忙しい人のための弾丸香港ディズニーランド #d_advent

この記事は…

実体験であることを保証します!

約 12 分で読めます。( 6643 文字)

はじめに

クリスマスまであと少しピヨ!!

ということで、この記事は「ディズニー関連ブログ アドベントカレンダー2015」の12月18日の参加記事です。

dpost.jp / ウォルトの作りしディ...

一記事で旅行記を完結させるので、かなり長いエントリになりますが、お付き合いくだされば。

さて去る11月のある日、僕は思い立って日帰りで香港ディズニーランドへ旅行してきました。

動機はいつもの、「ついカッとなって」です。

出勤日⇒休日⇒出勤日というただの単休だったのですが、「1日しか休みがなくても行きたいなら行くしかないじゃない?」って自分に言い聞かせてカラダ張って行く事を決意し、出発2日前のお昼休みに飛行機を取りました。

今回は、忙しい人でも1日でパークを楽しむことが出来たことを記録する旅行記です。

「仕事が忙しくて海外パーク行きたくても香港ですら行けない・・・」という人の希望になれば幸いです。

目次

旅行計画

旅行データ

日程:2015年11月19日~11月21日(機内泊)
航空券予算:往復3万5000円程度
宿泊:深夜便利用の機内泊のためなし
利用航空会社:バニラエア(成田発着)

この日程に向いている人とは?

まず前提として、「休みが取りにくいので、旅行をするのはいつも弾丸!」という人向けの内容であります。

つまり行動スケジュールとしては結構タイトに詰まった内容になるため、それなりのバイタリティが必要になります。

上記日程では3日間となってますが、19日の退勤後その足で空港へ行き飛行機に乗り香港へ飛び、20日に遊んでその夜の飛行機で21日の早朝帰国⇒そのまま出勤、というスケジュールでしたので、「そんな体力ないよ・・・」という方には不向きかと思います。

とはいっても本当に行きたいと思ったら人間何とでもなるもんで、機内やちょっとした空き時間に居眠りすることを心がければ案外平気なのかもしれません。

また、この弾丸旅行におけるコストパフォーマンスに関しては期待しないほうが良いです。

直前に取ったからというのもありますが、航空券だけで往復3万5000円というのは日帰り旅行にしてはかなり高いですよね。。。

LCCなら飛行機と宿泊で3万円を切るのが香港のスタンダードになりつつありますので、こういった点でコスパを気にしない人には向いていると思います。

というわけで休日なのに忙しい香港旅行の始まり始まり!

NRT⇒HKG

夜の便で香港へ

17時に退勤した僕は、その足で成田空港へ。

出発はLCC専用ターミナルとしてオープンした、成田空港第3ターミナルから。なるほど陸上競技トラック。

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バニラエアの20時40分発香港行きに乗って香港へ向かいます。

羽田空港からも23時台、深夜1時台の香港行きのLCC(香港Exp.)が飛んでいるので、時間に余裕を持たせるならそちらを選ぶのもアリですね。

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飛行機に乗り込んで居眠りしてたらあっという間に香港です。LCCには機内エンターテイメントはありません。

仕事上がりで疲れているのであれば、機内は眠るに限ります。

この便だと香港到着が深夜1時なので、空港からの電車は動いておらず、ほとんどのショップやレストランもクローズしています。

移動手段は深夜バスかタクシーしかありませんが、この時間からホテルを使うのも何だかもったいない話ですので、空港内で過ごすのが現実的でしょう。

Plaza Premium Loungeで夜を明かす

香港国際空港は大きなハブ空港のため夜中でも人通りが多く、治安が悪いわけではないのでロビーのベンチで仮眠を取っても問題はないです。実際そうしている人は数多くいますし、ベンチも多いので座れないことはまずないです。

クレジットカードのステータス要件を満たしている人やプライオリティ・パスのメンバーシップを持っている人は、到着ロビー1階にあるアライバルラウンジ、Plaza Premium Loungeを無料で利用できます。

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到着ロビーのエアポート・エクスプレス駅の直下に位置しており、軽食やドリンクを頂けるのはもちろん、シャワーやWi-Fi、コンセントも無料で利用できます。

シャワーにはタオルも用意されているので余計な荷物はナシでOKです。

今回はプライオリティ・パスのカードを持っていたため、こちらで朝まで居眠りさせてもらうことにしました。

ちなみに最大3時間までの利用と言われますが、かなり空いている上にスタッフも長時間利用者を追い出している様子はないので、よほど迷惑じゃない限りは居座れるんじゃないかと思います。(笑)

ちなみに、対象クレジットカードやプライオリティ・パスを持っていない人でも、有料にて利用自体はOKみたいです。

シャワーと数時間の休憩が出来るプランなんかもあるようですので、多少お金かかってもラウンジで朝まで過ごしたい!って方はカウンターにて問い合わせてみましょう。わざわざホテル取るよりかは安いはず。

