
愛媛・道後温泉へ
朝イチの飛行機で!
愛媛県と香川県を巡る旅のスタートです。羽田空港から朝7:10の飛行機ANA853で松山空港に飛びます。
空港からバスで直行
松山空港で飛行機を降りてからは、道後温泉行きのバスに乗り、道後温泉へ向かいました。途中、いくつかの停留所に停まりながら1時間弱で道後温泉に到着です。


道後温泉駅は風情のある素敵な駅舎ですが、スターバックスが入店しているのは、さすがすぎて笑ってしまいます(笑)
日本の美しい洋館や観光地に出店する戦略、当たりすぎているでしょう。その地と関係のないアメリカ発祥のチェーン店だというのに、周囲の景観に自然に溶け込んでいる。
カラクリ時計がお出迎え
道後温泉駅の目の前には、有名なカラクリ時計「坊っちゃんカラクリ時計」があります。ちょうど10時に到着したので、そのままカラクリ時計が動作する様子を見ることができました。


カラクリ時計は、内部からさまざまな仕掛けが現れるだけでなく、縦に伸びるなど大掛かりな仕掛けが施されていて、面白かったです。





道後温泉本館を楽しむ
宿泊先のホテルに荷物を預ける
道後温泉で最も訪れるべきスポットは、やはり道後温泉本館ですが、荷物が多いので、まずは本日宿泊するホテル「椿館」に荷物を預けに行きます。


賑やかな商店街を通って向かいました。
順番待ちを予約し商店街を散策
荷物を預けてから、再び道後温泉本館へ。3連休の初日とはいえ、まだ早い時間なので、それほど混雑していませんでした。


しかし、狙っていた霊の湯(たまのゆ)の2階席はすでに満席で、その場でタブレットを使い、順番待ちの予約をしました。
リクルートが提供する「Airウェイト」が導入されており、順番が来ると、自動音声で電話に通知が届く仕組みです。順番待ちの状況も、ウェブ画面で確認できます。
霊の湯(たまのゆ)二階席へ
順番が来るまで商店街をうろうろしていたら、あっという間に順番が回ってきて、再び道後温泉本館へ戻りました。


道後温泉本館には、さまざまなプランがあり、事前に調べておくのがおすすめです。プランによって利用できる浴室や休憩スペースが異なります。
今回選んだ「霊の湯二階席」は、二階の大広間の休憩スペースが利用でき、霊の湯の浴室も入れるプランです。


館内に入ると、まず休憩スペースの大広間に通されます。畳敷きの広間に座布団が敷かれたスペースです。
座布団の前に置かれた箱には、館内の案内と浴衣が入っています。浴衣は、入浴後に着てくつろぐことができます。


霊の湯のロッカーを利用できますが、リュックサックなどの大きな荷物は、この部屋に置くよう案内がありました。


2つのお風呂を楽しんで、休憩
ここから先は撮影禁止のため、文章のみでお伝えします。
まず最初に向かったのは霊の湯。ここは、霊の湯二階席・三階個室・貸切室を利用する人だけが入れる浴室です。そのため、混雑も少なく、ゆっくり入ることができました。
霊の湯のロッカーに荷物を預けたまま浴衣に着替え、タオルだけ持って一階の神の湯へ移動します。
ここは、休憩室を利用しない来場者も入れるお風呂です。大変混雑しており、空いているロッカーもほとんどなく、浴槽も芋洗い状態で、落ち着いて入ることができませんでした。(霊の湯に入れたのが救いでした…)
湯上がり後は、浴衣のまま最初に来た休憩スペースへ戻ります。温かいお茶とお菓子が提供されます。




コーヒー牛乳などの冷たい飲み物は、別料金で購入できます。
以前は歴史を感じる古びた場所だったと、さまざまな人から聞いていましたが、昨年、全面改装が完了したばかりで、館内はとてもきれいになっていました。トイレも新しくなっていました。
退席時に又神殿(ゆうしんでん)見学へ
最後のイベントは、又神殿(ゆうしんでん)の見学です。これは、着替えて帰りの準備を整えた後に見学します。利用時間の60分には含まれません。
又神殿(ゆうしんでん)は皇室専用の浴室で、外から見るとここが入り口になります。


最初の部屋は、こちらになります。


奥が「玉座の間」、手前が「御居間」です。奥の「玉座の間」は、天皇陛下のみが使用できる部屋です。手前の「御居間」は、皇后が使用されたそうです。襖には、鳥が飛び立つ様子が描かれています。
銀箔の襖には、白鷺が描かれています。


かなり急な階段を下りて、下の階へ移動します。広々とした浴室の前にある部屋です。


畳敷きのトイレがありますが、一度も使用されたことがないそうです。


そして、これが浴槽です。とても深いです! 立ったまま入浴できるようになっていたそうです。


なお、道後温泉別館「飛鳥乃湯泉」では、この浴槽を再現したものに入ることができるそうです。
浴室からは、美しい庭園も眺めることができます。


又神殿の展示スペースには、勾玉が展示されています。


これで、道後温泉本館での体験は終了です。とても楽しかったです!
お昼は宇和島鯛めし
元祖 宇和島鯛めし 丸水(がんすい)道後店へ
温泉の後は、お昼ご飯です。お昼ご飯は、宇和島鯛めしの人気店「丸水(がんすい)道後店」へ行きました。


店に着くと、すでに行列ができており、数十分並びました。
鯛めしには、鯛の身をお米と一緒に炊き込むタイプと、このように刺身を生卵と一緒に食べるタイプがあります。この刺身タイプは、もともと「ひゅうが飯」と呼ばれていた郷土料理だったそうです。


ひゅうが飯は、鯛以外の刺身を使うこともあり、鯛を使ったものが「宇和島鯛めし」と呼ばれるようになったそうです。
鯛は養殖と天然のどちらかを選べるのですが、コスパの良さから養殖を選び、1.5倍の大盛りにしました!


ご飯がいくらでも進みそうな、大満足のランチでした。ごちそうさまでした!
珍しいみかんを買う
アーケード商店街の横道にあるフルーツ店「里商店」に立ち寄りました。


柑橘の王国・愛媛ならではのさまざまな柑橘類が、所狭しと並んでおり、店主おすすめの「媛小春(ひめこはる)」という珍しい柑橘を購入しました。


黄色い見た目から酸っぱそうに思えますが、予想に反して、とても甘くて驚きました。次に見かけたら、絶対に買おうと思いました!



つづく…
コメント