こんな素敵な美術館が神奈川県にあったなんて!
「横須賀美術館」は、今まで行ってなかったことが悔やまれるほどの楽しいケンチク様でした。そんな美術館を探検します。
突き抜けるようなブルーと透明感
絶好のロケーション!
横須賀美術館は、どこまでも青い空と青い海が続く絶好のロケーションにあります。
場所はとても静か。周りを大きな崖に囲まれているので、目の前に見えるのは海と空以外に道路だけです。
今日のケンチクさん、「横須賀美術館」は透明の箱のような建築です。
美術館なのに、そんな自然光入っちゃって大丈夫なの?と思わざるを得ないのですが、その真相は後々わかります。
美しい・・・。透明な見た目と細い柱が現代建築!って感じですね。
中に入る前に近づいてみると、不思議な建物であることがわかります。
四角い透明の箱の中に白い壁があって、2層になってるんですね。箱の中のお饅頭みたい(笑)
この構造を間近で見た後に遠くからもう一度見てみると、2層構造なのがよくわかります。ガラス張りでもちゃんと自然光が入りすぎないようにコントロールされてるんですね。
自然という名のアートを切り抜く
丸く切り取られた入り口から入館します。写真は入り口に向かって撮ってます。
この丸い窓は、自然と言う名の壮大なアートを切り抜きます。この面白さはカメラに収まりきらないので、ぜひその目で確かめて欲しいです。
食事中の人もアートになります(笑)
天井の窓は、自然光を取り入れます。
海を眺める屋上広場へ
屋上広場までのピクトサイン
屋上広場は景色が素晴らしいに違いない!
電話デカすぎだろwwwwwwww
絶景の屋上・・・
屋上広場へは、螺旋階段・エレベータで行けます。
広がる海と空! どーーーん!!!!
ちょっと引きで撮るとこんな感じ。下は垂直な箱なのに、屋上はぐにゃぐにゃです。
芝生が緑になったらさぞかし綺麗なんだろうなあ。
上から見ても箱の中のお饅頭状態がよくわかる。全体的にすごい薄くて、軽そう。
そういえば階段も軽そうでした。
そのほか、面白いとおもったところ
ガラス張りの美術館でもこんなに違う
見た目は透明なガラス張りでも、2層構造になっていて開口部が限られているので暗い部分もあります。
透明なガラス張り建築の美術館といえば、世界的に有名な「金沢21世紀美術館」が思い浮かべられます。
しかし「金沢21世紀美術館」外と中の差が存在しないような造りであって、横須賀美術館のように2層によって中と外が明確に区切られている造り(中から見える外の景色を絞っている)とは逆のコンセプトです。
↓【参考】金沢21世紀美術館。外と中の境目がガラス一枚。
対する横須賀美術館は、穴あきチーズみたいな窓でしか外との接点がないですね。
まとめ
…というわけで、横須賀美術館でした。
見た目が透明なのに、中は透明じゃない!というとってもワクワクする建築さんでした。
壁の円い窓から切り抜かれた海と空の景色はとても美しく、自然とアートの調和は素晴らしいですね。
都心の美術館じゃできないことを、この神奈川県の横須賀美術館で体験することが出来る!素晴らしい美術館です。
また行こう。
おしまい。
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