fukuhomuトラットリア・イ・ドゥエ・ジェーでランチ!
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅のすぐ近くのトラットリア
朝からサン・ジョバンニ洗礼堂、メディチ家礼拝堂を見学し、ちょうどお昼の時間になりました。向かったのは「トラットリア・イ・ドゥエ・ジェー(Trattoria I Due G)」というお店です。
確か……予約をして行ったと思うのですが、どの予約サービスを使ったのかは忘れてしまいました。
お店に向かう途中、街角に公衆電話のマーク? があったのですが、あれはお店で電話を借りられるという意味なんですかね?


気になりつつ、そのままお店へ向かいます。
こちらがそのお店。開店時刻に到着したので、この日の最初のお客さんでした。


英語が一番見慣れている外国語だと、文頭のIが一人称のIに見えてしまうので、「I Due G」という字面が非常に気持ちが悪く感じられますよね。
イタリア語のIは英語のTheにあたる定冠詞で、男性名詞の複数形のときに使われます。なので意味としては「2つのG」ということになります。それが具体的に何を指しているのかは知りませんが…(笑)
落ち着いた店内には、たくさんの絵やワインボトルが飾られていました。


これぞ地域に根付いたトラットリア、という感じ? なのかな!? どうなんでしょう。
食べたいもの飲みたいものを想いのままに…
前菜は生ハムメロン、そしてボトルを飲んだ分だけハウスワイン
イタリア語に英語の説明が付いたメニューブックと、しばらく睨めっこしてから食事がスタートです。
前菜(アンティパスティ/Antipasti)パートからは、「生ハムメロン(プロシュット・エ・メローネ/Prosciutto e melone)」を選びました。


メロンがね、日本のメロンとは違って甘みが穏やかなんです。甘さ控えめで水分たっぷりの爽やかなメロンを、生ハムと一緒に食べる。これがまた、美味しいんですよね。
ハウスワイン(赤)はトスカーナ名産のキャンティで、なんとボトルで出てきます。ボトルで提供され、飲んだ分だけ支払うスタイルです。単に移し替えているだけではなく、その場でちゃんと開けてくれたのですが、どういう仕組みなんでしょうね。
第一の皿はリボッリータ、リゾット
前菜の次は第一の皿(プリミ・ピアッティ/Primi piatti)です。イタリアでは第一の皿が炭水化物ですからね。日本人の感覚だと、どうしても最後に食べるイメージがあるので、やっぱり慣れないですよね。
こちらはトスカーナならではの料理「リボッリータ(Ribollita)」。


スープを想像していたのですが、パン、豆、野菜がたっぷり入っていて、水分はほぼすべてパンに吸われています。なので、スープというよりはパンで作ったリゾットといった感じ。予想とは違いましたが、味はとても美味しかったです。
続いてこちらも第一の皿パート、「ほうれん草とチーズのリゾット(リゾット・ヴェルデ・ディ・スピナーチ・エ・フォルマッジ/Risotto verde di spinaci e formaggi)」です。


まず、緑の色がとっても鮮やかで美しい! ほうれん草特有の香りとチーズの組み合わせが、とても美味しかったです。この緑を出すには、どれだけのほうれん草が入っているんでしょうね。
パンは席代に含まれていたので、一緒に食べました。塩分量がかなり少なめのパンです。


ただ、調子に乗ってパンを食べていると、この後に大物が控えているので、ここはセーブしておかねばなりません(笑)
そしてTボーンステーキ「ビステッカ」だ!
ここからメインイベントです。メニューの第二の皿パートはスキップして、炭火焼き(グリッリア・アル・カルボーネ/Griglia al carbone)パートから選んだのが、「フィレンツェ風Tボーンステーキ(フィレ側)(ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ・ネル・フィレット/Bistecca alla Fiorentina nel filetto)」。
メニューには「フィレ側(ネル・フィレット/nel filetto)」と「サーロイン側(ネッラ・コストラ/nella costola)」の2種類がありました。とはいえ、フィレ側を選んでも反対側にサーロイン側の肉も付いてくるので、要はどちらの比重が高いか、という問題です。
大胆に切られたレアの肉を、塩でいただきます。口に入れた瞬間に広がる、ワイルドな肉の旨みよ!


和牛と違ってサシが少なめで、その分、肉そのものの旨みをダイレクトに感じられる気がします。これはやはり、ここまで来て食べる価値がある一品だなあと感じました。
ちなみに、中央に写っているボトルは、飲んだ分だけ支払うスタイルのハウスワインです。
美味しいお肉でしたが、さすがにお肉だけをひたすら食べ続けるのもどうかな……と思い、付け合わせに「彩り野菜のオーブン焼き(ヴェルドゥーレ・ミステ・アル・フォルノ/Verdure miste al forno)」を注文しました。


茄子、にんじん、ズッキーニ、ミニトマトというシンプルな内容ですが、肉のお供としてはちょうど良い副菜でした。
入店時には誰もいなかった店内も、気付けばほぼ満席になっていました。隣の席では、70をゆうに超えていそうな男性が巨大なラム肉をモリモリと平らげ、デザートを食べたあとにグラッパを飲んで決まっていました。
その奥では、60代くらいの男性4人が談笑しながら食事を楽しんでいます。みんな元気で、モリモリ食べていて、いいお店です! 前日の夜は時差ボケでほとんどご飯が食べられなかった自分も、この日にはだいぶ調子が戻り、楽しいひと時を過ごせました。
ごちそうさまでした。



つづく…

コメント