香港ディズニーランドへ

バスとMTRでリゾートへ

朝6時ごろから空港の交通機関は動き始めます。香港ディズニーランド・リゾートは空港からかなり近いところにあるので移動もラクです。

まずはエアポート・エクスプレスの乗り場カウンターでオクトパスカードを購入します。これがあるだけで交通機関の乗継がスムーズに出来ます。デポジット込みで150ドルでした。

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空港のバス停からS56ルート東涌駅行きのバスに乗り、東涌からMTRで香港ディズニーランドへ簡単に行くことができます。バスが急行だったためか空港からの移動時間30分程度しかかかりませんでした。

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空港からリゾートまでの移動に関しては、さっとくんの記事にて書かれています。

7時半ぐらいに空港を出て、あっという間にHKDL到着です。この時点で朝8時、開園は10時ですので見てのとおり誰もいませんでした。時折キャストとすれ違うぐらい。

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香港ディズニーランドホテルでMagic Access購入

パークオープンまでまだまだ時間ありますので、歩いて香港ディズニーランドホテルへ。プロムナードのBGMを聴きながら歩いていくのでそれだけで楽しいです。

ロビーには立派なクリスマスツリーがありました。10周年のエンブレムも取り付けられていますね。

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ホテルのデスクではパークのチケットももちろん買うことが出来ます。「宿泊者じゃないビジターだけどチケット買える?」ってキャストさんに訊いてみると、快くOKしてくれました。

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今回は先日の料金改定で値下がりしたMagic Access(年間パスポート)のゴールドカードを購入しました。まぁ安い航空券取れればまた来るでしょうということで。

何よりこの弾丸旅行が成功すれば何度かカッとなるだろうという思いもあったのかもしれません。(笑)

ゴールド年パスのお値段は1888ドル。だいたい3万円ぐらいで年末年始と旧正月の期間のみ入園がブロックされますが、商品や飲食の割引率はプラチナとほぼ変わりない(一部除く)ので、モトは十分取れると思います。

今のデザインは香港ディズニーランド10周年のロゴも入ってます。

パークで遊ぼう!

香港ディズニーランド・フォトレポート

ここからはパークでの1日を撮った写真と共にダイジェストで紹介します。

パークは10時にオープンですが、実際もう少し早くゲートは開いて、タウンスクエアまでは入ることが出来ます。

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既にミッキーとミニーのグリーティングも行われていました。

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まずは始まったばかりの10周年イベントのコスチュームを着たお二人に10周年の祝辞を。

この時ファンタジーランドのグリーティング施設がリハブ中だったため、結構な待ち時間になっていたようですが、朝イチはそこまで並びませんでした。

Festival of the Lion King

軽食を取ったりパークを散歩してから、大好きなショー”Festival of the Lion King”を観賞しました。

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何度観ても最高です。オーランド版も久しぶりに観たくなります。僕のお気に入りのシーンは、Can You Feel The Love Tonight?のシーンです。

10周年記念ショー

お昼頃、10周年を記念したアトモス規模のショーがキャッスルの前で始まります。

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10分程度、香港ディズニーランド・バンドとミッキーたちが演奏に合わせてゲストとふれあいを楽しみます。

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本当に小規模ではありますが、10周年のテーマソング、”Happily Ever After”のバンドアレンジも聴くことができますよ!

Mickey and the Wondrous Book

この記事を書いている時点でも調子の悪い”Mickey and the Wondrous Book”ですが、残念ながらこの日もメンテナンスでクローズしていました。

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マーメイドラグーンシアターがリニューアルした時もそうでしたが、最新の舞台装置を入れるとしばらくは安定しないのでしょうか。(笑)

これが目的の一つだったのでちょっと悔しかったですが、「まぁまた来れば良いや」って開き直れます。そう、年パスホルダーならね。

とにかく、早く安定して欲しいですw

Fairy Tale Forest

昨日12月17日にオープンしたニューアトラクション、”Fairy Tale Forest”、この時はまだ囲われていました。実際に見に行くのがとても楽しみですね。

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Mickey’s PhilharMagic

“Mickey’s PhilharMagic”、東京にもあるアトラクションですが英語で聴いてナンボだと思ってます。

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東京もヘッドフォンで良いから英語対応してくれないかなぁ。

Flights of Fantasy Parade

デイ・パレードはもうおなじみ、”Flights of Fantasy Parade”を観賞。

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Mickey’s Soundsational Parade

