【ヴェネツィア】バーカロ「Bacaro Quebrado」でチケッティを楽しむ夜。ピザで締めくくる初日の食紀行

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「10日間で巡るイタリア〜ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマ」の記事です。(8/8)

約 5 分で読めます。( 2581 文字)

はじめに

fukuhomu
ヴェネツィア1日目の夕食はバーカロでチケッティを楽しみ、ピザ屋さんをハシゴします!!
目次

夕食の時間でも明るいヴェネツィア

ご飯を食べに再び街へ

ホテルに戻って少し休憩した後は、再びヴェネツィアの街に出ます。夏のヴェネツィアは18時を過ぎても、まだまだ昼のように明るいです。

夏の18時の明るいヴェネツィア

今朝ヴェネツィアに到着したとは思えないほどの活動量ですが、それでも美味しいものへの探究心には勝てません!

バーカロで食べよう

向かったのは、バーカロというタイプのお店「バーカロ・ケブラード(Bacaro Quebrado)」です。バーカロ(bacaro)とは、ワインとおつまみを楽しむ気軽なお店のことで、ヴェネツィアならではの存在です。Quebradoはイタリア語ではなくスペイン語のようです。壊れたという意味らしく、壊れたバーカロ!?

バーカロ・ケブラード(Bacaro Quebrado)の外観

外の席にすぐに座ることができましたが、その後あっという間に行列になっていました。

ヴェネツィアは観光の街なので、観光客向けの店が大多数で、ここも例に漏れずそうなのですが……良しとしましょう!

街を歩いていると、みんなが飲んでいるこのオレンジ色のお酒。ビールよりもワインよりも、圧倒的にこちらを見かけます。

アペロール

色が派手だから目立つだけなのかもしれませんが、そんなこちらはアペロール(Aperol)です。

メニューに明記が無いことも多いのですが、大抵の場合はソーダとプロセッコ(白のスパークリングワイン)で割ったアペロール・スプリッツ(Aperol Spritz)として提供されると思います。なお、アペロールはかなり甘めなので、甘さ控えめなカンパリ(Campari)にするという手もあります。

メニューに格闘

「バーカロ」といえば立ち飲みスタイルが主流と聞いていたので、いきなり外のテーブル席に座ったのは少しイメージと違いました。食べ物もガラスのショーケースから選ぶのを楽しみにしていたのですが、どちらも予想と違って少し拍子抜けでした。

それでもメニューは本から選ぶことにしましょう。海外旅行あるあるですが、メニュー表に写真は無いので、頑張って食べたいものと文字を照らし合わせて考えます!

fukuhomu
ChatGTPを使うといい感じに訳してくれるから便利でした。そのノウハウはまた今度別の記事で…

チケッティを中心に楽しむ!

まずはヴェネツィアといえば、チケッティ(cicchetti)と呼ばれる小皿料理から始めます。「オイル漬けミックスきのこ(フンギ・ミスティ・ソットオーリオ/Funghi misti sott’olio)」です。

オイル漬けミックスきのこ(フンギ・ミスティ・ソットオーリオ/Funghi misti sott’olio)

左は「揚げモッツァレラサンド(モッツァレッレ・イン・カロッツァ/Mozzarelle in carrozza)」で、その名の通りモッツァレラチーズを挟んで揚げたパン。ヴェネツィアの定番スナックなんだそうです。チーズと一緒に挟む具が選べたと思うのですが、何を選んだのかは忘れてしまいました(笑)

揚げモッツァレラサンド(モッツァレッレ・イン・カロッツァ/Mozzarelle in carrozza)

右は「ハラペーニョのチーズクリーム詰め(ハラペーニョ・コン・クレーマ・ディ・フォルマッジョ/Jalapeño con crema di formaggio)」です。スパイシーで酒に合う!

白ワインをグラスで頼んだら、背の低い、かわいらしいグラスに入って出てきました。サイゼリヤと同じサイズ感だ……!

