fukuhomu生歌・生演奏付きのセレナーデに申し込んで行きました。どんな船旅が待っているのでしょうか。
ゴンドラツアーに申し込むぞ
セレナーデにしてみる
ヴェネツィアの代名詞とも言えるゴンドラ!
ディズニーシーのみならず、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズなど、ゴンドラを使った船旅は世界中で形を変えて見られます。やはりヴェネツィアに来たら乗らずには帰れないよね、ということで、高い料金を払ってゴンドラツアーを申し込みました。



今回申し込んだのは英語のゴンドラツアーです。夕刻に設定されたこのツアーには「セレナーデ」という名前が付いていて、ゴンドラに乗りながら生歌と生演奏が楽しめるというもの。さらにお高いけれど、一生のうちにもう一度来られるかも分からないので、それにしてみました。
ツアーの出発
ツアーの集合場所に集まり、事務所に設けられたVR体験をほんの少しだけしてからゴンドラへ向かいます。ツアーは大人数で、ゴンドラは確か5名ほどしか乗れないため、5隻ほどが連なって出発します。出発地点はヴェネツィア最大の運河である「カナル・グランデ」。サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂もよく見えます。


ゴンドラツアーの実際
演奏と歌付き「セレナーデ」のはずが…!?
さて、セレナーデの実力はいかほどか? こちらはディズニーシーでゴンドリエーレの生歌を聴いていますからね。本場は違うのだろうと期待が高まります。


実際はどうだったのか。歌手と演奏者がいるのですが、1組しかいないのです、ゴンドラが5隻もあるのに。前後のゴンドラならまだしも、我々のゴンドラは少し離れていたので、まったく見えないし、ほとんど聴こえませんでしたw
「あーん、なんか歌っている人がいるなあ?」という感じです。



この特徴的な建物は「カ・ダーリオ(Ca’ Dario)」という邸宅です。


元々は15世紀ごろに建てられた建物を改修して受け継いでいるようで、その歴史のスケールの大きさには驚かされます。一般公開はされていません。
ゴンドラは路地が楽しい
ゴンドラは大きな運河から、細い路地の運河へと進んでいきます。さすがに1回くらい順番を入れ替えて、歌手が乗ったゴンドラの近くになったりしないのかな? と淡い期待を抱いたのですが、そんなことは全くありませんでした(笑)
この写真の先に歌っているゴンドラがあるのですが、写真に写ることすらないではないですかw 気を取り直して、ゴンドラ本来の船旅を楽しむことにしましょう。


そういえば、ディズニーシーのヴェネツィアを模したエリアでよく語られるのが「ここは洪水の歴史があって、ここに洪水の跡が…」という話ですが、実際のヴェネツィアでは、あの “洪水跡” がそこら中に残っているわけではないようです。どうしてディズニーシーがわざわざその演出を取り入れたのか。謎は深まる…。
こちらの大きな建物は「パラッツォ・カヴァッリ=フランケッティ(Palazzo Cavalli-Franchetti)」です。


こちらも元々は邸宅で、16世紀に建てられたものですが、現在は展示会の会場として使われており、中に入ることができるそうです。
再び「カナル・グランデ」に戻ってきて、ゴンドラツアーはおしまいです。


「本場のゴンドラツアーに乗ったぞ!」という思い半分、「これなら移動手段のトラゲットで良かったんじゃない?」という思い半分。なんだかモヤっとしたゴンドラツアーでした(笑)
天井が低すぎる水路
ゴンドラから降りて少し歩いていたら、天井がめちゃくちゃ低いゴンドラ用の運河がありました。


ゴンドラは、ゴンドリエーレに直接交渉して乗ることもできるらしいので、価格交渉に自信がある人は、こうした面白いコースを巡るゴンドラを狙ってみても良いのかもしれません。
そんなことを考えながら歩いていたら……見覚えのある姿が視界に入って……ミャクミャク!?


カバンの中に小さなミャクミャクのぬいぐるみがいるのを思い出して、記念に撮影しておきました。誰ですかこんなところにシールを貼ったのは!





つづく…

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