@fukuhomu です。とても久しぶりに東京ディズニーシーに行くための準備や当日過ごした内容を書いたブログ記事です。★この記事はアトラクション・ショーのネタバレを含みます。
シー、行っちゃう?
新しい生活様式の日々を過ぎて
前回、東京ディズニーリゾートのパークに行ったのは2021年7月の頃。東京ディズニーランドでした。楽しかったけど色々と窮屈な面もあり(オブラートに包んだ表現)、気持ちはパークから遠のいていました。
東京ディズニーシーに行ったのは更にその前。しかも、アフター6で入園したり午後だけ行ったり、骨折で途中棄権したりが続いたので、最後に朝から晩まで行ったのはなんと7年前…!!!
こんなに間が空いたことは今まで無かったかと思います。色々な巡り合わせで、今回シーに行くことにしました!全力ワンデー復活です。
冒険は行く前から始まる
レストラン予約戦争
パークのレストランの予約は、1ヶ月前の同日朝9時から公式ウェブサイトで始まります。だから予約戦争は1ヶ月前から…いえ、その前にリハーサルが必要だから1ヶ月前からでは遅いのですよ。
前日までに朝9時に実際にログインして予約直前までの画面操作を実施することで、サーバの混雑具合、セッションを張った後の動き、ログイン時の挙動、PCとモバイルでの動作の差などを確認します。
そして満を持して迎えた予約当日、狙うはマゼランズです。
リハーサルの成果あり、マゼランズを無事確保! いや、そもそも予約可能な枠少な過ぎじゃと思いますけど。
冒険の装備
冒険の成功に装備は重要。自分なりに準備した装備はこれだ!!
モバイルバッテリー&SnapGrip
モバイルバッテリーはもはや誰もが考える必須アイテム。それだけじゃつまらないので、SnapGripを追加!
SnapGripはiPhoneの背面磁石「MagSafe」に取り付けられるカメラグリップ。これがあればカメラのように人差し指でシャッターが切れちゃう便利グッズ。お値段は思ったより高い装備です。
携帯扇風機
使ってるのは若い女子だけ!とか言って敬遠してませんか??? 良いんです誰が使っても。暑いのは皆同じ!!
いろんなタイプがある中で選んだのはこの子。首にかけるやつです。
ワイヤーの部分をくるくる巻いて小さく出来るのが優れているし可愛いのです。
携帯クッション
パークは「座り見のお席で〜す」と笑顔で冷たくて硬い地べたを案内される世界線なので、お尻の防衛は自己責任です。毎日のデスクワークで凝り固まったお尻は限界寸前。そんな貴方はリュックにこれを忍ばせておきましょう。
こちらは「エクスジェル モバイルクッションM」パークに持って行くにはだいぶオーバースペック感がある。(元々は職場用に買いましたw)
そして海の冒険へ
朝は忙しい
迎えた冒険の当日。モノレールでパークに向かいます。モノレールの駅から見下ろすとミッキーさん御一行もご出勤。
セキュリティチェックを受けてパーク内へ。入場してすぐに40周年記念プライオリティパス(ファストパスと呼んではいけない)をアプリから取得します。
紛らわしいのなんの、なのでここでおさらいしましょう。
名称 | 対象 | 費用 | 方式 |
---|---|---|---|
ファストパス | 一部のアトラクション | 無料 | 先着順 |
ディズニー・プレミアアクセス | 一部のアトラクション・ショー | 有料 | 先着順 |
40周年記念プライオリティパス | 一部のアトラクション | 無料 | 先着順 |
スタンバイパス | 一部のショップ・レストラン | 無料 | 先着順 |
エントリー受付 | 一部のショー | 無料 | 抽選 |
カタカナじゃなくて、時間指定優先入場パスとかでいいのに…とか言ってはいけない。ものすごい勢いで減っていくので文句を言う時間はないです。選んだのは、インディ・ジョーンズ(の乗り物)。
入場早々、マゼランズと時間が被る。が、ぎりぎり遅刻せずにつながりそう。これぞ全力ワンデー。入場したその足でそのままソアリンに並びます。
今日は平日のはずなのに混んでるな…?と気付いたのはこの時。ソアリンの並び列に心折れかけたのでここで夜ショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」のディズニー・プレミアアクセスを購入♡(俗に言う“課金”)
久しぶりのソアリンはやっぱり最高でした。
世界中を旅した後はリフレスコスでテリヤキチキンレッグと一番搾りを流し込んでニモ&フレンズ・シーライダーに。その後はインディ(の乗り物)に行き、シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジに立ち寄って……
冒険家の昼ごはん
12:40! 予約時刻ぴったりにマゼランズに到着! なんて忙しいの全力ワンデー!!!