背の低い白ワインのグラス

ちなみにサイゼリヤはプラスチック製ですが、こちらはガラスです。空席待ちをしているお客さんにも、このグラスに同じ量を注いで無料で振る舞っていました。

こちらは「チーズ入りライスコロッケ(アランチーニ・ディ・リゾ・コン・フォルマッジョ/Arancini di riso con formaggio)」。ライスコロッケ専用の皿かと思うほど小さい皿ですね(笑)

チーズ入りライスコロッケ(アランチーニ・ディ・リゾ・コン・フォルマッジョ/Arancini di riso con formaggio)

そしてメイン料理には、ヴェネツィアの定番である「イカスミのスパゲッティ(スパゲッティ・アル・ネーロ・ディ・セッピア/Spaghetti al nero di seppia)」を選びました。

イカスミのスパゲッティ(スパゲッティ・アル・ネーロ・ディ・セッピア/Spaghetti al nero di seppia)

う~ん、これは少しイマイチだった……。とはいえ、かなりねっとりしていて濃厚さは感じました。全体的に満足のいく夕食でした!

ピザをハシゴ

先ほどまでバーカロを満喫しましたが、もう一軒行ってしまおうか~ということで、近くの「トラットリア・ピッツェリア・アッランフォラ(Trattoria-Pizzeria All’Anfora)」にピザを食べに行ってみることに。だってまだ明るいし? アンフォラとは、ギリシャ・ローマ時代にワインやオリーブオイルを運ぶために使われた陶製の壺のことだそうです。

トラットリア・ピッツェリア・アッランフォラ(Trattoria-Pizzeria All’Anfora)の外観

先ほどのお店で食べたものは野菜が少なめだったので、日本でもお馴染みの料理「カプレーゼ(Caprese)」を注文しました。

カプレーゼ(Caprese)

これが本場のカプレーゼだ!…と、言いたいところですが、カプレーゼの本場はイタリア南部のカプリ島なので、ヴェネツィアからはかなり遠いです。

ピザは「マルゲリータ(Margherita)」を選択。

マルゲリータ(Margherita)

なお、イタリアではピザの耳を残すことに罪悪感を抱く必要はありません。多くの人が残していました。さて肝心の味は、まあ、普通だったかなあ。

日本で食べられるイタリア料理って、かなりレベルが高いんだなと改めて感じました(日本人好みにアレンジされているせいかもしれませんが)。

2軒で食事を終えて、20時半のヴェネツィアの景色です。

夏のまだ明るい20時半のヴェネツィアの景色

イスタンブール経由でヴェネツィアに到着した日でもあるので、ここまで来るとさすがに疲れてきて、そろそろ暗くなってほしいと思うほどになりました(笑)

TIKIKITI AI
夜景も見たいピヨ…

ヴェネツィアのチェーン店事情

イタリアはチェーン店が少ない?

イタリア国内の3都市を回ってみて思ったのが、チェーン店の少なさです。どこに行っても大手チェーンがある日本とは大きく違うと感じました

。特にヴェネツィアは車が乗り入れできなかったり、古い建物の制約もあるのかもしれませんが、チェーン店を見かける機会は少なかったように思いました。そんな中で見かけたものをご紹介。

スペイン発祥の雑貨店ALE-HOP

こちらはスペイン発祥のかわいい雑貨を取り扱う「ALE-HOP(アレホップ)」です。雰囲気はフライングタイガーとMINISOの中間のような雰囲気です。

ALE-HOP(アレホップ)の外観

オランダのスーパー、DESPAR

そして、食料品を扱うスーパー「DESPAR(デスパール)」です。こちらは、オランダの流通グループSPARが展開するスーパーマーケットです。

DESPARの外観

日本でも、かつてはコンビニ業態として「HOT SPAR(ホットスパー)」を見かけることがありましたが、現在はファミリーマートに吸収されています。

fukuhomu
この後はホテルに戻って寝ます! また明日もヴェネツィア観光は続きます。

つづく…

この記事は連載です!

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