fukuhomu羽田からイスタンブールへ
カレーを食べて出発だ
それではイタリア旅行の出発です。昼間は東京のオフィスに出社して仕事をし、一度家に帰ってシャワーを浴びてから空港へ向かいます。
日本最後の食事はANAラウンジのカレーです。





お見送りはやっぱり大谷翔平でした(笑)





今回はすべての便がターキッシュエアラインです。まず羽田から乗るのはイスタンブール行きのTK199です。定刻では、羽田を21:45に出発し、現地時刻の4:50にイスタンブールに到着します。



ターキッシュエアラインの機内食が大好き
ターキッシュエアラインでは、機内食に(当然)トルコ料理を選ぶことができます。
私はトルコ料理がとても好きなので、ターキッシュエアラインに乗るときのお楽しみ要素の1つでもあります。1回目の食事は日本食とトルコ料理が選べたので、もちろんトルコ料理にしました。


左奥は「オリーブオイル煮いんげん(ゼイティンヤール・タゼ・ファスリエ/Zeytinyağlı taze fasulye)」です。そしてメイン料理のお肉は「トルコ風ミートボール『キョフテ』のグリル(ウズガラ・キョフテ/Izgara köfte)」です。
トルコらしい香辛料の効いた味わいで、野菜のグリルとバターライス(テレヤール・ピラウ/tereyağlı pilav)が付いています。香り豊かなお肉が、トルコのビール「エフェス」によく合います!
機内では寝たり起きたりを繰り返すうちに、あっという間に数時間経ちました。着陸前に出る2回目の機内食はオムレツでした。


全体的にトルコらしさは控えめですが、奥にあるチーズはトルコっぽいものでした!
イスタンブールに到着
新しくてピカピカの空港へ
イスタンブールに到着するのは早朝です。イスタンブール上空を飛んだときは、まだ一面が真っ暗で、空から見る夜景が非常に綺麗でした。


イスタンブール国際空港は、旧空港とは別に郊外に新設された国際空港で、開港からそれほど年月が経っていないため、ピカピカです。そしてとにかく巨大です。


さすが、古くから世界の結節点としての役割を果たしてきたイスタンブールの名に恥じない見事な空港に生まれ変わりました。



空港内の国際線の乗り継ぎでも、セキュリティチェックを受ける必要があります。広い空港なので、セキュリティチェックまではかなりの距離を歩きます。


また、今回は乗り継ぎが2時間弱あったため利用しませんでしたが、乗り継ぎ時間が短い利用者向けには近道があるようです。
Apple Watch非純正バンド破損事件
ここで1つトラブルが。成田空港では引っかからなかったと思うのですが、Apple Watchが金属探知機に反応してしまい、慌てて外したところバンドを壊してしまいました。
バンドはApple純正ではなく、楽天で購入した安価なものだったのですが、これほど後悔した買い物はありません。まさかApple Watchのバンドのスペアをイタリアに持ってきているわけがありません。



時計がないとなるとそれもまた不便で、乗り継ぎの時間に空港内のお店でApple Watchのバンドを探しました。数店舗には置いてありましたが、非常に高額で、しかもデザインもいまいちなものが1~2個置いてある程度だったため、残念ながらあきらめました。
一方で、日本ではまだ品薄のNintendo Switch 2(仮称)はたくさん売っていました。日本と比べると価格はかなり高めでしたが。





ターキッシュエアラインのラウンジは食事が最高だ
気を取り直して、ターキッシュエアラインのラウンジへ向かいます。さすが本拠地のラウンジだけあり、非常に広大なラウンジです。
しかし、テーブルと椅子は大量にあるはずなのに、ほとんど満席で、やっとの思いで席を見つけて座ることができました。早朝は乗り継ぎ客も多く、まさにピークタイムなのだと思います。
ラウンジの食事はビュッフェを中心に非常に充実していて、先ほど機内食を食べたばかりなのに、欲張ってありとあらゆるものを取ってしまいました(笑)


これが盛り付けたものです。トルコらしい料理を目移りしながら選んで盛り付けたので、見た目は雑ですが、トルコ料理が大好きな私としてはまさに天国のようなラウンジでした。


パンはオープンキッチンの窯で次々と焼かれており、大混雑のラウンジではすぐになくなってしまうため、タイミングよく取りに行かないと手に入りませんでした。


おかげでパンが焼き上がるのを待つ人たちで行列ができていましたが、それを待ってでも食べる価値がある、おいしい焼きたてパンだったと思います。
ラウンジのトイレ事情
もちろんラウンジ内のトイレもとても清潔で、快適なラウンジでした。中東の国ではよく見られますが、トイレの個室は1回使用するたびに清掃スタッフが中を確認する仕組みになっています。



綺麗なのはうれしいのですが、自分が使った直後の個室をチェックされるのは少々恥ずかしい気持ちにもなりますよね(笑)
TK1867で、さあ、ヴェネツィアへ
機内食はしっかり出る
しっかり空港ラウンジを楽しんだ後は、いよいよヴェネツィアへと向かいます。数時間のフライトながら、機内食もしっかり提供されました。きゅうりとチーズの組み合わせのサラダに、やはりトルコらしさを感じます。


この便はインドの航空会社「IndiGo」ともコードシェアをしているため、乗客の一部はインド系の方々でした。
空港からはバスで
そんなこんなで、ヴェネツィアのマルコ・ポーロ国際空港に到着です。この空港はそれほど大きな空港ではありません。


ここからはATVO社のバスに乗ってヴェネツィア本島へと向かいます。バスのチケットは有人窓口で購入しました。





紙のチケットを購入した場合は、この券売機の隣にある黄色い機械で自分で打刻しなければなりません。


打刻をしないと、無賃乗車(切符を使い回して乗っている、または今後使い回す)とみなされて罰金の対象になってしまうので気をつけてください。
着いたぞ、ヴェネツィア
バスは出発して数十分でヴェネツィアの本島に着きます。ここから重いスーツケースを持ってヴェネツィアのホテルへ向かいます。目の前に美しい気配が広がり、ヴェネツィアは実在していたんだという気持ちになりました(笑)


ヴェネツィアの島の中は階段が非常に多く、道もでこぼこしているので、スーツケースを運ぶのはかなり大変です。そんな観光客を見越して、ネパール系の人たちが観光客のスーツケースを運ぶサービスを行っているようでした。
要注意:スーツケース禁止は誤情報
ちなみに、ヴェネツィアでは「スーツケースが禁止」という情報が日本語で広まっていますが、これは誤情報です。
実際には、このスーツケース運び屋が使う台車のタイヤをゴム製にしなければならないというルールがあり、それが誤訳されて日本語では「スーツケース禁止」と伝わってしまったようです。
したがって、スーツケースを持ち込むこと自体には心配いりません。持ち込むのは問題ありませんが、運ぶのは大変なのでその点は覚悟してください!
ヴェネツィアで2泊するホテルへ
場所選びは重要!?
ホテルは、島の中でもバスが到着した場所からかなり近いところでした(島内は車が一切入れません)。移動の利便性から考えると、正しい場所にホテルを選んだと思います。もっとも、選んだのは私ではないのですけど(笑)
高級ホテルだと船でホテルまで運んでくれるところもあるようなのですが、ピークシーズンかつ円安の今のヴェネツィアでは、まったく手の届かない値段でした(笑)
チェックイン!
ホテルにチェックインし、フロントでトイレを借りたあと、観光用の服装に着替えました。
ウェルカムドリンクとして、ホテル内のバーで1杯いただける券をもらったので、朝からプロセッコをいただき、無事の到着と旅の始まりを祝いました。








つづく

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