアでは周辺サービスへの開放が進んでおり、他社の販売が充実しているのも特徴的です。
プリマに乗って
座席はビジネスクラスに該当する「プリマ(Prima)」を選びました。新幹線で言うグリーン車です。


座席は回転しないのですが、車両の真ん中だけこのように向かい合わせの席になっています。この席は人気が高いのでお早めに。
ちなみに座席が回転しない理由ですが、私が思うに列車の進む方向が頻繁に変わるためだと考えます。
イタリアの駅は頭端式ホーム(新宿駅の小田急、梅田の阪急みたいな行き止まりの駅)になっている場所が多く、その都度進行方向が変わるので、いちいち座席を回転させていられない!という事情なのでしょう。
隣の車両には自動販売機があるということで見に行ってみたところ、イタリア人が全幅の信頼を寄せるラヴァッツァの自販機が置いてありました。


プリマの席なので、お菓子と飲み物、お手拭きがサービスされました。


残念ながらプロセッコは品切れだったので、ソフトドリンクを頂きました。
着いたぞ、フィレンツェ
そんなこんなで、2時間20分かけて次の目的地であるフィレンツェに到着です。


ここから先は、旅行記もいよいよフィレンツェ編へと続いていきます~!



つづく…

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