@fukuhomu です。何故かグループ旅行の取りまとめ役をやることが多いのですが、その時に大変重宝しております「Tricount(トリカウント)」をご紹介いたします。使い始めると、グループ旅行の精算に必須です!
画面が新しくなったので記事を書き直しました。こちらも是非どうぞ!
お金は綺麗にさっぱり精算しましょ
スマホを活用しない手はない
時間が無い人はこのツイートだけ読んでもらえればおけw
今旅行の割り勘アプリって沢山出てんのね。私のお気に入りはTricountです。
— fukuhomu (@fukuhomu) October 28, 2021
AさんBさんCさんがばらばらに払っても、支払額が違っても、まとめて最後に精算できるアプリ、それが割り勘アプリです。
もっと広まってほしい。広まって……https://t.co/v9Y7oXyBLy pic.twitter.com/GBfbTECwq4
旅行に行けば当然お金がかかりますよね。食事にホテルにレンタカー。
いちいちその場で個別会計する訳にもいかないですし、「後で精算しよう」と言っていても旅行後半になると記憶も朧げになり、どこまで精算したかも分からなくなり有耶無耶になることも…。
そんなお金の精算を解決するのがスマホのアプリ。世の中には色々なアプリが出ていますが、私のお気に入りがベルギー製の「Tricount」なので本日はそのアプリを紹介します。(日本語にも対応しています!)
お薦めした人のほとんどが感動するアプリなので、是非使ってほしいのです。
具体例で考える、こんな時どうする?
Aさん・Bさん・Cさんの3人の旅行ピヨ。前提条件は大事ピヨ。
私は3人のホテル代60,000円を払いました。3人で均等に割ります。
私は入場料を払いました。私も全員同額なので、9,000円を均等に割ります。
私は3人分のランチ代を払いましたが、金額が違うので均等に割るのは許しません。Aさんは1,200円、Cさんは1,500円、私は900円です。私が1番安いでしょ?
すると、3人の立替状況は以下の通りです。
さすがに見にくいので、相殺するとこうなります。
さて、これをいちいち電卓で計算しますか?? これをそれぞれ精算しますか???
Tricountならこうなります
そんな時にこのアプリ、Tricountを使うと更に相殺され以下のようになります。
2人から立て替えてもらってるけど、1人にだけ払えば良いから楽ちんですわ???
不安!? 検算してみましょう
でも、私は沢山払ってる気がするのに本当にこれで足りている???? 騙されてない!?
何でBさんから返済されないのかしら??? Bったら、ズルしてるわね??
じゃあ検算してみるピヨ。
Aさんの使ったお金は以下の通り。
使ったもの | 金額 |
---|---|
ホテル代 | ¥20,000 |
ランチ | ¥1,200 |
入場料 | ¥3,000 |
合計 | ¥24,200 |
対して、払ったお金が¥60,000、精算してもらったお金がBさんから¥20,300、Cさんから¥15,500なので…
60,000-(20,300+15,500)=24,200でぴったりピヨ!偶然じゃないピヨ!
同様に、Cさんが使ったお金は以下の通り。
使ったもの | 金額 |
---|---|
ホテル代 | ¥20,000 |
ランチ | ¥1,500 |
入場料 | ¥3,000 |
合計 | ¥24,500 |
対して、払ったお金が¥9,000、精算して支払ったお金がAさん宛てに¥15,500なので…
9,000+15,500=24,500でCさんもぴったりピヨ!Bさんはズルしてないピヨ!
あら……Bさんごめんなさい………
仕組みはこうなってるピヨ。CさんのAさんへの借金をBさんが肩代わりしてくれたピヨ。
そんなすぐバレるようなズル、しません。
操作方法をざっと解説
新規トリカウントを作成し参加してもらう
「新規トリカウント」=精算用のLINEグループのようなもの を作ります。
新規トリカウントが出来たら、LINE等で参加用のURLをシェアします。
出費の登録
出費が発生した都度、その出費を登録してください。
最後の精算
精算するときは、精算タブで確認し、支払います。
活用シーンいろいろ
海外旅行の場合はこちらもチェック!
レートの登録方法などのコツを解説しています。
こんな時にも使えるTricount
日々生活していればお金を立て替えたり立て替えてもらったりするシーンが沢山あります。そんな時にも便利なTricount。例えば…
- 持ち寄りの宅飲み
- パートナーとの共同生活(同棲)
- 家族間での精算
- グッズを代わりに購入
などなど。
後から分からなくなったり、請求し損ねて誰かが損してしまったり、そんなことを防ぐことができるのです。
お金のやり取りを円滑にして人間関係を良好に保つ
Tricountなどのアプリを使って1円単位で請求額を管理するのは、正直言って面倒な作業でもあります。
しかしそうは言ってもお金はお金。1銭を笑うものは1銭に泣く…と昔から言ったもので、決して疎かに扱ってはいけないのがお金です。
ただ金銭感覚も人それぞれ。「面倒だから1000円単位で良いよ」という羽振りの良いスタイルの人もいれば「きっちり精算したい」という人もいます。
そのように色々な感覚の人がいても、まずは「正しく精算することを目指す」のは全員がわだかまりを残さないための大事な営みであると思います。
友人であっても家族であっても、きちんとお金を計算することは、「借り/貸しを作らない」ということによって長期的に良好な関係を構築するための第一歩であると思うので、今回記事を書きました。(あ、飲み会とかは余程の事がなければ別に均等の割り勘でいいと思いますw)
おわり。
コメント
コメント一覧 (2件)
Tricountをご評価いただきありがとうございます!
ベルギーのスタートアップ企業に開発されたアプリで、ヨーロッパでは好評にいろいろな人が使っています。
実は、私日本に住んでいる外国人で、旅行しているときによくこのアプリを使っていました。
しかし当初は日本語対応がなく、日本の方と旅していた時にちょっと抵抗を感じていたので、日本語版の翻訳を用意させていただきました(自発的に開発者に連絡し、和訳をボランティアで作りました)。
あくまで外国人による和訳ですので、不完全なところが多少あると思いますが、
もし利用してみて、ここ改善した方がいい、などフィードバックがあればぜひともお伺いできればうれしいです!
dabikun様
コメントありがとうございます。おかげさまで便利に使っています!!
先ほど登録いただいたメールアドレス宛にメールさせてもらいました!