fukuhomu2011年に「Rainbow MagicLand」として開業したこの遊園地は、ローマ中心部から電車とバスを使って気軽に訪れることができます。この記事では、テルミニ駅から電車で向かう方法や、Trenitaliaのセット券「MagicLand Link」を使ったアクセス、そして実際にパークに入るまでの様子を旅行記として紹介します。
ローマ郊外、マジックランドに行く!
マジックランドって何なのよん
ローマ2日目は少し遠出をして、マジックランド(MagicLand)に遊びに行くことにします。
マジックランドはローマ郊外のヴァルモントーネにある遊園地で、2011年に「レインボー・マジックランド(Rainbow MagicLand)」として開業しました。パーク名に含まれる「レインボー」は、イタリアのアニメーションスタジオの名前です。つまり名前の構造としては、ディズニーランドとほぼ同じロジックと言えます(笑)


経営不振から2018年にイタリアの投資ファンドであるピラーストーンの傘下となり、2019年にパークの名称を「マジックランド(MagicLand)」に変更し現在に至ります。しかしながら、レインボー社の名前を冠していたとはいえ、レインボー社のIPは控えめな構成になっています。


ウィンクス・クラブ(Winx Club)や、同じくレインボー社のアニメーション作品であるハンティック(Huntik: Secrets & Seekers)といったIPのアトラクションはあるものの、それ以外はIPと無関係のアトラクションです。「レインボー社のIPを使ったテーマパーク」という発想自体が、無理があったのではないかと感じてしまいます。
行き方:電車+バスセット券があるよ
郊外にあるパークなので、移動手段としては車が最も行きやすいと思われます。しかし今回は車の利用が難しいため、電車で向かうことにします。
利用する鉄道は、イタリアで日本のJRのような存在であるトレニタリア(Trenitalia)です。ローマの中心駅であるテルミニ駅から出発します。
乗る電車が分からなくて心配? 最寄駅からパークまでどうやって行くの?? そんな人のために、マジックランドは「MagicLand link」という鉄道とバスがセットになったチケットを用意しています。購入はトレニタリア公式サイトで、最終目的地を「Valmontone Magicland」にして検索することで表示されます。


(右)実際に購入したチケット 上が鉄道 下がバス
ヴァルモントーネ駅からパークまでは午前中に2便ほどバスが運行しているので、それに合わせた電車を利用します。帰りも同じようなセット券があるのですが、隣接するウォーターパーク「マジックスプラッシュ(MagicSplash)」が開園していた日だったためか、トレニタリア公式サイトで「Valmontone Magicland」で検索しても表示されず、「Valmontone MagicSplash」で表示されました。マジックスプラッシュからの予約でも問題なくマジックランドから乗ることができたので問題ありません。
テルミニからバス代込みで片道7ユーロで行くことができます。
チケット(切符)の使い方
公式サイトでチケットを購入すると、2次元コードが表示され、それが切符になります。テルミニ駅ではホームに入る際に自動改札があるため、その2次元コードを読み込む必要があります。
それではテルミニ駅からマジックランドへ出発
テルミニ駅からトレニタリアでGo!
さて、それではテルミニ駅からマジックランドに向けて出発です。自分が乗る列車が何番ホームから発着するのかを確認してから、ホームへ向かいます。ヴァルモントーネ駅までは1時間ちょっとです。


車窓にはのどかな風景が広がります。ローマにいると何でも遺跡のように見えてきますが、これは古代遺跡ではなく、ただの何かの廃墟ですかね?(笑)


なお、紙の切符で鉄道に乗る場合は、乗車前に駅で自分で切符を打刻して利用済みにしないと罰金になります。インターネットで購入した場合は特に処理は要りません。
ヴァルモントーネ駅に到着
電車の中に大きな蜂が入ってくるというトラブルはありましたが、無事ヴァルモントーネ駅に到着です。駅はとても簡素で、一軒家のような建物が駅舎です。


駅を出るとすぐにバスを見つけ、スマホの画面を見せるだけで大丈夫でした。
私たち以外のほとんどの人が現金を支払って乗っているように見えたので、セット券を買わなくても乗れるのかも? でも公式サイトにも説明がないんだよなあ……(笑)
マジックランドに到着!
虹色尻尾の猫、ガットバレーノがお出迎え
バスはパークの駐車場に設けられたバス停に停まります。少し歩いてエントランスへ向かい、チケットブースで入場券を購入して園内に入ります。有料ホラーアトラクション以外の全てのアトラクションが体験できる券で、日本円で約3,500円でした。
出迎えてくれたのは、パークのメインキャラクターであるガットバレーノ(Gattobaleno)です。


イタリア語で猫をガット(gatto)、虹をアルコバレーノ(arcobaleno)と言います。つまり日本語にすると「虹の猫」です。その名の通り、虹色の大きな尻尾が特徴です。
それではゲートを通ってパークの中へ!
ゲート近辺の作り込みは、イイ!
ドラゴン(?)が鎮座する重厚な門が、パークと外の世界の境目です。


そこら中に本物のローマ遺跡がある国ですから、ファンタジーに振り切るのが正しい選択なのかもしれません。
門の先は、メインストリートU.S.A.型の街エリアです。テーマパークの典型とも言えるこのスタイルを最初に編み出したのは、やはりアナハイムのディズニーランドなのでしょうか。


だとすると、やはりディズニーは只者ではない……。
このエリアにはお土産屋さんやインフォメーションセンター、レストランなどが軒を連ねています。街並みは、世界のさまざまな様式を引用してミックスした創作的なデザインに思われます。カスタマーセンターの建物にある「目」のデザインなどは、ちょっと不気味で素敵です。


向かい側には東アジアのテイストを感じる屋根と、銅鑼のようなデザインもありました。


その下には、かわいい顔のガーゴイル(?)のような意匠もあります。


メインキャラクターであるガットバレーノの存在を感じられるのは、このエリアではお土産屋さんくらいでした。そんな中、証明写真機のディズニー版が存在感を放っていました(笑)


この先にはマーベル版もあり、ディズニー社のIPの強さを感じました。





つづく…

コメント