JTBのツアーで行く黒部峡谷トロッコと雪の大谷ロードへ
ツアーに全部お任せ♫
今回の旅は「名湯宇奈月温泉に泊まる立山黒部アルペンルートと黒部峡谷トロッコ電車2日間」というJTBのツアーに申し込んでいます。
トロッコ電車は予約が大変だったり、アルペンルートは各交通機関のチケット手配に加え、ダムの向こう側に自家用車を送らないといけないなどの準備が必要ですが、ツアーであればすべてお任せできるので非常に楽でした。
実際に行ってみて、これはツアーの方が絶対に良いなと感じました。個人旅行派の方も、行かれる際はツアーも選択肢に入れることをお勧めします。
バスと新幹線で宇奈月温泉まで
新幹線は上田駅まで、その後はバス!
東京駅から新幹線に乗り、上田駅からはバスに乗って移動します。
本日の最終目的地は宿泊先である「宇奈月温泉」です。本来は新幹線で宇奈月温泉の近くまで行けるのですが、ツアーの予算の関係上、上田駅からバスでの移動となりました(笑)
バスで日本海側を通り、宇奈月温泉を目指します。
マリンドリーム能生
昼ご飯で、こちらの道の駅に立ち寄りました。新潟県糸魚川市にある「マリンドリーム能生」です。
お昼ご飯はエビとカニがのった海鮮丼とカニ汁です。全く期待していませんでしたが、そこそこおいしかったです。
こちらのドライブインでは、カニが売りで、バケツに入ったカニをワイルドに食べるのが名物のようです。少しお店を覗いただけで、客引きが賑やかで大変でした。
カニを食べる時間は無かったので、こちらの「大糸チーズ」というローカルなお菓子を買いました。冷凍されたチーズケーキです。
この後、再びバスは出発します。目指すは黒部峡谷のトロッコ列車で、本日の旅行のハイライトです。
黒部渓谷トロッコ電車に乗車!
宇奈月駅を散策
マリンドリーム能生から1時間ほどで黒部渓谷トロッコ電車の始発駅に到着です。
今年のお正月に起きた地震の関係で、まだ一部の線路が復旧していないことから、猫又まで行かず途中で折り返しとなります。
宇奈月駅の脇から見下ろした川の景色は、とても素晴らしかったです。
宇奈月から出発進行
それでは宇奈月からトロッコ電車で出発します。
トロッコ電車には観光用の車両と普通の車両があるようで、観光用の車両は窓が何もないタイプです。雨が降ると吹き込んできてしまいます。元々は発電所建設のためのものでした。
トロッコから見る景色は、ほとんどが進行方向右側です。
音がとても大きくて、思っていたのとは結構違い、なかなかワイルドな乗り物でした。途中にはいくつか駅があり、関西電力の発電所関係の方は実際にこちらに通勤しているようです。
自然豊かな渓谷を進む
宇奈月駅から出発して、最初の駅である柳橋駅には、中世の城のような外観の発電所(新柳河原発電所)が見えます。
トロッコの走行中、音声で見所を全てガイドしてもらえます。声のガイドは、富山県出身の室井滋さんです。
こちらの湖がうなづき湖です。
反対側に見える建物は「とちの湯」という温浴施設です。
電車はトンネルすれすれに進むので、絶対に顔を出さないようにしましょう(笑)
森石駅は、宇奈月から2つ目の駅です。
森石駅の近くには、「仏石」と呼ばれる名物の見所がありますが、うまく写真を撮れませんでした(笑)
森石駅の次は黒薙駅です。ここまで約25分かかります。
黒薙駅は、黒薙温泉の最寄り駅なので、こちらで降りる乗客が数名いました。まさに秘境にある温泉です。
スケールが大きな橋や発電所を間近に見る
黒薙駅を出てすぐに「後曳橋(あとびきばし)」という黒薙川を渡る橋があります。こちらは沿線で最も急峻な谷にかかっている橋で、高さは60メートルあります。とてもスリリング!!
トロッコが走っているところを撮りたかったですが、自分が乗ってしまうとその姿は当たり前ですが撮れません(笑) 一番よく撮れたのがこれ⬆️でした。
途中にある大きなダム(出し平ダム)はかなり見ごたえがありました。
黒部川第二発電所は水流がとても激しく、見ているだけでも少し怖いくらいでした。ここをボートで下ったらどうなるのだろう、という妄想を勝手にしていました(笑)
猫又駅で折り返し
猫又駅から先は復旧工事がまだ終わっていないため、ここで折り返しとなります。折り返し地点では降車できなかったので、そのまま乗車して宇奈月温泉まで戻ります。
行きは進行方向の右側に座ったので、帰りは逆側の席に座りました。(来た線路をそのまま戻るため、帰りも逆側の席に座っても進行方向は右側になります。)
帰り道は景色ではなく、トロッコ電車のガタガタと揺れる音や感覚を楽しもうと思いました。
往復2時間弱のトロッコの旅は、宇奈月駅に戻ってきて終了です。今回の旅で最も私が楽しみにしていたのはこのトロッコなので、無事に来られて本当によかった!
この後は、宇奈月温泉で本日宿泊するホテルにそのまま行きます。明日の朝も早いですし、本日の観光はこれで終わりです。
つづく…
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