秋にアナハイムで”Mickey’s Soundsational Parade”を観てきたのもあり、共通のテーマ曲をまたパークで体感できたことが嬉しかったですね。

Big Grizzly Mountain Runaway Mine Cars

グリズリー・ガルチの”Big Grizzly Mountain Runaway Mine Cars”にももちろん乗りました。

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シングルライダー利用で乗り場まで0分待ち、通常スタンバイでも20分待ちでした。

Mystic Manor

そして目玉アトラクションはやはり”Mystic Manor”。何度乗っても飽きの来ないダークライドです。こちらも15分程度並んで乗ることが出来ました。

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途中でコースが分かれるシーンがあるのでループ必須です。何回ループしても楽しめます。そしてアルバートがやっぱり可愛い。

Explorer’s Club Restaurant

夕飯はずっと行きたかった”Explorer’s Club Restaurant”へ。牛肉の入ったフォーと、10周年のデザートセットを食べました。とても美味しかったけど量が多かった・・・。

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クリスマスツリー点灯式

日が暮れると、タウンスクエアのクリスマスツリーの点灯式が行われます。

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セレモニーを行うのはアナとエルサ。

生歌によるFrozenの楽曲ライブと共に、エルサの魔法でクリスマスツリー、そしてメインストリートUSAが輝きだします。プロジェクションがスゴイ。

Disney’s Paint The Night Parade

そして夜のお楽しみは、”Disney’s Paint The Night Parade”!20分前に行けばタウンスクエアのかなり観やすい位置を取れます。

僕はアナハイムのほうを先に観ているので、元祖がショボく感じるんじゃないかとちょっと不安でしたが、全然そんなことなくとっても楽しかったです。

ショーモードがいつの間にかなくなっており、通過版になってしまったので確かに少し物足りない感はあるかも知れませんが、香港でも最高にアガる楽曲と光のパレードを楽しめるのには違いないです。

広東語版のWhen Can I See You Again?も必聴(?)ですよ!!w

ちなみに、ショーモードなき今、かつてショーで使われていた(?)アイテムであるペイントブラシが半額で投げ売りされています。(笑)

Disney in the Stars

パークの一日を締めくくるのは花火、”Disney in the Stars”です。

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こちらも10周年を機にキャッスルへのプロジェクション・マッピングが導入され、より魅力的にリニューアルしました。

この花火だけは場所取りに本気出す必要があります。見えると思って取った場所に、ショースタートしてから目の前に人がたくさん割り込んできて子供を肩車・・・などありえない話ではないので、確実に見える場所を確保しましょう。(笑)

プロジェクションもInside OutやBig Hero 6の映像が出てくるので、映画が好きな人にもオススメです!

僕の好きなシーンはムーランですね。

そんなこんなで、花火が終わると香港ディズニーランドも閉園時間です。(とはいっても20時半過ぎなのでかなり早い時間ですが・・・)

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楽しかったパークとお別れし、香港国際空港へ向かいます。

帰りも東涌経由で、来た時とほぼ同じルートを使って空港まで行けるのでラクチンです。

帰国便は深夜2時出発なので、閉園が早い香港パークで1日遊んでも焦る必要は全然ありません。

チェックインを早々に済ませ、出発ロビーのラウンジで食事をしてから帰りましたとさ。

まとめ

1日だけの休みで香港へ行く!って言うと周りからマジキチ扱いされますが(笑)、総合的に見てこのスケジュールでの弾丸旅行はアリだと思います。

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今回はパークでやりたいことを欲張らず、ピンポイントに絞って行ったことや、空港のラウンジで使えるプライオリティ・パスを持って行ったこともあり、タイトなスケジュールではあれどそこまで疲れることはありませんでした。

ここまで書いてきたフォトレポートはダイジェストであり、その他にもスペース・マウンテンやスモールワールドなんかにも乗っていますし、一通りパークを楽しむには十分すぎるほどでした。

基本的に空いている香港パークだからこそ出来る弾丸旅行だと思っています。

クリスマスの飾り付けがされてBGMが流れているのに、30度まで気温が上がるほど暑いという香港の気候も、日本では体験できないことだと思います。(笑)

日々忙しい人も、海外旅行なんか出来ないなどと諦めずに、弾丸で気軽に香港へ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

香港なんてすぐそこ!!日帰り旅行は可能です!!僕が証人です!!!

おまけ

キャストのコスチュームにもクリスマス

パークで見かけたキャストのコスチュームにも、クリスマス期間はワンポイントのクリスマス飾りが付いています。

主にグリーティング施設のキャストが付けているようで、人によって付けているアイテムが違うのでチェックしてみてください。

とても可愛らしく、キャストによってはオシャレなアレンジを加えている人もいましたので、一緒に写真を撮ればちょっとしたクリスマスの記念になるはずです。

長文旅行記にお付き合いくださり、ありがとうございました。

皆さんも素敵なクリスマスを過ごせますように。

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