凍った「善五郎の滝」を見る!/「松本市歴史の里」とおきな堂のポークステーキ

この記事は…

実体験であることを保証します!

連載「寒がり冬の長野へ行くⅢ」の記事です。(3/3)

約 5 分で読めます。( 2230 文字)

はじめに

fukuhomu
冬の長野県・松本に行った話です。松本で1泊した翌日は乗鞍高原の善五郎の滝へ、凍った姿を見に行くことに。その後は「とうじ蕎麦」を食べ、松本市歴史の里とツルヤに寄ったあと、再び松本市街地へ。最後は「おきな堂」で夕食を食べて帰ります。という話を書いたブログ記事です。
目次

凍った滝を見るために…乗鞍高原へと向かう!

雪はないと聞いていたのに…

松本旅行2日目は、車で山の方へ向かいます。目指すは乗鞍高原です。スノーシューでハイキングをするオプショナルツアーに申し込んでいたのですが、雪がないということでキャンセル(雪無しでも良ければ…という話だったので)になりました。

そのため雪が降っていることは想定していませんでしたが、道を進むにつれて雪が増えていきました(笑)

前川渡大橋を渡るところ

「善五郎の滝」は歩いて15分ほど

乗鞍高原で見たかったのは、「善五郎の滝」が凍っている姿です。「善五郎の滝」専用の駐車場に車を停めれば、そこから歩いて15分ほどで滝へ到着します。

足跡でこれが道だと分かる

駐車場に車を停めて、早速滝を目指します。しかし、予想以上の雪で道は雪に埋もれていました。

善五郎の滝を示す案内

かろうじて足跡があるので、この先に滝があるということが分かりました。

善五郎の滝に向かう道が雪に埋もれている様子

雪がないと聞いていましたが、寒さ対策でスノーブーツを履いていたので、何とか歩くことができました。途中には階段や坂道も結構あります。

fukuhomu
階段を降りる際には、何度かお尻から尻餅をつきながら落ちてしまい、過去に階段から落ちて足を剥離骨折したことがある身としてはヒヤヒヤしました。

そんな道を進んでいくと、川にたどり着きます。

善五郎の滝の近くにある橋

幻想的な雪が積もった橋を渡ると、ほとんど雪と氷に覆われた川が見えてきました。

善五郎の滝の近くで少し見えた水面

そして対面! 凍った「善五郎の滝」

そしてその先には、7割ほど凍った雄大な滝が現れました。

凍った善五郎の滝

真冬にはすべての水が凍るそうですが、まだ時期が早いため、水が流れている部分もあります。

凍った善五郎の滝に水が流れている様子

この流れる水の姿もまた素敵でした。真冬には滝の近くまで寄れるそうですが、今の時期に近づくと足元が割れて滝つぼに落ちる危険性があるとのことで、今回は遠目から楽しむことにしました。

近くの階段を上ると、少し上から滝を眺めることができます。

階段の上から見た凍った善五郎の滝

しかし、階段を降りる際に再び尻餅をついてしまい、これ以上は無理をしない方が良いと感じました。装備がしっかり整っている人や足元に自信がある人でない限りは、おすすめできない道です。

滝を見た後は、また元来た道を戻ります。

善五郎の滝から駐車場に戻る道

雪が積もって足跡が消えてしまったら帰れなくなるかと心配しましたが、幸い足跡はしっかりと残っていました!

あたたかい蕎麦を食べる!

