【アナハイム旅行記】カップルで楽しむアナハイム はじめてのDLR(スピンオフ)〜ダイヤモンドセレブレーションの真実〜

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「カップルで楽しむアナハイム」の記事です。(15/15)

約 5 分で読めます。( 2373 文字)

はじめに

※今回の記事はこちらの記事の裏話になります。ぜひ、はじめにお読み下さい。


遡ること1年。

現地時間2015年9月20日。

私は、アメリカはカリフォルニア州アナハイムにいました。

初めてのディズニーランドリゾートを満喫する旅行は早くも3日目。

明日は4日目は最終日。

今日だ…。

前日と同じように準備を終え、しかしいつもとは違う思いを胸に出発したのです。

目次

出国

待ちに待ったシルバーウィーク。

1年前から準備していたアナハイム旅行へ旅立つため、成田空港へやってきました。

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ボーディング待ち。

第一関門です。

荷物検査引っかかったらどうしよ…。

トランク預け入れも何かあったら嫌だし手元に置いておきたい…。

引っかかったら色々最悪や…。

あらゆる最悪の事態が頭から離れず、気持ち悪くなってました。

龍角散(通称DHP)を片手に、吐きたくて仕方ない食道を励ます事しか出来ないのでした。

朝食はしっかり食べる

初日、2日目とたっぷり遊び、天気予報では40℃超えを指していた3日目。

今日しかない。経験したことのない緊張と共にホテルを後にしました。

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ゴキゲンに進んでいきます。僕は吐きそうです。

朝ご飯はPCH。

まだ早朝ですが、パラダイスピアホテルへやってきました。

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40℃の予報通り、部屋を出た時点で異常な陽射しが降り注いでいました。

そんな気温も相まって、いつもと違う心境に緊張を隠しきれずとにかく喉が乾きました。

オレンジジュースが止まらない。

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謎の冷や汗も止まらない。

ミッキーが視界の端で踊っている。

オレンジジュースが止まらない。

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美味い。

とにかく食べて飲んで緊張を誤摩化す。

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人の気も知らずにちゅっちゅしてます。

1時間ほど楽しんだPCHを後にします。

ちょいちょい味がわからなかった。

とはいえ遊ばにゃソンソン

朝からそんなメンタルでやってますが、せっかくのディズニーランド。

楽しまなきゃ損です。

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キャプテンのかっこよさで気を紛らわす。

僕の考えている事、腹の内は正義だと言い聞かせます。

僕はこのキャプテン並みにイケメンだと言い聞かs無理だわ

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あまりの緊張とあまりの気温(40℃)にTシャツが水没からの乾燥を1周して塩噴きました。

汚いもんすみません。1日通してこの繰り返しで真っ白になりました。

気が付けばサンセット、チキン

 彼女がトイレに行っている間、この看板見つけてほっこりしていた時に謎の不安に駆られてリュックを確認しました。

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無事でした。何故かビビリました。

やけに鮮明に覚えております。

そして日は沈み、40℃の熱気も足早く身を潜めていきました。

うっすらと汗ばむ程度の気温がこのパレードを一層楽しませてくれているのは間違いありません。

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この時だけは緊張から解放されていたような気がします。

そして次の予定は、次の予定は、と時間は駆け足に、しかし何一つ零すことなく過ぎて行きます。残された時間は僅か。

タイミングはいつやってくるかわかりません。

こっそりとリュックからポケットに移すと同時に、心拍数はエンジンをかけ始めます。

ダイヤモンドセレブレーション

明らかに膨らんだ左ポケット。

気付かれないように、彼女の一歩後ろと左側を必死に歩きました。

なかなか来ない「今」に神経を尖らせながら、カルーセルへ向かいます。

カルーセル。

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たかがメリーゴーランド、されどメリーゴーランド。

僕にとって人生で初めてのメリーゴーランド。

原因不明、世界で1番幸せな場所に居るんだと思える不思議な時間でした。

左ポッケはずっと抑えながら。

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めっちゃ自撮りしてるけど。

カルーセルを後にし、キャッスルと向かい合った小さなベンチへ。

たくさんのゲストが笑顔で行き交う中、隣合って座り、リュックを下し、カメラのレンズを替えたいと嘘をつきました。

緊張は一気に昂りを見せ始める。

心拍数はかつてなく肋骨を打ち付け、呼吸が浅くなっていく。

誰もこちらなんて気にしていない、楽しそうな声が段々と遠く感じられた。

ひとつ大きく息を吸い込み、一瞬だけ心臓を黙らせる。

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正直、緊張し過ぎて具体的に何と言ったかは覚えていません。

ただ、この3日間隠し通した指輪を手に、これからもずっと一緒にいて欲しい旨を伝えました。

我ながら下手っくそなプロポーズでした。

案の定、ほんの一瞬驚いたように笑顔だった彼女の顔が険しくなり、ちゃんと結婚して下さいって言わないとダメ、と。 断られた。

ここからは鮮明に。

今度はリラックスし、理不尽に黙らせられた心臓も息を吹き返し、「結婚して下さい。」と伝えると、泣きながら喜んでくれました。

こんなに嬉しかったことは、少なくとも物心ついてからなかったな。そんな時間でした。

次の日はミッキーへ報告に。

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キャストさん達も大声で煽ってくる(祝われてる)しちょっと恥ずかし嬉し。

ここまで書いたところで、これ公の記事になるのかと突然恥ずかしさが込み上げてきましたが、まぁ悪い話じゃないしいっかと気を取り直します。

さて、「カップルで楽しむアナハイム」スピンオフ 3日目の裏話は楽しんでもらえたでしょうか。

行きの搭乗前からいらん心配ばっかりで、頭皮同様に心臓にも毛の1本も生えてなさそうなチキンっぷりを痛感しましたが、この記事の内容はこの旅が濃密になった1番の要因です。

ということでこれにて「カップルで楽しむアナハイム」完結とさせていただきます。

むしろ「カップルで楽しむ」シリーズが終わります。

次回、いつになるかはわかりませんが「夫婦で楽しむ○○」をお届け出来ればなーなんて思います。

みんなアメリカ行こうぜ。

それでは、お読みになって下さった方にもハピネスが訪れますように。

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(追記)

プロポーズ直後、近くのキャストさんから「そろそろパレードが来るからそこどいてね!!」と退去命令が出たのも良い思い出ですw

(※カメラキャストに声をかけたが最後、ほっぺにキスから逃れる術はありません)

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