fukuhomuフィレンツェの夕食はトラットリアで
ここでやって来た時差ボケ
ヴェネツィアから続いてのフィレンツェ旅行。3泊目を過ぎたあたりから、徐々に体調が悪くなってきました。夜中に目が覚めてしまう、食欲のなさ、イライラ、だるさ……まさに時差ボケです。
今まで意識したことはありませんでしたが、身体の中にはたくさんの体内時計があり、それぞれがズレてしまうことで時差ボケが起こるそうです。たとえ睡眠リズムが現地時間に慣れたとしても、他の体内時計のズレが修正されていないと、身体の中で不調が生じてしまいます。
このズレがはっきりと表れてくるのが、渡航から数日後。そのため、時差ボケは到着直後ではなく、数日経ってから起こることが多いのだそうです。ヴェネツィア滞在中はそれほど不調を感じなかったので、すっかり油断していました。
朝から夕方まで観光を楽しんだあと、ホテルで少し休んで体力を回復。予定どおり、予約していたトラットリアへ向かうことにしました。
チブレオ・トラットリア
本日の夕食はこちら、「チブレオ・トラットリア(Cibrèo Trattoria)」です。


トラットリアとは、カジュアルなイタリア料理店を指す言葉ですが、一口にトラットリアといっても、その雰囲気や格式は店によってさまざまです。中には、リストランテ並みの格式を備えた店もあり、事前に把握しておく必要があります。
トラットリアは日本語では「大衆食堂」と訳されることが多いですが、今回夕食をいただいたこちらの店も、日本でイメージする大衆食堂とはまったく異なる雰囲気でした。





イル・チブレオのほうは白い布のテーブルクロスが敷かれています。
フィレンツェの料理
見た目は素朴、食べたらびっくり
前菜としていただいたのは、「チブレオのパテ、クロスティーニ添え(パテ・デル・チブレオ・コン・クロスティーニ/Paté del Cibrèo con Crostini)」です。


レバーパテは好物なので、いろいろなところでよく注文しますが、薄切りのカリカリパンが上に載っているのは予想外の見た目! ワインが進む味わいで、とても美味でした。
プリーミ(1皿目)はラザニア(ラザーニャ)にしました。「ラザーニャのオーブン焼き、バジルペースト&いんげん添え(ラザーニャ・アル・フォルノ・コン・ペスト・エ・ファジョリーニ/Lasagna al Forno con Pesto e Fagiolini)」です。


これまた予想外の見た目で、美しい緑色に、ソース控えめのラザニアががっつり! ラザニアというと、ミートソースとチーズを楽しむ印象が強かったのですが、こちらは生地がしっかりしていて、「ラザニアはやはりパスタ料理なのだなあ」と感じさせられました。
体調が優れなかったので、ワインは1杯だけにして、キノット(Chinotto)という炭酸ジュースを飲みました。


甘過ぎず、ほろ苦い味わいがとても良かったです。このジャンルの炭酸ジュース、もっと日本でも増えてほしいですね。
そしてセコンディ(2皿目)は、メニュー本にはなかった期間限定メニューの「豚レバーの網脂包み焼き(フェガテッリ/Fegatelli)」です。


正式な名前は忘れてしまったので、おそらく……ですが。
網脂(あみあぶら)とは、内臓を包む油の膜のこと。見た目はソーセージのようですが、ソーセージは腸そのものを使っているため、それとは異なります。その網脂で豚のレバーを包み、焼き上げた料理がフェガテッリです。トスカーナ地方特有の料理ということで、せっかくなのでいただいてみました。
切るとレバーそのもの!!


これはすごい。口に入れると、広がる牧場のような香り……これもまたすごい……。香草なども使われていますが、それを圧倒するレバーの存在感で、かなりの衝撃を受けました。
体調が優れなかったこともあり、完食はできなかったのですが、トスカーナでしか食べられないであろう料理を体験できたので、経験としては大満足です。
少し回復、歩いて帰る
豚レバーを頬張ったおかげか? 少し回復できたので、帰りも歩いてホテルへ戻ることにしました。夜の「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」も、本当に素晴らしいですね。


フィレンツェは治安も良く、夜でも安心して歩くことができました。
ここに来て実物を見て感じたのは、大聖堂のドームが思っていたよりもかなり低い位置にあり、建物全体に対して非常に大きいということ。


やはり、現地で見てみないと分からないものですね。




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