どうもこんにちは。hisashi59です。
前回のD23 Expo 2015 初日に地蔵をした話は、実はほんの序章に過ぎなかったのです。。。
そして2日目の地蔵へ
初日のDisney Legend の講演の後、その後も上がりきったテンションで1日目を終え、へとへとの状態でホテルへ帰還。
今夜はゆっくり寝れると思ったその時、Expo 2日目目玉の新作映画プレゼンテーションの待機列がすごい勢いという情報が入る。
こちらのプレゼンでは、Marvel、Disney、そしてLucasfilm と3社の新作実写映画を紹介するため、各層のファンが集結するという事態に。7500席もいつまで持つかわからないというプレッシャー。
悩む我々。そして脳裏によぎるあの地下室。
またあの部屋で一晩を明かすのか…。
悩んだ結果、選択をした。
並ぶと。
地下室へ到着
こうして2:00頃、1日ぶりに、地下室へ到着。
地蔵セットを広げ、睡眠を取る体制にはいる我々。
厚手のレジャーシートに横になり、順番に仮眠を取る。
が、床のコンクリートが固い。
おまけに地下室が寒い。
地下室はパーカーを着た程度でちょうどよいくらいの気温だが、シートを敷いても床が冷たい。
ふと周りを見渡すとホテルの枕やらマットレス持ち込んでいる人がちらほら。
本当に無法地帯だ。。。
仮眠を終え、twitterで情報収集をすると、朝6時過ぎには7500席に達し、ラインカットをしたとの情報が。
早めに並んでいてよかった。。。
長期間の地蔵と硬いコンクリート、そんな環境で耐え続け、徐々に精神が狂い始めた我々。
7時を過ぎた頃には、
「お、あと3時間ですね。あと少しだ。」
といったような会話があり、確実に時間感覚がおかしくなってきている。
2徹で地蔵をした我々の体力と精神は、限界を迎えつつあったのである。。。
我々を救ったソウルフード
ここである食べ物が、極限まで追い込まれた我々を救うことになる。
それは、事前の打ち合わせで半ば冗談で出たアイデアのひとつ。時間がない時にと持ち込んだ、日本のソウルフード、缶詰のYAKITORIである。
同行者のアスカさんが、インスタグラムにあげた食事の様子がこちら。一口食べた瞬間、タレが異国で疲れ果てた身体に染み渡る。アメリカの食事では味わえない旨味が口の中に広がり、限界に近かった体力が回復していく実感が湧く。
HPが黄色ゲージだったのが、緑色くらいまで回復していく。
日常生活において、なかなか缶詰の焼き鳥を口にする機会はないものの、こんなに美味かったのか。。。と感動しました。
異国で疲れ果てた時には、タンパク質と味わい慣れたあのタレは特効薬です。
ちなみにこちらの投稿を投げたところ、twitter越しで日本から、地蔵のレベルが斜め上すぎるw 野戦病院かよwといった反応をもらいましたが、遊びじゃないんですよ本当に。
そうして食事も無事済ませ、とうとう我々は興奮の会場へ。
成立しないババ抜き
開園約1時間前に入場。それまでの疲労は何処へやら、テンションが上がり続ける我々4人。
着席し、開園まで約1時間どうするか考え始めたその時、同行者で大学の後輩のぽんた君がある提案をした。
「トランプしません?」
(WDWのトランプを出しつつ)
こうしてアナハイムのコンベンションセンターで、我々がいかに消耗しているかを炙り出す、魔のババ抜きがスタートした。
カードを配り終え、誰から引くかで見合う4人。
どうやってゲームを始めるのか完全にわからなくなっている。
予告編が流されるたびに歓声が上がり盛り上がる会場をよそに、黙々とゲームは進んでいく。
1人、また1人と上がり、
残るは2名、手持ちは2枚ずつ。
ん?待てよ、何かがおかしい。
そう、我々は気付いたのである
ババ抜きなのにジョーカーを1枚抜き忘れたことに。
疲弊した状態でテンションが上がっているため、明らかに判断力が低下し、ババ抜きが成立しなくなっている。これが成人済大人4人のグループなのか…。
数ゲームを終え、ゲーム性を高めようということで、ジジ抜きにすることに。(ゲーム開始時にランダムで1枚除外し、何が余りになるかわからなくしたババ抜き)
1人、また1人と上がり、
残るは2名、手持ちは2枚ずつ。
待てよ、何かがおかしい。
またか、まただよ。
完全に思考回路をやられている。
除外するのをまた忘れていたのである。
そんな魔のゲームを終えた頃ようやく実写部門のプレゼンテーションがスタート。こちらは撮影が一切禁止だったので、残っている写真がありません。
どんな内容だったかは、dpost.jpさんが詳しくまとめられてますので、そちらをご参考ください。
※優雅に過ごしてた組の様子は こちらをどうぞ。
地下室は終わらない。
こちらの実写部門の最後、登壇したCEOボブ・アイガーが言った一言が、
「スターウォーズ関係の話はこの後のParks&Resortsの講演でやるよ。」
プレゼンの興奮冷めやらぬ我々は、会場を出て早足である場所へ向かった。
そう、あの地下室である。
その先は言うまでもなかった。
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