地球儀の真下で食べるランチ。
ワインリストが無くなっても、バター追加は300円とアピールされても、テーブルのパンくずをお掃除してくれなくなっても、地球規模で見たら些細なことだと教えてくれます。
そして午後も全力で
マゼランズでお食事中にセンター・オブ・ジ・アースのディズニー・プレミアアクセスを購入し、食後にそのまま地底旅行へ。(俗に言う“課金”の2回目)
地底旅行の後に廃墟ホテル、タワー・オブ・テラーに並んでツアーに参加します。
午後の予定はただでさえノンストップで行動しているところ、40周年記念プライオリティパスでレイジングスピリッツが更に加わり大変なことにw
タワー・オブ・テラーの次はそのまま停泊中の豪華客船、SSコロンビアのバー「テディ・ルーズベルト・ラウンジ」でお酒と共に休憩を。
そしてここ最近、渋谷・宮下公園や名古屋・久屋大通など公園を起点とするビジネスに力を入れている会社がこれ以上無い場所にスポンサーとして名を載せているところを横目に…
ヴェネツィアンゴンドラも押さえつつ…
再びパークの奥地へ。レイジング・スピリッツ!プライオリティパスでも結構待つ。乗車中、ほんの少し新しいエリアを覗き見れた…!
乗車後は再びハーバーに戻ります。そして課金して押さえたリドアイルに陣取る。うん、やり切ったあああ!!
ビリーヴ!初鑑賞
リドアイル(出島)から観る
今日までビリーヴ!の曲も聴いてないし感想も読んでなかった!!! 今からやっと観るんです!!!!
19:30開演のビリーヴ!、鑑賞エリアには30分前に到着。座り見エリアはとっくに無くなっていたようだけど段々になっているリドアイルの最上段が空いていたので無事に場所確保。こんな感じの景色。
この後ろの列(最も外側)は何故か高さがここより低いようなのでご注意を。
弱みを克服してきた構造物
ハーバーショーに対しては今まで文句ばっかり言ってきたんですけど…
ハーバーショーは遠い! 小さい! 見えない!!
大きくしておきました。
ウォータースクリーンは全然見えない! 球型のスクリーンも色が薄い!!
全面スクリーンの船を4隻用意しておきました。
加えて、スクリーンは伸縮可能にしておきました。伸縮可能なので伸ばせば場面転換の際の幕としても使えます。あと「お立ち台」も付けておきました。これも伸縮可能です。
はあ、ハイスペック……参りました…。
プロメテオ&べリッシーの頃から挑戦してきた「形で何かを表現する」も今回はディスプレイの映像と国道沿いのパチンコ屋みたいな中央の構造物に振り切っています。良いですね!!
夢の再定義、そして敵は内なる自分だということ
パークのショーを細かく追ってる訳ではないのでここから先の話は話半分で…って感じなんですけども。
今回のこのビリーヴ!のショーでは「願い」「Wish」というキーワードが明示的に登場します。
これらは元々ディズニーの原点であるキーワードではありますが、今これらが強調されることは、日本においてディズニーに対するイメージとして、悪い意味で肥大化している「夢」(幼稚、怠惰、甘え、利己的なイメージを含むもの)に対するカウンターに感じました。
そう捉えると、全てのセリフが強烈なメッセージを帯びて聞こえ、と言うか個人的には耳が痛い作品でありました(笑)
象徴的なのが、今回リトル・マーメイド名悪役であるアースラは悪役として登場しません。アリエルの「人間になりたい」という願いを叶えるパートに登場するのです。
流れる曲こそアースラの悪役ソングではあるものの、話の展開的には「願いを叶えるためには(魔女と契約するくらいの)リスクも必要」と言った具合なのです。大人たち、聞いてる?
では悪役はどこにいったのか。それは内なる自分です。それを伝えるのはアラジン、デラクルスのエピソード。あ、残念ながらデラクルスは「(願いを叶えるために)どんなことでもやる男」で殺人犯なので正真正銘の悪役ですけどw
そして苦境を自らの力で乗り越えていくモアナとエルサの力強いマッシュアップでショーは最高潮に。そこに悪役を力でねじ伏せる正義のヒーローはいないのです。
ハーバーに大音量で響く松たか子さんと吉田羊さんと屋比久知奈さんの歌声が沁みる……。
初めてのビリーヴ!鑑賞、大満足だったんだけどぉ…だけどぉ……花火演出が全部カットだったの………。そこだけが苦言です(笑)
※ここまでの感想は個人の感想です。忘れてくださって結構ですw
全力で頑張った
平日だけど混んでた
感覚としてはほとんど土日と変わらなかったのではないかと。ハロウィン効果すごい。全くハロウィンを楽しむことはなかったけれど。
レストランの予約も大変だったのは、バケーションパッケージにかなりの席数確保されているのでしょうか。これからは全力ワンデーはかなりきつい時代かもしれない…。
おまけ:イクスピアリに立ち寄る
全力故に昼ご飯の後全く時間に余裕がなかったので、夕食はパーク外で。モンスーンカフェは満席で行列だったのでこちらに…
台湾のソーセージ、うまうま。
おしまいです。また7年後にお会いしましょう。
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