【京都旅行記】絶品鹿肉カレーと2つの教会、京都府庁旧本館を建築探検(冬の京都を旅するⅢ Vol.1)

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「冬の京都を旅するⅢ」の記事です。(1/3)

約 6 分で読めます。( 2827 文字)

はじめに

@fukuhomu です。冬の京都に1泊2泊で行ったことを書いたブログ記事です。まずは京都でカレーを食べて、京都府庁旧庁舎を見学した話です。

目次

京都にまたやって来た!

ウェスティン都ホテル京都のサテライトは本当にありがたい存在です感謝しています

数ヶ月前の奈良旅行の際に数時間立ち寄って以来の京都にまたやって来ました。今度は京都に1泊します。

新幹線で京都に着いてまず向かうのは、近鉄ホーム下にある商店街「みやこみち」です。

向かうのは「ウェスティン都ホテル京都 サテライトコンシェルジュ」です。都ホテルは近鉄グループですので、サテライトコンシェルジュも近鉄の施設の中にある。覚えやすい!!(笑)

朝9時から夕方18時の間であれば、ホテルとサテライトコンシェルジュの間で荷物を輸送してくれる素晴らしいサービスです。

おかげで行きも帰りも手ぶらで観光ができます。本当にありがたい。

カレーと建築を巡る旅

SPICE GATEで鹿肉のカレー

荷物をサテライトコンシェルジュに預けて身軽になって向かったのは河原町、SPICE GATE。美味しそうなカレーの看板が目印。同じく京都のビリヤニの名店「INDIA GATE」の姉妹店となります。

螺旋階段を登った2階にお店はあります。

選んだカレーはこちら「京都京北産の鹿背ロースステーキカレー」。真ん中に大きな鹿肉のステーキがのった贅沢な逸品。ソースはブルーベリーソースです。

メニューの説明によると狩猟免許を持つスタッフさんが捕えてきて捌いているとのこと。茹で卵の「スパイス卵」は追加トッピングです。

ご飯も一捻り加えられていて「抵園北川半兵街さんの煎茶で炊いたバスマティライス」と言う香り豊かなご飯。

鹿のお肉はもちろん、ルーもご飯も沢山の副菜も全て美味しかったです。これは再訪ありです!!

SPICE GATEの関連リンク

歩いて次の目的地へ、教会を見ながら

美味しいカレーを食べてニコニコ笑顔で次の目的地へ移動します。最初に向かったのは町屋スタイルのコロンビア京都店。

最近コロンビアで寒冷地(長野)に旅行に行くためにスノーブーツを買ったんです。サイズ感が良い感じだったので他の靴も欲しいなあと思ってあえての京都で来店。

結局お目当てのものは無かったのですが、京都限定商品を見たりして楽しめました。

コロンビア京都店の後は再び街を歩きます。そんな中目に留まったのはこちらの「京都ハリストス正教会」。またの名を「生神女福音(しょうしんじょふくいん)聖堂」というとのこと。

1901年(明治34年)に建設された正統ロシア・ビザンチン様式のものです。外側から遠目に鑑賞。

再び歩き出すとまま別の教会が。こちらは「聖アグネス教会」という教会。いかにもゴシック!な塔とステンドグラス、そして重厚感とあるレンガ造り良い雰囲気です。

竣工は1898年(明治31年)。見学用に開放されてはいないのでこちらも外から鑑賞です。

京都には伝統な寺社だけでなく、このような近代日本の建物が残っているのが魅力ですね。

京都府庁旧庁舎を見学する

隣には2023年に移転した文化庁

いろいろ道草しながらたどり着いたのは、文化庁 京都庁舎と京都府庁旧本館。文化庁は2023年3月に京都に移転してきました。

元々は1927年(昭和2年)に建てられた京都府警察本部本館でそれを改装して使っています。

この区画には官公庁の施設が多く立ち並んでおり、隣には京都府庁旧本庁があります。お目当てはこちらです!

休日は正面玄関から入れない京都府庁

見学ができるのは2024年3月現在、火〜金曜日、土曜日(第1週、第3週、第5週)の午前10時から午後5時に限ります。最新情報はこちらでチェック。↓

タイムトラベル、京都府庁旧本館

1904年(明治37年)に竣工し現在も執務室として使われている京都府庁旧本館を見学します。外観は重厚感あるルネサンス様式。

中は天井が高く広々とした空間です。

正面玄関を抜けた先には吹き抜け、2階に続く階段。映画のワンシーンのような空間。

吹き抜け階段の写真は本当に難しい

ぐるりと中庭を囲う形で廊下があります。自然光が入ってきて明るくとても良い雰囲気です。

中庭に降りて建物を見たところ。中央に植えられているのは祇園しだれ桜です。桜が咲く季節は良いんだろうなあ…🌸

再び中へ。赤い絨毯が敷かれた階段、良いですね。先ほどの階段とはまた違う雰囲気。

2階は廊下にも赤い絨毯が敷かれています。優美なアーチ装飾。

正面玄関の吹き抜け階段ホールを2階から見たところ。窓枠の装飾、水色の壁、シャンデリア…細かなところまで素敵です。

ここに「正庁」という最も格式の高い部屋があったらしいのですが階段ホールに気を取られて見過ごしてしまった…。

廊下を進んですぐ、こちらの扉の向こうに旧知事室があり公開されているので中へ。中には「京都観光文化を考える会・都草」というNPO団体の事務室(?)があります。

事務室の奥には旧食堂。食堂関連では無さそうな色んなものが展示されています。暖炉に飾られているのは絵ではなく友禅染だそうです。杉板を友禅染した「WOOD友禅」とのこと。

WOOD友禅、額に入れなくて良いのかな?

「知事・部長登退庁表示灯」なんてものも見ることができます。

元からこの場所にあるのか移設されてきたのかは不明です。インターネットや携帯電話の無い時代ですから、これでランプが付いてると「出勤してる!」となるわけですね。

旧食堂の奥は旧知事室です。立派な机。クロスの傷みはちょっと気になりますね…。

こちらの部屋にも暖炉が完備。先ほどの暖炉と違って大理石です。

館内にはカフェもあるのですが平日のみの営業でこの日はやっておらず。見学している人も数名しか見かけずでした。もったいない!

議場はイベント中で入れず…

旧知事室の反対側には議場があり、こちらも見学用に公開されている施設。

なのですが、この日はシンポジウムに使われていて入れませんでした。

内装を是非とも見学したかったのですが、残念。しかし、今でも現役で使われているっていうのは良いですね。

ホテルへの移動

スーパーに立ち寄りながら

ここから再び河原町に戻って買い物をするつもりだったのですがアクセス悪く…。タクシーで行くのも気が進まずバスを使ってホテルに行くことに。

京都府庁の最寄りバス停から宿泊先のウェスティンに行くためのルートは岡崎経由。岡崎のバス停から10分ほど徒歩という微妙なルートだけど仕方がない。

しかし思わぬ収穫、バス停降りた目の前には京都が本社であるスーパーのフレスコが。

スーパーで色々買ってホテルへと向かいます。買ったものは次の記事で紹介!

ホテルまではラブホテルがあったり動物園があったりと飽きない道中でした。第2期蹴上発電所も眺められたし。

そして到着、本日の宿泊先であるウェスティン都ホテル京都です。お世話になります。

次はホテルとスーパーの買い物と夕食の話です。つづく…

この記事は連載です!

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