@fukuhomu です。京都御所の後は京都府立陶板名画の庭へと向かいます。なかなかマニアック(?)な世界が広がっていました…。ブログ旅行記でご紹介。
安藤忠雄の世界を楽しめる「京都府立陶板名画の庭」へ
植物園隣り、北山駅すぐ
地下鉄烏丸線の北山駅の階段を登ったらすぐ到着しました「京都府立陶板名画の庭」。安藤忠雄氏設計の施設です。
お寺をはじめとした観光スポットが数え切れないほどある京都で、こんなものがあったなんて!ということで初訪問です。
「名画の庭」っていうネーミングが良いですよね。庭ですよ、庭。
元々は1990年に大阪で行われた「国際花と緑の博覧会」のダイコク電機(株)のパビリオンだったようです。そのパビリオンも安藤忠雄設計です。
絵画を陶板に焼き付けて楽しむと言うアイデアそのものが世界初だったとそうで、世はイケイケのバブル時代、日本は輝いていたんですね…。
そして博覧会の時には4点だった作品が、更に4点追加されて今に至る…と言うわけです。
モネの睡蓮からスタート
ここにある作品は陶板に絵画を焼き付けているので外に裸で置いても劣化しにくく、屋外で絵が楽しめるという素敵なアイデアです。そんな陶板が全8点飾られています。
入場料(100円!やっす!)を払って最初に見られるのがモネの「睡蓮・朝」。あの有名な睡蓮を水の中に突っ込んでいて、いきなり陶板絵画の本領を発揮しています(笑)
水の中に入った「睡蓮」が美しいかはさておき、それを実行したところがすごいですよね。モネもびっくりではないでしょうか…。
そしてここから始まる絵画の庭の旅。入口が1階で、メインは地下に繰り広げられています。これぞ安藤忠雄の世界…!
切り抜いた向こう側は京都府立植物園です。
庭の中の唯一の緑の要素ですね。あとは無機質なコンクリートと人工的な水盤のみ。
不思議な空間を歩いて周る
コンクリート、時々、絵画
1階から入場し複雑な通路を周りながら徐々に下に下がって行きます。
歩き進めるとどんどんと変わってゆく景色に「あれ、ここ通ったっけ!?」と脳内が混乱していく感覚があります。
こちらはレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」です。言うまでもない作品ですね。
そして最後の突き当たりには巨大な滝があります。建物全体と同じ幅の滝です。とてもダイナミック。
最大の見所は「最後の審判」
陶板名画の庭での最大の見所はこちら、ミケランジェロの「最後の審判」です。なんと縦14m横13mもあり、ほぼ原寸大とのこと。こんなデカいのか…。
引きで見てもこの大きさ。建物自体の高さとほぼ同じであり、この絵のために建物の大きさが決まったと言っても過言ではないのでは…?
出口にはルノアールとゴッホの絵が並んでいます。何故かコンクリートの壁に切り抜かれたガラス越しで眺めるレイアウトです。
絵を見せたいのか、建物を見せたいのか、ここまでくると絵が建築という作品の一部になっているといいますか。絵はガラス越しですが、ガラスの向こうもオープンエアですからねえ、どういう意図なのか謎です(笑)
お昼はビリヤニです
烏丸のINDIA GATEさんへ
京都府立陶板名画の庭でANDOワールドを楽しんだ後は烏丸方面に戻ってお昼ご飯。目指したのはINDIA GATEさん。
少し路地に入ったところにある一軒家のビリヤニのお店。期待大です。
カレー屋あるある、黒板を撮影しないとメニューを忘れてしまう問題。ちゃんと撮影いたしました。
頂いたのはホタルイカのビリヤニと鯛だしのビリヤニの合盛り、そこにスパイス卵や長芋のアチャールをトッピング!
ホタルイカのほうも鯛だしのほうも魚介のせいか、優しい味わいのビリヤニでした。副菜も盛り盛りでどれも美味い! 最高です。
インド料理屋のビリヤニとはまた違う京都らしさたっぷりのビリヤニ、また来たいです。
チェックアウトし荷物はサテライトコンシェルジュへ
再びホテルに戻り部屋に置いておいた荷物を持って京都駅へと向かいます。そうなんです、sequence KYOTO GOJOはチェックアウトが14時なのでクロークを使わなくても部屋に荷物を置いておけるので便利です。
この日の宿泊はウェスティン都ホテル京都です。京都駅にあるサテライトコンシェルジュに荷物を預けると無料で部屋まで運んでくれるので有り難く使います。
荷物を預けたら再び観光スタートです。
つづく…
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