



ただいま、万博!
東ゲートから入場
万博訪問4日目のスタートです。今回も入場は東ゲートからでした。朝の1番のピークを過ぎた時間だったので、駅はそこまで混んでおらず、電車も空いていました。


現在のルールでは予約は早い者勝ちなので、どうしても多くの人が早い時間に行きたがります。ただ、快適に行けるように、少し遅めの時間に訪れるのも良い選択だと思います。
雨の万博、パビリオン巡り
この日の天気はあいにくの雨で、初めての雨の万博訪問となりました。最初に入ったのは、東ゲートからすぐ近くにあるマレーシアパビリオンです。
展示は3階から始まります。展示を見ながら良い匂いがするなと思ったら、1階がマレーシアのご飯を購入できるお店になっていました。
こちらのお店はグラングリーンにあるレストランが提携して運営しているようです。レシートを見るとA-Diningという店舗名が書いてあります。
どちらも、株式会社ファインという大阪の会社により運営されています。(求人情報サイトにも情報あり)
ナシアヤムとミーゴレンを食べました。うまい!


比較的並ばずに買うことができ、大屋根リングもすぐ近くなので、そのベンチで食べられるのもとても良いと思いました。
1階にはいろいろな物販もあり、マレーシアお土産の定番であるボーティーも売っていましたが、お値段はかなり高めです(笑)


大人気の住友館
万博会場に着いて早々お昼ご飯を食べ、次に向かうのは住友館です。


こちらは事前の抽選で当選していました。木で作られた特徴的な建物で、住友の発祥の地である別子の山々をイメージしているそうです。


住友館は展示のボリュームが非常に多く、かなり疲れてしまったので、アメリカパビリオンで休憩することにしました。
色々な国を感じる!
アメリカパビリオンで休憩
アメリカパビリオンの展示は大人気で大行列でしたが、その奥にあるレストランは空いていて、すぐに入ることができました。
入店するとすぐに注文を求められる仕組みだったため、とっさに考えがまとまらず、赤ワイン(ピノ・ノワール)とオニオンリングを頼みました。


組み合わせに多少の無理はある気がしましたが、美味しくいただきました。
ハンガリーで歌声
お次は、先着予約で入ることが決まっていた(たしか)ハンガリーパビリオンです。素晴らしい歌声を堪能した後は、まだ訪れていなかったリングの最も中央にある公園を少し散歩しました。


賑やかな会場の中で、このエリアはとても静かで落ち着いた場所で、素敵です。


ここが埋立地とは思えないほど、豊かな自然が広がっています。
モナコでワインバー
続いて向かうのは、モナコパビリオンの3階にあるワインバーです。ワインバーはタイミングが良く、並ばずに入ることができました。


こちらのワインバーでは、モナコの名門ホテル「オテル・ド・パリ」のワインセラーから選りすぐりのワインをいただけるという、豪華な空間です。


こんなところに普段着で来てしまっていいのかなという感じもしますが、こういう体験も楽しめるのが万博の魅力ですよね。
お店は高い位置にあるので、アゼルバイジャン館や「夜の地球」の建物が見渡せます。


ワインは高級なものが取り揃えられているため、気軽にお店で飲むワインよりはやや高めですが、素晴らしい体験ができました。







せっかくなので、少しおつまみがあると嬉しかったですが、本場の人たちはどういうふうに飲んでいるんでしょうね…。
お気に入りトイレ
さて、ここでいきなりお気に入りのトイレを紹介します。
今回の万博では、トイレと休憩所が若手の建築家によるコンペによって実現されています。こちらのトイレは、隈 翔平氏とエルサ・エスコベド氏によるものです。


階段状になっている部分の下がすべてトイレになっている建物で、なんと言ってもお気に入りポイントはその収容人数です(笑)
1番奥の通路には男子用の小便器が並び、真ん中の通路には個室が並んでいます。こちらは男性と女性の区別がないトイレとなっています。


他のトイレは屋外にあったり、かなり狭い空間になっているものも多い印象ですが、このトイレは完全に屋内で広々としており、動線も一方通行なので、最も機能的なトイレとして気に入りました。


トイレを待っている人は、屋上の階段状の部分で待つこともできるので便利です。出口を出たところには、ちょっとした池の庭園もあり、素敵でした(写真撮り忘れた…)。






【画像あり】パビリオン・ショーの感想
マレーシアパビリオン
マレーシアパビリオンで最初に見る展示は、色とりどりなコロニアル建築を背景に、さまざまな地域の料理を紹介するものです。


マレーシアでは、いろいろな民族がそれぞれの文化の中で共生しており、その多様性を料理から感じ取ることができます。
以前クアラルンプールに行った時にいただいたナシレマッの展示もありました。


見ているだけでお腹が空いてくる展示です。そして、うっすら漂うおいしいご飯の匂いが、最後のレストランへとつながるわけです(笑)


展示はその後、下の階へと続きます。こちらにある大きな木は、ラタンで作られているそうです。


他にも、未来的な都市の映像など、科学技術に関する展示が多くありました。
住友館
住友館は時間ごとに大人数で入場しますが、指定された時間通りに行っても、かなり待たされました。立ったままの状態で待機することになったため、正直その時点でかなり疲れてしまいました…。
中に入ると、各グループに1つずつランタンが手渡されます。


このランタンにはスピーカーが付いていて、音声による指示がランタンから流れてきたりします。


次の部屋は広い空間で、森を再現した展示が広がっていました。床には起伏があり、かなり手の込んだ造りになっています。


ランタンを指定された位置にかざすと、付近のスクリーンや装飾が音を出したり光ったりする、インタラクティブな展示となっていました。


しばらくその部屋で過ごした後、次のゾーンではランタンを使った展示は終了し、さらにその次の部屋は「パフォーミングシアター」という名前になっていて、光と映像、そして実際のパフォーマーによるショーが行われる空間となっていました。こちらは撮影禁止です。
パフォーマンスは非常に前衛的な印象を受けました。ここまで歩き回って足が疲れていたので、最後は座って鑑賞できて本当によかったです。
すべてが終わった後には、森の中にどのような道が作られていたのか、


どこにランタンをかざすスポットがあったのかなどが紹介されます。


もちろん、すべてを見ることはできませんでした。
ハンガリーパビリオン
ハンガリーパビリオンの展示は、実際の方が歌う生のショーで、かなり間近で鑑賞することができます。本当に美しいショーでした。


途中、一緒に歌うシーンもありましたが、元の曲を知らなかったのでうまく歌えませんでした。




それでも、とても楽しいひとときでした。
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