






イタリア旅行に行くぞ!
行ける時に行こう
今年の大きな旅行(年に1回は行きたいという願望、家族無しだから出来るという世間の冷たい目は気付かないふりをして)はイタリアに行きたい!


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行ける時に行っておかないとこの先どうなるか分かりませんし、まあ、去年も同じこと言いましたけど。
初めてのイタリア! どこ行く?
というわけで、イタリア旅行の計画スタートです。とはいえイタリアと一言で言っても、日本と同じくらいの縦長の形をした国です。そして、イタリアは1861年にイタリア王国として統一されるまで、地域ごとに小さな国が存在していたため、地域ごとの色も根強く残っています。


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そんなイタリアですが、名所をすべて回りたい・知りたいと思っても、当然1回の渡航では困難です。できるだけ長く休みたいとは思いつつ、調整の大変さ(会社員ですし…)、や周りからの見栄え(あんまり長く休むのも目立ちますし…)とのバランスを考慮しつつ、確保できそうな日程は、海の日の3連休もフルに使った【10日間】です!






ただ、時差と移動時間を考えると、10日間あってもイタリア国内で宿泊できるのは正味7泊か8泊程度。観光は、いくら欲張ったとしても1都市に最低2泊はしないとした気になれないでしょう。そう考えると、今回の旅行は3都市か4都市が限界だと分かります。
イタリアへの行き方と、イタリア都市間の移動
しかし、行く都市を3都市に絞ったとしても、都市間の移動に時間を使ったり、移動手段が何らかの事情で運休や大幅な遅れが発生してしまっては困ります。


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イタリアの都市間には飛行機と高速鉄道の両方があるので移動手段には困りませんが、より効率的かつリスクを抑えて移動するには、どうするのが最善かが課題です。


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最初に検討したのが、イタリアにローマから入り、ローマから出るというルート。しかし、それでは1回行けば良いはずのローマに2度行くことになり、時間的なロスが生じてしまうのがどうにも納得できません。



これを解決するには、イタリアへの到着地と出発地を別々にして、旅行ルートを片道の一本道にするのが理想です。
そこで候補に上がったのが、【ヴェネツィアから入り、ローマから出る】という一本道のルートです。


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そしてヴェネツィアとローマの間は高速鉄道で繋がっているため、その途中にある都市「フィレンツェ」を旅程に加えることで、当初予定通りの3都市になります。


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これで、ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマの3都市を巡る旅行で決まりです!
利便性が高いターキッシュエアライン
ヴェネツィアから入り、ローマから出るという理想のルートを実現してくれるのがターキッシュエアラインです。往復ともに羽田発着のイスタンブール経由便となります。



素晴らしいのは、時差を最大限に活用したタイムスケジュール。金曜日の夜に羽田空港を発つと、ヴェネツィアに到着するのは土曜日の朝。


帰りもローマを夜に発てば、日本時間の翌日夜には羽田に到着します。初日は朝から観光でき、最終日も夕方までたっぷり観光できるという、詰め込み派にはこれ以上ない理想のスケジュールです。
決まった旅程
行く都市とルートが決まったので、あとはどの都市に何泊ずつ滞在するかを決めることです。
その結果、ヴェネツィアとフィレンツェは2泊ずつ、ローマは4泊することにしました。
日程 | 時刻 | 予定 |
---|---|---|
1日目 | 21:45 | TK199✈️羽田→イスタンブール |
2日目 | 04:50 | イスタンブール到着🇹🇷 |
06:50 | TK1867✈️イスタンブール→ヴェネツィア | |
08:20 | ヴェネツィア到着🇮🇹 | |
3日目 | ー | 終日ヴェネツィア観光 |
4日目 | ー | 観光後、ヴェネツィアからフィレンツェに移動 |
5日目 | ー | 終日フィレンツェ観光 |
6日目 | ー | 観光後、フィレンツェからローマに移動 |
7日目 | ー | 終日ローマ観光 |
8日目 | ー | 終日ローマ観光 |
9日目 | ー | 終日ローマ観光 |
10日目 | 19:55 | TK1864✈️ローマ→イスタンブール |
23:35 | イスタンブール到着🇹🇷 | |
11日目 | 02:00 | TK198✈️イスタンブール→羽田 |
19:20 | 羽田到着🇯🇵 |









旅の準備
ヴェネツィアで使った地図アプリ
今回の旅行で活躍してくれたのが「Moovit」です。ヴェネツィアの入り組んだ細い道を確実に案内してくれました。ただし、広告が多すぎて、無料版では正直使い物にならないため、1か月だけでも有料プランを契約したほうが良いです。


そのほか、水上バスのヴァポレット関連のアプリも試しましたが、特に有用ではなかったので、使わなくても大丈夫です。
通信環境
今回はahamoをローミングして使いました。海外旅行でのeSIMはかなり市民権を得てきたのですが、その国の電話番号がもらえるサービスが見当たらないんですよね…。



ということで、電話番号がないならahamoで十分。今回はほかのサービスは使いませんでした。
簡単なイタリア語学習
少しでもイタリア語を知っておくと、旅行中の理解度が上がると思ったので、Duolingoでほんの少しだけ勉強しました。


実際に現地でイタリア語を話す機会は1度もありませんでしたが、言葉の特徴(語順のルールなど)や簡単な挨拶を知っておいて損はないと思います。
美術館の予約
イタリア国内の著名な美術館は、今や予約が当たり前です。予約なしでは入れなかったり、入れたとしても長蛇の列に並ぶ必要があります。今回訪れた7月はイタリア旅行のハイシーズンであるため、予約枠もかなり前から埋まっていました。
そのため、美術館を訪れる方は、基本的に予約は必須と考えておいたほうが良いと思います。各施設の実際の状況については、以後の旅行記で詳しく触れていきます。
現金について
観光地では、クレジットカードが使えない場所はほとんどなく、必要最小限の現金だけで十分でした。それでも不安症の私は、多めに持って行ってしまいましたが(笑)





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つづく
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