fukuhomu犬山城を望む水景や、国宝茶室「如庵」を有する日本庭園・有楽苑に隣接する、犬山観光に便利なホテルです。今回はスタンダードキングの客室に宿泊し、バルコニーからの景色や大浴場、朝食、夜のライトアップまで楽しみました。
この記事では、名鉄犬山ホテル跡地に誕生したホテルの歴史にも触れながら、客室や館内、朝食、有楽苑、周辺での夕食まで、実際の滞在の様子を紹介します。
名古屋経由で犬山に行くぞ!
名鉄の特別車に乗って…
5月に愛知と岐阜へ行ったときの話です。
名古屋まで新幹線で行き、そこから名鉄に乗って宿泊先へ向かいました。今回宿泊するのは、愛知県北部にある犬山です。


名鉄に乗るのは初めてだったので、特別車を利用してみました。ロマンスカーのように車窓から景色を見渡すことができ、気持ちが良いです。


犬山遊園駅で下車しました。駅前にはそれほど多くの施設はありませんが、特急も停車する駅です。


似た立場の駅として、小田急線の向ヶ丘遊園駅を思い出しました。(そして、このあとさらに似た境遇であることが判明します。)
本日の宿泊先に到着
駅から歩いて、本日の宿泊先へ向かいます。
今回宿泊するのは、こちらの「ホテルインディゴ犬山有楽園」です。


ホテルインディゴ犬山有楽苑
強すぎるロケーション
犬山城が目の前にある、このロケーション。
さらに、アクセスを担う鉄道駅まで設けられていることから、勘のいい人はすでにお気づきだと思います。
ここは、名古屋の大手私鉄である名鉄が開発してきた土地です。ここには、1925年(大正14年)に名鉄によって犬山遊園地が開園しました。
その後、遊園地の歴史は日本モンキーパークへとつながっていきます。また、この土地は長年、ホテル「名鉄犬山ホテル」として使われてきました。
その後、建物は解体され、2022年に「ホテルインディゴ犬山有楽苑」が開業しました。


なお、先ほど利用した犬山遊園駅からは、かつて日本モンキーパーク方面を結ぶモノレールが走っていたそうです。
ますます、同じく遊園地へ向かうモノレールが走っていた、小田急線の向ヶ丘遊園駅を思い出しますね。
そんな歴史のある土地だけあって、ホテルのロビーから眺める景色も抜群です。むしろ名鉄以外に、このような土地が手に入るわけがないのです。


1階に飾られたアートは、よく見ると名鉄の路線図になっていて、名鉄らしさをひそかに主張していました(笑)


スタンダードキングのお部屋
宿泊した部屋は、スタンダードキングです。


水景や犬山城が見える部屋はさらに料金が上がるため、今回は眺望指定のない部屋にしました。
しかし、部屋には広々としたバルコニーがあり、そこからは有楽苑(うらくえん)の緑を眺めることができます。


都会の喧騒から離れた、気持ちの良い場所です。
ホテルの建設が発表された当時の画像を見ると、こちら側も水景に囲まれているような完成予想図になっていました。その後、コスト面などから見送られたのかもしれませんが、実現していれば、水盤に囲まれた面白いホテルになっていたでしょうね。
さて、部屋の紹介に戻ります。
トイレは個室になっているタイプで、使いやすいです。


洗面台は、シンプルな1ボウルタイプ。


お風呂はシャワーブースのみとなっています。


ただし、ホテルには大浴場があるため、湯船にはそちらで浸かることができます。
有楽苑(うらくえん)を散歩
ホテルの宿泊者は、有楽苑に無料で入ることができます。閉苑間際でしたが、なんとか入ることができました。
苑内には複数の建物があります。なかでも見どころとなるのが、国宝の茶室「如庵(じょあん)」です。


如庵は江戸時代初期、織田信長の弟である織田有楽斎(うらくさい)によって、京都の建仁寺に建てられた茶室です。その後、東京、大磯を経て、1972年(昭和47年)に名鉄によってこの地へ移築されました。


そんな如庵を中心に、新緑に包まれた庭園を散策しました。


なお、通常の入苑では如庵の内部に入ることはできないため、外観を眺める形となります。


夕食を外に食べに行こう
犬山城下町を歩いて…
有楽苑を散策したあとは、まだ明るいうちに大浴場でゆったりと過ごし、それから夕食へ向かいました。
夕食はホテルの外でいただきます。目的地は犬山駅周辺です。電車で行くこともできますが、せっかくなので犬山城下町を歩いて向かうことにしました。


日本酒専門店夢乃音
夕食は、あらかじめ予約していた「日本酒専門店 夢乃音」でいただきます。


近隣には系列店が何店舗かあるようで、こちらも非常に繁盛していました。店名に「日本酒専門」と添えられている通り、日本酒が売りのお店です。
まずは、愛知県の地酒を楽しめる3種飲み比べセットを注文しました。料理は、お刺身の盛り合わせからスタートです。


香箱蟹は追加注文だったのですが、隣のお客さんが「おいしい」とすごい勢いで勧めてきたため、断りきれずに頼みました。


普通に楽しめましたが、やはりカニは産地で食べるものとは違うよな、というのは感じました。それにしても、なぜか香箱蟹を勧められることが多いですね……。
お酒と一緒に、さまざまな料理を楽しみました。


全体的に味は濃いめに感じましたが、これも東海地方らしさなのでしょうか。




なかでもモダン玉は、居酒屋とは思えないクオリティで大満足でした。


ごちそうさまでした。
夜の犬山の景色
タクシーで戻ることも考えましたが、電車の本数も多かったため、帰りは電車を利用することにしました。
犬山遊園駅からホテルへ向かう途中には、ライトアップされた犬山城を見ることができました。


ホテルの水景もライトアップされ、昼間とはまた違う神秘的な空間になっていました。


贅沢な空間の使い方も印象的で、非常に居心地の良いホテルだと感じました。


朝食ブッフェの話
セミブッフェスタイル!
旅行2日目は、朝食からスタートです。
朝食はセミブッフェスタイルで、サラダやパンなどは自分で取りに行きます。ここで、いつものペイストリーコーナーの定点観察です。


なかでもクロワッサンが非常に人気でした。これらは、東京にも何店舗かある「ゴントラン シェリエ」のものだそうです。


私はクロワッサンをそこまで好んで食べないので、少し冷めた言い方になってしまうのですが、冷凍生地を外部に販売し、それをホテルで焼いているのではないかと思います。(または温め直し…?)
クロワッサンを売りにしているホテルは多いものの、質の良い冷凍生地さえ仕入れることができれば、提供すること自体の難易度はそこまで高くないのではないか。そんな冷めた見方をしてしまうのが、私の考えです。
(実際のところは分かりませんが……)
和定食にしてみた
朝食は、和定食を選んでみました。焼き魚をメインにした定食です。


味は、正直なところそこそこでした。(既製品の割合が高いようには感じました。)
グラスは、イッタラを思わせるデザインでした。


チェックアウトまでに犬山城に行こう
チェックアウトは12時ですが、この立地の良さを生かして、それまでに犬山城を往復することにしました。





つづく…

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