@fukuhomu です。回転寿司の後は建築旅のスタートです! まずは鈴木大拙館へ。
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静寂に包まれる、鈴木大拙館
金沢駅前からタクシーでビューン
とにかく時間が無いこの旅、少し交通の便が悪い鈴木大拙館へは金沢駅前からタクシーで行っちゃいます。
そして15時半頃、こちらへ到着です。
こちら鈴木大拙館は、その名の通り金沢出身の世界的な仏教学者、鈴木大拙のことを知ることができる施設です。
前半は展示施設や図書スペース、後半は建築を通して禅の精神を感じる「思索空間棟」になっています。
そして思索空間へ
展示で書物などを見た後、満を持して(?)思索空間へと入ります。
そこには、涙が出るほど美しい空間が広がっていました…。これは、現地に行かないと分からない。ぜったい。
薄く水が張られた水盤に、そっと広がる輪。例えるなら枯山水って感じでしょうか。時々ボコっと音がして輪が広がっていきます。
水盤の向こうには四角い箱のような建物が。あの中に入ってゆっくり瞑想するのもよし、水盤を眺めてボーッとするのもよしの空間です。
水盤の端はこんな感じのインフィニティエッジに。やっぱり黒縁。
シンプルな建築ですが、見る場所によって雰囲気が変わるのもまたいいですね。こちらは外側の枝垂れ柳(かな?)の木の下から見たところです。
白と緑のコントラストがいいですよね。いつまでいても見飽きない魅力ある建築でした…。
とはいえ、時間があまり無いので次の建築へと向かいます! お次もこの鈴木大拙館を手掛けた谷口吉生氏の建築「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」です。
図録(2種類)を手に持って向かいます。
つづく。