そば処 合掌で「とうじ蕎麦」体験

昼食は、近くの趣のある大きな建物の蕎麦屋さん「そば処 合掌」さんでいただきます。

そば処 合掌の外観

この地域で伝統的なそばの食べ方である「とうじ蕎麦」を初めていただきました。

そば処 合掌のとうじそば

「とうじ」とは「投じる」という意味で、もりそばを籠に乗せてお鍋に浸し、温めて食べる料理です。

そば処 合掌のとうじそば
とうじ蕎麦
TIKIKITI AI
こんな感じで蕎麦をしゃぶしゃぶするピヨ
そば処 合掌のとうじそばでとうじかごにそばを入れたところ

暖かいおそばとたっぷりの野菜を一緒に楽しむことができ、大満足の一品でした。

一緒に天ぷらもいただき、こちらも美味しかったです。

そば処 合掌の地場産旬菜天ぷら
地場産旬菜天ぷら

松本旅行ラストスパート

松本市歴史の里で建物を巡る

無事に山を下り、市街地へ戻ってきました。まだ帰りの電車まで時間があったので、「松本市歴史の里」を訪れることにしました。

旧松本区裁判所庁舎

松本市歴史の里は、松本市や下諏訪町にあった近代の貴重な建物を保存している野外博物館です。東京にある「江戸東京たてもの園」に近い雰囲気の施設ですね。

1番のメインは、重要文化財に指定されている「旧松本区裁判所庁舎」です。この建物はもともと松本城の二の丸御殿の位置に建てられていました。

創建は1908年(明治41年)です。和風建築の裁判所で、中の展示では法廷を覗くことができます。さらに、被告人として法廷に立つ体験も可能で、「母親を殺した罪」として死刑宣告を受けるというシュールなシミュレーションがありました。

旧松本区裁判所庁舎の法廷の中の展示

なかなか物騒な博物館ですね(笑)

その隣には「旧松本少年刑務所独居舎房」があります。

旧松本少年刑務所独居舎房
fukuhomu
冬の松本の気候も相まって、寒々しい……

ポップな雰囲気で「独房体験」をおすすめされますが、実際はかなりヘビーな内容です。

旧松本少年刑務所独居舎房の独房体験をおすすめする案内

この建物は1953年(昭和28年)に建てられ、昭和50年代に独房が畳敷きに改装されたそうです。

旧松本少年刑務所独居舎房の独房の中 床が畳敷きになっている

1番奥にあるのは、下諏訪町にあった「旧昭和工業製糸場」です。1995年(平成7年)まで操業していたそうです。

旧昭和工業製糸場

実際に機械が稼働していた様子は、ビデオで見ることができます。釜でお湯を炊くと建物全体にその蒸気が行き渡り、湯気が立ち上る様子は、まるで建物全体が生きているかのようで、とても興味深かったです。

旧昭和工業製糸場

そして、こちらは「工女宿宝来屋」です。諏訪や岡谷の製糸工場に向かう工女たちが大勢宿泊していた宿だそうです。

工女宿宝来屋
TIKIKITI AI
ついついおトイレはチェックしちゃうピヨね
工女宿宝来屋の厠

ツルヤでお買い物

松本市歴史の里を見学した後は、お馴染みのツルヤで買い物をしました。大体お目当てのものは決まっています。

ツルヤ なぎさ店

夕ごはんを食べて帰る

再び松本市街地へ

松本駅近辺に戻ってきて、夕食を食べてから帰ります。もうすぐ閉館する松本パルコの最後の姿を眺めてきました。

松本パルコ

ポムジェ シードル アンド ボンボンでシードルを飲む

信毎ビルでは軽く1杯ということで、シードルの立ち飲みをしました。甘さ控えめでとてもおいしかったです。

ポムジェ シードル アンド ボンボンのシードル
樽生シードル

おきな堂で夕ごはん

そして、松本最後の夕食として「おきな堂」さんに行きました。開店の少し前に到着したので、並んで入りました!

おきな堂の外観
TIKIKITI AI
海外のお客さんが大人数で予約してたみたいで店の前に大勢でいたピヨ

野菜料理としてフレッシュサラダをいただきましたが、左奥に写っているバルサミコのドレッシングがとても良かったです。

おきな堂のフレッシュサラダ
フレッシュサラダ

メイン料理には、名物とされているポークステーキをいただきました。

おきな堂のポークステーキ
ポークステーキ

かなりボリューム満点で、おいしかったです。

新宿へ!

そこから松本駅まで歩き、ちょうど良い時間に到着しました。ここから新宿方面へ帰ります。

松本駅の0番線ホームを示す案内

楽しかった松本旅行はこれでおしまいです。今度は温かい時期に来たいですね(笑)

この記事は連載です!

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